先日、私の仕事上の関係者、
宮田さん(仮名)が、
「 見て欲しいと写真があるのですが・・・」
と言いながら、
スマートフォンを差し出してきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
液晶画面を覗き込むと、6人の男が並んで写っている。
全員がニコヤカに笑い、思い思いにピースポーズをしたり、
隣の人と方を組んだり・・・
かなり盛り上がっている雰囲気。
どうやら、飲み会の集合写真のようだった。
ただ、この写真を見た瞬間、
その楽しそうな光景とは裏腹に、
何やら不穏で恐ろしい気配を感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
この時点では、スマフォ画面を一瞬見ただけで、
この写真の細部までは見てはいない。
一瞬、遠目で見る限り、
ごくありきたりの飲み会で撮った写真に過ぎない。
でも・・この時点で、宮田さんがどうして、
私にとって、
何の関係もない記念写真を見せてきたのかが解かった。
一瞬、私は寒気を感じた。
そして、内心で思った。
厄介な写真見せやがって・・・
この、宮田さん、
実は、以前にも厄介な事を言って来た事がある人物なのです。
以前、このブログに書いた、
「 白兎・開かずの間に潜入 」
という記事の登場した人物です。
この男、以前、怪しい宗教に引っ掛かり、
その宗教の霊能者と称する人物に
「 仏壇を焼き払わないと災いが起きる 」
と、そそのかされて、
自分の実家にある先祖代々の仏壇と、
神棚を焼き払ってしまった大バカ者です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
私は、いままで自分が関与したりアドバイスしたりした
人の事は、このブログには一切書かないようにして来ました。
たとえ、個人を特定できないように脚色したとしても、
私を信用して、秘密を話してくれた
人に対して罪悪感を感じるからです。
私の場合、本人の承諾を得ない限り、
徹底して「 体験談 」とか、 個人的な事例 」
を書かないようにしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
ただ、宮田さんに限っては、例外です。
なぜなら、Mさんは、私にとって
「近付きたくない人間」だからです。
これには、色々な理由がありますが、
それはさて置き、
彼は、友達でもなければ、同僚でもありません。
仕事上、止むを得ず付き合っているだけの人物です。
この、宮田さんが、殺気を感じる写真を、
私に見せてきたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
彼は、毎度の如く、
暗い表情で、事情を語り出した・・・
数日前、中学時代の同窓会に出掛けた。
同窓会の後、仲の良い6人が一緒になって
二次会に繰り出した。
カラオケボックスに6人程が集まり、
懐かしさもあってかなり盛り上がった。
そのとき、参加者全員が集合して、記念写真を撮った・・
その後日、その中の一人、E君が、
この写真をフエィスブックで公開した。
この写真をアップしたところ、
写真を見た数人の人間から、
E君にメッセージが送られてきた・・・
「 宮田君の後ろに何かヘンなモノが写ってる・・・あれは何だ・・・ 」
恐~ィお話になってしまった・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_nomal.gif)
あまり見たくなかったが、
彼が差し出したスマホに顔を近づけて
液晶画面に表示された画像を覗き込んだ・・・
ヤバイ・・・・と思った。
写真には、男6人が並んで写っていた。
彼は、中央、一番後ろの場所に立っている。
彼の肩の後ろから、
不気味な人間の腕が真上に向かって出ていた。
衣服を着けていない状態の、
肩から手のひらまでの人間の腕 だった。
その姿は鮮明だった。
頑丈そうな腕で、それは、どう見ても男の腕に思えた。
彼は、身体を正面に向けず、顔だけを正面に向けていた。
腰を少しばかり曲げるような格好で、
少し歪な体勢を取っていた。
そのような条件下で、
腕だけが彼の背後から不自然に突き出ていた。
その状況からして、
彼の後ろに人が隠れる事は不可能な様子であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
普通、こういう写真は、例外を除いてほとんどの場合、
「心霊写真」ではない。
光の屈折や、反射、その他諸々の偶然が重なって
奇怪なモノが写りこんでいる場合がほとんどです。
ホントウの心霊写真など、千件に1件位のものです。
もし、あったとしても、
誰が見ても明白な、鮮明な姿で写真に写っている事は
まずありえません。
鮮明な写真ほど心霊写真の可能性は低い。
彼の差し出した写真には、人間の腕が、
誰が見ても明らかな形で写りこんでいる。
普通なら、笑い話で終わってしまうような写真ですが・・・
この写真は尋常ではなかった。
強烈な「 不気味な風 」を発していた。
トリック写真でも、光のイタズラでもない・・・
タダならぬ気配を感じた・・・
このような強烈な写真を目の当たりにしたのは初めてであった。
私が関わってしまうと危険であると本能的に感じた。
あまり、じっくり観ては危険だと思った。
ヘタに意見を述べたり解説したりして、
首を突っ込んでしまうと、
私に何らかの害が及ぶ可能性があると感じた。
じっくり観ているようなフリをして、
意図的にその部分を見ないようにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
この写真を見た瞬間、一瞬感じた事は、
1・・ この写真に写る腕は、この場所に関係する霊のものではない。
2・・ この不気味な『人間の腕』は、宮田さんに関係する霊の腕であり、
・ 他の仲間とは無関係である。
3・・ 宮田さんは多くの魔物・奇神・邪霊を寄せ付けている。
だだ・・
この事は彼には言わなかった。
私にどうする事もできない事を言っても
何の意味も無いと思えたからです。
「 これは、近くにいた人の腕が、偶然、光の屈折で、
カメラのレンズに写りこんだだけだと思いますよ・・・ 」
と、彼に説明して誤魔化した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_angry.gif)
宮田さんは、いろいろな
霊を寄せ付けやすい体質であった。
その背景には、多くの要素が複雑怪奇な形で絡みあう。
ただ、多種多様な複雑な要素( 因縁 )を一つずつ分析
して、そのカラクリを解明することは不可能。
どんな人間でも、何らかのマイナス要因 ( 悪因縁 )
を持っている。
ただ、それらの悪い要素の一つ一つを
潰して行こうと努力しても、何の解決にもならない。
それは、太平洋を手漕ぎボートで横断しようとするようなもの。
彼の 「 霊 」を寄せ付けやすい体質の背後には、
彼自身の 心のあり方 」「 気質 」
が大きく関与している。
「 悪因縁・悪業を払い除ける 」的な心構えで
「 闇 」を追い払おうとしても、
闇を消し去る事はできない。
「 闇 」を消し去る方法は唯一つ、
自分自身が「 光 」を放つ。
これ以外の方法は存在しない。
これは、他力に頼ってどうなるものでもない。
彼は、いつも暗い顔をしていた。
彼の発する言葉は、いつも、「 ひと言多い 」
彼は、いつも決まって、最後に
「引っかかる言葉」を付け加える。
彼は、常に丁寧な喋り方をした。
ただ、その丁寧な言葉は、
それをを聴かされた人に不快感を与えるものであった。
例えば・・・
仕事上の話で、
「 何々は、このように処理すればよかったですよね 」と、
彼に対して、再度、確認の意味で、念を押したとします。
そういう時、彼はこう答える。
「 はい、仰るとおりです・・だだ・・・・・
目上の方に対して大変失礼な申し上げ方ですが・・・
この事は昨日既に、お話した事であると思うのですが・・・ 」
彼の言葉は、常に丁寧だが、
常に引っかかるモノがある・・・
「 はい、そうです 」と、ひとこと言えば済むはずだが、
不自然な言葉で、大袈裟な回答をする。
彼自身は、こういう口の利き方が「 誠意ある応答 」
と信じているようで、
悪意がある訳では無い。
こういうのを、、「 慇懃無礼 」、、とうのだろう。
言葉は丁寧だが、丁寧さの裏に、
相手を、バカにしたような雰囲気を含んでいる。
こういう物言いをされると、
「 単純な言葉 」より、
遥かに大きな不快感を覚える。
捻くれ者の私としては、こう云う場合、
腹を立てても何の得にもならぬ・・・
無駄な時間とエネルギーを使いたくない・・・
相手になるだけバカらしい・・・
と思って、いつも聞き流すだけです。
しかしながら、
私のように捻くれていない正直な人間は、
彼に「慇懃無礼」な物言いをされると、カチンと来る。
それ故、彼は客先や、取引先でよくトラブルを起こす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
彼は、生真面目な性格だった。
責任感が強く、正義感もあり、
必要以上に些細な事に拘りを持つ性格だった。
義理堅い性格で、曲がった事が嫌い、
ズルイ事をして要領をカマしたりすることも無い。
老人を労わる心があり、
道で困っていそうな老人がいると、心配して、
仕事中で気忙しい状況でも、声を掛けたりする。
ホンの些細な不正も絶対に行わない。
真面目で、責任感が強くて、礼儀正しく、丁寧な言葉使い。
こういう 「 善人 」ほど、
落とし穴にはまってしまう危険性が高い。
穴に落ちてしまった場合、
穴の中から助け出す事は、不可能に近い。
このような人間は、一般論として、
非難されたり、問題を指摘されたりするような
対象にはなりにくい。
ここに落とし穴が存在する。
彼は幼い頃から、
一撃を浴びせられような経験をした事は
一度も無かったのだろう・・・
一度も修正さる事もなく、
歳だけとってしまったのだろう。
それらの「独善的な習性」は、
それを「水戸黄門の御印籠」にして来たのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
彼は、善良な人間である。
でも、どこかが歪んでいる。
これが、「 善人が陥りやすい、落とし穴 」
こういう落とし穴にハマッた人間には、
独特の 「 暗い影 」が出来る。
この「 暗い影 」をもつ人間は、
邪霊・奇神・魔物を寄せ付け易い。
「 類は類を呼ぶ 」とは、まさしくこの事である。
彼のモノの見方、人との接し方、人生観は、行動は、
結果的に「 自虐 」であるような気がする。
「 自虐 」は、「 自己処罰 」を誘発する。
彼は、心の奥底で、自分で自分を処罰している。
その裏には、「 罪の意識 」が横たわる。
その、「罪の意識」の源は、
彼が先祖から遺伝的に受け継ぐ「 因縁 」に因るものである。
「 因縁 」とは、言葉を変えれば 「 課題 」である。
彼は、生まれてから、成長していく過程で、
家庭的な問題で「課題」が課せられていた。
(この辺の事情は書く事はできません・・)
彼の場合、この「課題」を、
ひがみ、嫉み、嫉妬、皮肉、暗さ、被害者意識、・・・
それらの「 暗い要素 」で隠蔽して来た。
その隠蔽を、更に・・・
「 生真面目 」「 不自然な礼儀ただしさ」
という鎧( ヨロイ )でガードした。
その事が、魂に‘ 隙 ‘(スキ)を作っている。
大きな‘ 隙‘ があるため、
怪神・魔物・浮遊霊が、簡単に入り込んでしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
彼は、今まで、何をしても常に不運の連続であった。
同時に、彼は頻繁に事故を起こした。
毎年、必ず1~2回は自動車で事故を起こす。
クルマ同士の接触事故・・・
自転車との接触事故・・・
畑の中に突っ込んだり・・・
追突されたり・・・
たて続けにパンクしたり・・・
あるときは、
走行中、突然マフラーが外れて、走行不能となったり・・
そんな信じられない事が起きた事もある。
何ゆえ、彼にこのような事が起きるか?
これは、彼のもつ
「 暗い心 」
「 ひとを見下した傲慢で無礼な態度 」
「 思いあがった未熟さ 」
「 善良であるという誇り 」
が彼遺伝的な要素と絡み合い、
彼独特の「 下地 」( 雰囲気 )を形成させ、
これらの「 下地 」が、
それと性質を同じくする、
「 邪霊 」や 「 奇神 」「 不成仏霊 」
を引き寄せるのです。
その結果・・・
彼が潜在的に持つ、マイナス要素 ( 悪因縁 )
が昇華されることなく、増大している。
彼の背後に映っていた気味の悪い腕の正体は、
彼が以前、関わった事のある人物の霊。
その人物は、交通事故で亡くなっている。
この人物は、彼にとって他人であり、
特別に深い付き合いがあった訳でもない、
ひょっとすると、
彼の記憶に無い程の付き合いだったかもしれない。
にも関わらず・・・何故か、彼の背後に出てきている。
こんな事は、まず有り得ない事である。
彼が怪しい霊能者にそそのかされて、
先祖代々の仏壇を焼き払ってしまった事も、
負の連鎖のなかの一部分であり、
そこれは、そういう怪しい人間を「 引き寄せた 」のであり、
突発的な原因で悪循環が始まった訳ではない。
これも、彼が自分に課した
「 自己処罰 」であり、
自分にとって不利な選択、不利な願望 、不利な言動、
を、無意識のうちに選択しているのである。
この連鎖のなかで、このような奇怪な事に
巻き込まれているのだと感じる。
こうなると、悪循環を止めることは至難の技となってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
彼の歪な言動、不運や、怪奇現象・・・
それらの「 悪循環 」の源は、
「 自己処罰 」なのです。
自己処罰???
サッパリ意味が解からない・・・・
と、思われるかもしれません。
アメリカの精神身体医学の大家、
カール・オーガスタス・メニンガー博士
(Karl Augustus Menninger、1893年 ~ 1990年)
の著書、「 おのれに背くもの 」。
この本には、興味深いことが書かれています。
メニンガー博士によると・・・
不運や、不測の事態、災難、などは、ほとんどの場合、
外部的要因によるものではなく、
自己の潜在意識が、
他人に自分を虐待するように仕向けている。
その結果として、自分に不運や逆境が引き寄せられる。
その苦しみに耐え忍ぶことによって、
自分を納得させている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
これ、即ち 「 自己処罰 」
メニンガー博士は、こういうパターンの人間を、
「 不運を嘆く一群 」と呼んでいる。
不運・不幸・災難 ・・・
これらを引き寄せる要因は、ほとんどの場合、
「 自分の深層意識 」が関与している。
天罰など有り得ない。
彼が、日常的に連発する、
「 丁寧すぎる失礼な言葉 」の背景には、
「 無意識 」の領域に横たわる、
自分にとって不利な状況を望む願望が糸を引いている。
その結果、善良で、真面目な生き方をしているにも関わらず。
不遇な立場に追い込まれる。
同時に、邪霊・・奇神・・悪霊・・不成仏霊を引き寄せ。
不可抗力の不運の連続。
彼は、まさに魔物の温床状態になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
彼は、多くの人の心に暗さを振りまき、
他人を不愉快にさせている。
同時に、自分自身も、常に不運や、災難の連続である。
なぜ、彼はこのような状況を自らが
引き寄せているのか?
それは、彼のなかには、
彼以外の、意識(先祖の霊)が同時進行していて、
その意識を昇華させる事が出来ていないからだ。
彼の、育った家庭環境には、込み入った事情があった。
更に、さかのぼれば、彼の先祖にも込み入った事情が多くあった。
人間の運命は、遺伝的な要素が大きい。
「 家系は繰り返す 」
彼の家系は、彼と似たようなパターンの人生を
歩んだ者が多く存在しているはずである。
肉体的な遺伝・・霊的な遺伝・・先祖の行動や思考の連鎖 、
これ、即ち、 「 原因 」。
それを再現させる事が 「 結果 」。
この2つの要素をひと言で言うと 「 因果 」
仏教で云う 「 因果報応 」とは、かなり意味が違う。
仏教示唆する「 因果報応 」の考え方は、
釈迦の説いた、偉大な教義であり。
宗教の根幹を成すものである。
ただ、そのなかには、
先祖からの連鎖(霊的要素)の真相が含まれていない。
その辺の、区別をハッきりさせないと、
いくら慈善を成しても、
いくら清く正しく生きても、
霊的要素に振り回される。
この事は、私が今まで多くの人を観察し、洞察した結果、
確信した事であり、机上の理論ではありません。
悪い霊的要素は、
それを他力で消し去る事はできない。
もし、霊能者がこれを怪力て追い払ったりしたとしても、
また、別の霊的要素が入り込んで来るだけである。
そうなったら、また、霊能者に追い払ってもらわなければならない。
結果、このひとは、霊能者にすべてを支配され、
運命の奴隷と化してしまうだろう。
霊能者、や、拝み屋さんは、
決して、悪意を持って、意図的にやっている訳ではないが、
結果として、自分に依存して来る人間を養成しているのです。
( なかには、悪意をもってやっている人もいる。
・ その最たる例がOーmの夜腹 )
人の持つ「 因縁 」は、複雑怪奇に絡み合っている。
それは、例えて言えば、
多くの細い糸を螺旋状に編み上げて造った、
太い紐のようなモノである。
その一本一本を根元までたどる事は不可能である。
悪い因縁を打ち消す為に。
「 欠くあらねばならぬ 」
「何々をしてはいけない 」
「 何々しなければいけない 」
と自分に言い聞かせる・・・
このような修練は、
バケツを使って、池の水を空にしようとするような行為ではなかろうか。
力めば力むほど、執着が強固なものになってしまう。
各論には有効だが、総論には通用しないと思える。
因縁(課題)を、超越す方法は、だだ一つ。
「 自己の生命は『神の分霊』である事を悟る事 」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
これが出来た時、「 自己改造 」などという問題ではなくなる。
自然に、自分にとって最善の願望が湧き上がる。
最善の願望は、最善の行為を生み、
「最善の行為」は、、「最善の結果」を発芽させる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
この循環こそが真の意味での
「 因果報応 」であるはずだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
悪あがきはしません ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
この境地を音にすると、
南無阿弥陀仏 ・・
南無妙法蓮華経 ・・
アーメン ・・
となるのではないだろうか?
人間の内には『 神 』が存在する。
神は、外にいるのではない。
運の良い人、幸福な人生を歩む人、
これらの人に共通する絶対原則は、
「 自己の内なる神を知り、大切にしている。 」
これ、即ち、 「 ホントウの自分に背かない 」という意味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
ひとりの人間が、
この世に生を受けた事の目的は、唯一つ。
「 自己の生命は『神の分霊』である事を悟る事 」である。
善良な人間であるにも関わらず・・・
彼の身体は、悪霊や、不成仏霊の温床になっていた・・・
彼の映った写真の、背後ある不気味な人間の腕は、
紛れもなく、
彼にすがって寄って来た不成仏霊そのものだった。
彼の身体には、これ以外にも2~3の霊が出たり
入ったりしているように感じる。
前にも述べましたが、
仏教で言うところの「 因果報応 」と
霊的な 「 因果 」を混同してはいけません。
彼は、決して悪い人間ではない。
むしろ 「 善人 」なのである。
真面目で、責任感が強く、正義感があり、
不正な行いは絶対にしない。
義理堅い性質で、世話好きで、親切。人情もある。
年寄りを労わる心が強く、
老人に対しては異常なまで親切心を持っている。
しかしながら、大きな欠点があった。
「 丁寧すぎる無礼な言葉 」を発するため、
接する人に不快感を与える。
( その要因は、自己処罰 )
「 暗い雰囲気 」を発して、まわりの空気をドンヨリさせる。
外見から見ると、この2点が彼の最大の欠点だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/angry.gif)
彼の行動を、仏教でいう「 因果報応 」と照らし合わせるならば、
1・・「 真面目で、責任感が強く、正義感がある。」
・ ↓ ↓
周囲から人望厚と信頼を集め、多くの人から慕われる。
2・・「 世話好きで、親切、 年寄りを労わる、 」
・ ↓ ↓
ひとに親切を与えると、それはやがて自分に戻って来て、
幸福となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/angry.gif)
となるはずだが・・・・
彼の場合、この2点、どちらも当てはまらない。
彼の現実は・・・
私生活での友達は一人もいない。
嫌われてはいないが、多くの人から敬遠される。
お金に恵まれていない。
仕事上、大きな失敗をよくする。
家庭問題が多く、夫婦仲、親戚仲がうまく行っていない。
子供のことで大きな問題を持っている。
頻繁に災難に襲われる。
毎年1回は、必ず自動車事故を起こす。
不運・不遇の連続
どうした事だろう・・・
「 因果報応 」は机上の空論なのか???
なぜ、因果の法則が機能しないのか?
この不可解な現象を説明しようとする時、
「 霊的因果 」
「 自己処罰 」
の言葉が出てくるのです。
彼の、性癖
「 悪意は無いが、無意識に、ひとを不愉快にさせる言葉を発する 」
を分析するなら、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0156.gif)
嫌味のある言葉を吐いて人を不愉快にさせる。→ 原因
・ ↓
人から敬遠され、不当な評価を受ける。 → 結果
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0152.gif)
正当な評価をされないので、精神が不安定になる → 原因
・ ↓
大きなミスをしたり、交通事故を起こす。 → 結果
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0152.gif)
暗い心 → 原因
・ ↓
暗い環境・運命を引き寄せる → 結果
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
彼の欠点を、因果の法則で説明するなら、
このようになるはずです。
ならば、なぜ・・・
短所にのみ因果の法則が機能するのに、
彼の長所のすべての部分に対しては、
「 因果報応 」が機能しないのか?
彼の性格に欠点があったとしても、
「 因果報応 」を大局的に当てはめるなら、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0152.gif)
親切・善意・善行
・ ↓ ↓
幸運
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0152.gif)
トータルとして、彼は幸運な生活を送る事ができるはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/angry.gif)
でも、現実はその反対です。
彼は不運の連続、
邪霊や、悪霊、浮遊霊に振り回されている・・・
なぜ、このような事になってしまうのか?
ここからが、「 霊的な因果 」
「 霊的因果 」とは、言葉を変えれば、
「 原因の‘ 原因 ‘ 」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
1・・・彼は、怪しい霊能者の言葉を信じて、
先祖を祀る仏壇を捨ててしまった・・・
2・・・この「 原因 」の 「 結果、」として、
悪霊・邪霊・浮遊霊を寄せ付け易くなり、
不運の連鎖が始まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/angry.gif)
これがこの件に関する 「 因果関係 」
ならば、
何ゆえ ・1・のような「 愚かな気持ち」が湧いてきたのか?
これが、 「 原因の原因 」
人間の考える事、思う事、それは一見、
大脳による「 理論 」に因るもに見えますが、
実際は、そうではないのです。
「 フト、思いつく 」
「 フト、感じる 」
根本的には、
この ‘ フト ‘ が人間の感情や行動を支配していのです。
この、‘ フト ‘ がなければ恋愛などできません。
芸術も、文学も、音楽も感じ取ることはできませ。
この、 ‘ フト ‘がなければ、新しいモノなども生まれません。
「 フト思いつく、ふと感じる 」これが
「 原因の原因 」なのです。
これこそが、「 霊的因果 」
即ち、彼の場合、
全ての出発点であるところの
「 霊的因果 」に、大きな問題があるのです。