真面目にやります。
商売上手な韓国人は、風呂敷一枚のスペースを見つけると、路上で商売を始める。
裏の畑で採れた、わずかばかりの作物を並べて、商いに精を出す。
その日の売り上げはわずかばかりでも、現金収入は有り難い。
いつか、自分の土地の上に店を建て、独立することを夢見ながら働き続ける。
屋台の様な小屋を建てれば、まずは、成功の第一歩である。
軽トラックで乗り付けて、商売をするものも多い。
運良く、店をオープンしても、さらに、立地の良いところへの進出を目指して、日夜、商売
に余念がない。
品揃えの豊富な、万屋的小売店は、庶民の買い物には無くてはならない、韓国の風物で
ある。
然し、最近では、スーパーと言う形式に変りつつあり、近代化が進んでいる。
とうちゃんかあちゃんの経営する、安くて親切な庶民的な店が少なくなることは、寂しい
ことであるが、これも、時代の流れと言うものであろうか。
最近は、外資系、民族系のコンビニの進出が激しく、ますます競争に晒されるようになっ
た。然し、賢い韓国の消費者が居る限り、庶民の店が無くなることは無い。