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日本語論78 口語文章、文語文章

2018-08-18 | 現代日本語百科
日本語の文章はどのように書かれてきたか。わたしたちの祖先は文章をどう書いたか。話し言葉と書き言葉とするが、そのそれぞれに文章があるということか。口語文、文語文という区別は近代になって意識されてきたのは言文二途のことからであるから、それをさかのぼって口語文章、文語文章をとくに示すものはない。文語文章が代表して日本語の文章であったのである。 しかし、実はここに日本語文章を明らかにしようとすると、文学作品には文章体である物語文学、説話文学などの作品に、随筆、日記、紀行などの文章を見ることになる。そしてこれらの和文には話しことばのもとになる句が認められる。歌句、唱句、佳句があり、歌説話、歌物語に和歌文学はその背景となる。そしてさらに、説話には漢文訓読の日本語文章があった。漢語を用いる文章は書き言葉としての伝統を持つことになり、それは漢学の才として官吏の教養であった。文章語は明治以降、近代社会に脈々と受け継がれて文語文と口語文の境界を形作った。 . . . 本文を読む

夏が暑くなるのは

2018-08-18 | 木瓜日記
ヒートアイランド、都市化、urban heat island, UHIと言う。直訳すると、熱の島であるが、これは気温分布を描いたとき、等温線が都市を中心にして閉じ、ちょうど都市部が周辺から浮いた島のように見えることに由来する、と、ウイキペディアに解説する。都市温暖化または都市高温化のことだと言う。>「都市の気温が郊外に比べて上昇している」ことが初めて発見されたのは、1850年代のロンドンとされている。イギリスの科学者・気象研究者であったリューク・ハワード(Luke Howard)は、当時産業革命により著しく発達していたロンドンの気温が、周辺地域よりも高くなってきていることを発見した。 . . . 本文を読む