現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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日本語教育の語彙4

2018-08-12 | 日本語教育
言葉で世界を切り取ると、タイトルにある。言葉が違えば、物理的には同じであっても、見方、切り方が違ってくると説明する。水の例を挙げると、日本語では、水と、湯と、使い分ける。意味成分によって、言語の彼我を知るというわけである。また、食肉の例がある。フランス語の椅子の分析を、構造意味論、アルグリダス・グレマスによって紹介する。意味成分の一覧表を作ってみるとわかりよいということである。 . . . 本文を読む

大衆演芸

2018-08-12 | 話芸の会・話芸の探究
大衆演芸という語は、大衆演劇と置き換えられる。演芸場が大須演芸場と名前があるように、寄席など、演芸場で開く。世界大百科事典内の演芸場の言及  【演芸】より  …演芸という言葉が一般化した明治から大正にかけては,歌舞伎を中心とする演劇および下座音楽を使った寄席(よせ)でおこなわれた演芸に対して用いられていたが,今日では演劇以外の雑芸を指す言葉として使われるのが普通で,〈演劇〉と区別されている。歴史的にみると,興行取締りの面でも両者は区別され,1921年の警視庁の〈興行場及興行取締規則執行心得〉は,演劇を見せる劇場に対して,〈演芸場とは主として講談,落語,浄瑠璃,唄,音曲等を公衆の聴聞に供する常設の場所〉とし,さらに軽業,曲芸,奇術等の技芸を上演する観物場をあげている。この演芸場と観物場とで上演される芸目を合わせたものがほぼ演芸の内容といえよう。 . . . 本文を読む

帰省に、省みるは

2018-08-12 | 思い遥かに
連休の帰省がニュースとなる。民族移動だとか、列車、交通機関の混雑には高速道、飛行機旅行なども加わって、そのターミナルには家族連れがにぎわう。車の移動が渋滞情報で、便利になって刻々と伝わる。混雑解消は程遠いが、これもお盆の帰省ラッシュのこととなった。かつては列車の切符を買うのに徹夜待ちの行列ができて帰省当日の乗客をさばききれずに、駅に人があふれた。いまもその状況に変わりはなくとも、切符を手に入れて、目指す列車に乗るには、切符が取れるという、コンピュータ予約でさまざま、良くなった模様である。ふっと、中国の帰省客の様子が思い出された。春節の移動はどこでも、北京駅、西安駅、上海駅と、それを目撃し、1984年からのこと、駅舎内、行内の張り付いた人、人、人広場で待つ人、人、人、それこそ列車に乗り込むのは大きな荷物と人のぶつかり合いであったから、あれから30年を経て、少しは変わったろうか。それはまさに人の上を歩くようにして、目的の列車に近づいたものだった。軟座の通り道は別にあって、そこをかき分けていくことだった。日本の帰省客も中国の帰省客もシーズンに現れでてくるのは、思いは同じであるから、風物誌となる。 . . . 本文を読む