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日本語教育の語彙3

2018-08-11 | 日本語教育
語彙を語の一つ一つで議論すると、日本語教育の語彙は、語と意味の関係を考える。意味の難しさ、第1章に、単語の意味を中心として、意味とは何かについて考える、これが語彙論であると規定する。語を単体で考ええるのではなくて、語のグループでとらえると言語研究の議論を述べて、語の一つ一つを考えるとして、色彩語彙、温度語彙、身体語彙、親族語彙にグループをとらえているのを紹介している。部分体系ごとの語彙の一端を、できるところで、国際レベルで理解しやすいように模索していく、という解説は、何かわからないが、まあやってみようということなのだと、語の意味を語の意味で説明しないやり方、成分の分析を、意味成分として行う。意味成分をこれは語彙論、意味論としている。意味論では、語の意味を意味の成分あるいは意味の原子要素 semantic components or primitives へと分解する成分分析 omponential_analysis の手法がとられるので、その方法を言う。 、 . . . 本文を読む

人と支配者

2018-08-11 | 木瓜日記
日本をつくってきたもの、それは精神世界の背景となったもの、それはなんであるかという思い。思いやりの精神というのは、実質、日本人に備わったとする理由はあるのか。人を思いやることと言ってみて、それはどうすることなのだろうかと思う。たどれば忖度の文字に思いやりとフリガナをするものがあったりするので、日本語の思いやりに漢字の辞儀を当てて考えてきたのであろうかと思う。孔子の教え、論語で学ぶ仁は人が備えるべきものとして、忠、恕、信、愛、克己の表れを解説する。それをまた、  >忠恕 忠とは自己の良心に忠実なこと(真心)で、恕は他人の身になって考える同情心(思いやり)である。忠を欠いては自律的道徳は成立しないが、忠だけでは独りよがりになる危険がある。忠と恕が一体となって、はじめて仁となる。というふうに、日本語では敷衍されて、解釈を持つ。良心に忠実であることと、思いやりである。さてそこで、仁を説いたのは人間としての道であるが、それはまた君子について述べたものであったから、理想の王となる学問であったか。 . . . 本文を読む