現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

政治の嘘は

2017-06-22 | まさごと
政治における、高官の行政上のやり取りが表ざたになって、収拾がつかなくなっている。つまり、官僚が守秘すべきものを、それは高度な機密事項でも何でもない、部下同士が確認してメモをとするようなものであるが、メモリーがコンピュータとなり、その電子情報の記録となっては、公開するものでないはずのものが共有するという名目で保存され、それを持ち出すことは、脳内言語のやり取りを暴露するようなもので、それこそ、メモが独り歩きをする。ある省の最高事務レベルの担当者が退官後に喋々として自らの責めを負うことなく、省庁の内部を言い立て始めてから、その役所は崩壊を始めている。次々とそのおしゃべりに付き合い始めたからであるが、そこに増幅される文書の持ち出しは政治の道具となって不必要な言葉を重ねて繰り返し検証という名のもとにゆがめられていく。ネット上に飛び交うことばが、それを用いることで実証とするような状況である。 . . . 本文を読む

なぜ同音異義語が多いのか。

2017-06-22 | 日本語の謎、なぞ
同音異義語がある、という現象は、言語によって見られる。ことばと意味内容が対応していて、発音形式による違いを一つ一つのことばが表わされることは望ましいことである。しかし、発音と文字にかき分ける組合わせがあると、その言葉をすべて異なる発音形式で書き表わすことが困難であることは容易に想像がつく。 もちろん、言語によって発音を形式とするためにその違いを持たせているが、言語接触が起こると、それぞれの体系に影響して、それを書き表す工夫があることになる。その言語にとっての正書法として確立する。 例えば、漢字は文字が言葉そのものとしてあらわされて、漢字一文字に意味があるので、その数を常用する漢字およそ6000文字に対して発音の区別をもたせているが、そこには漢字数がおよそ5万文字に対しての発音を区別して持たせることになる、 また、英語ではラテン文字26文字を連ねてことばを書き表している。いずれも同音異義語が生じている。 日本語は仮名文字に音韻をもって、発音の別として表わしてイロハ47字を組み合わせている。そこで、漢字など外来語音を入れて仮名文字を工夫して、濁音符、細字にして、発音を書き表そうとしてきている。洋語などの取り入れには、いまも発音の表記としての片仮名文字を用いて音韻とし、拡大50音図を示すことになる。 日本語音韻が母音で構成する開音節、連母音の現象であることから、外来語音をその音韻で書き表そうとしてきたが、おのずと、漢字外来語をその発音のままに、音韻による文字意識の工夫によって、中国語通りに音読みすることができずに日本語発音に直している。この時に、漢字表記があるので意味の違いを知ることができる。 漢字の発音は日本語発音となって慣用的に単純化して同音を生じている。その文字を組み合わせた熟語を表記そのままに、一方で音節構造を変えて発音を日本語化しているので、結果、同音異義語が多く生じてしまっていても、意味内容を捉えるには表記によって、ことばの衝突を起こしても使いわけることができるようになっている。 . . . 本文を読む

日本語とはどういう言語か

2017-06-22 | 本を買いました
本を買ってしまった、しまったというのは、もう買うことがないだろうと、買わない、買うのをやめると言ったような思いが、この3か月であるが、買わないわけではなくて、買ってしまって、しまったというわけである。しかしそうまでして何を買ったのか。駅前のゲートタワ-8fに上がったのが、どうにもならない、御託があるわけでない、ごたごたいうのはさておき、石川九楊全集の1冊を見つけてしまった。手にしたのは、3巻:日本語とはどういう言語か 言語論 である。もう一冊、5巻:漢字がつくった東アジア 東アジア論 が書棚にあった。言語編を購入した。これはいままで、この著作、著者のものに多く親しんだ内容のものであろう。標題の、日本語はどういう言語か、という問いに対して。石川九楊氏のいうところは、それは、日本語とは漢字と平仮名と片仮名という三つの文字を使う、世界に特異な言語である、という一言に始まり、またその一言に終わる。 . . . 本文を読む

ネットコミュニケーション

2017-06-22 | 日記
10年前のバトンゲーム、ネットコミュニケーションの類かと、ネットは遊びだったのだが、検索をしてみて、5年前の番組の記事が出てきた。曰く、つながり依存症、とか。 No.3262 2012年10月22日(月) “つながり”から抜け出せない 〜広がるネットコミュニケーション依存〜 http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3262/index.html . . . 本文を読む