フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

リンドウ

2020-10-16 | ガーデニング

いつしか庭に咲いているリンドウが満開になってきた。

5裂した筒状の花の形といい、濃い藍色の色あいといい、秋の深まりを感じさせてくれる花だ。

竜胆や巌頭のぞく剣岳 (水原秋桜子)

中国では、古くから知られる熊胆(くまのい)よりも、さらに苦いという意味で「竜胆」と名付けられた。

リンドウの全草は苦く、特に根は大変苦くて薬用になる。

ホスタの花はやや見苦しい種だけになり、盛夏の雄ヤマユリも種が稔るのを待つだけとなった。

これは色が薄い青色の品種

リンドウ(竜胆)

学名:Gentiana scabra var. buergeri
その他の名前:ササリンドウ、疫病草(えやみぐさ)
リンドウ科  リンドウ属


センブリ~昔からの生薬

2020-10-15 | ガーデニング
庭のあちらこちらで、ごく小さくてかわいいセンブリが咲いている。
この雑木の庭で自生に咲いている花だ。
 
 
昔からの民間胃腸薬で、全草が非常に苦く、煎じて「千回振出してもまだ苦い」ということから、センブリと名付けられたとか。
 
 
光に敏感に反応し、十分な光が花に当たらなければ、花びらを開いてくれない。
どうも今年はきれいな写真が撮れないな。
 
 
ゲンノショウコ、ドクダミと共に日本の三大民間薬の一つとされている。
 
 
薬としての働きは試したことがないので分からないが、庭のあちらこちらで、この小さな花が健気に咲く姿を見ると、「今年も秋が深まってきたな」と実感させられる。
 
 
 
センブリ(千振)
リンドウ科 センブリ属の二年草
学名:Swertia japonica Makino

東ガーデンの切り株を切る

2020-10-14 | ガーデニング

今日(10月13日)も晴れていい天気になった。

北ガーデンのハウチワカエデの葉が1枚だけひときわ赤くなった。

今日も東ガーデンの整備作業を行う。

目障りな切り株を処理していこう。まずはこのカワラダケの生えた大きな切り株を切る。

樹木は根の部分が固く、なかなか簡単には切れない。やっと半分を切ることができた。

残り4分の1まで切り進める。

4つの部分に分けて切り終えた。

これが無くなると少しすっきりしたかな。

続いて右手に見えている、株立ちのウワミズザクラの切り株だ。

これは、一つずつ切り分けながら切り進めることにしよう。

周りの株を切って、最後に残った太い切り株。

細かく切り分けてやっと切り終えることができた。

これで今日の庭作業を終えることにしよう。

二つの切り株を切り取って、少し見栄えが良くなったかな?

と言ってもまだまだ沢山の切り株が残っているな。

中ガーデン西側に生えているタカノハススキの穂が開いてきた。


アサギマダラ~森~スノーフレーク~夕暮れ

2020-10-12 | ガーデニング

昨日、台風14号が通り過ぎて、曇りから少しずつ晴れてきた。

庭を散歩しようとしていたら、ガレージを出たところに生えているブッドレアにアサギマダラがやってきた。

これで、今年は3回目だ。同じ個体なのだろうか。

何度見ても見飽きないほどの美しさだ。

おおらかに翅を広げて蜜を吸っている。雨が続いたのでお腹が減っているのだろうか。

長く咲き続けるシュウメイギク

ヤマザクラが紅葉してきた 風でだいぶ葉が散ってしまった。

森の中を歩く

紅葉・黄葉が少し始まった。

野生のムラサキシキブ

ツリバナの紅葉はピンク色だ。ウォーキングに気持ちの良い道。

午後から、スノーフレークの植え付け作業をやる。

東ガーデンの「計画・道」の南北両側に植える。

植穴20㎝を掘るのが一苦労だ。というのも、こうなる前は、ここに縦横に色んな根が走っていて、それらを鋏と鋸で切り取らねばならないからだ。(スマホ撮影)

ひどいピンぼけ写真になってしまった~これ1枚しか撮らなかったので仕方がないか。

作業が終わると夕暮れが近づいてきた。

オオカメノキが少しずつ色づいてきて、裾野に夕日が射しこんできて美しい。

今日も一日が終わろうとしている。心休まる美しい時間だ。


東ガーデンの整備

2020-10-10 | ガーデニング

雨が降り続いて、全く庭仕事ができない。おかげで体をゆっくり休めることができる。

今日は、この間進めてきた東ガーデン作りについて、まとめておこう。

 

これが、「計画している道」で、ナイロンの紐を張っている。幅1.7mぐらいの案だ。こちらが西の端になる。

全体的に南・西傾斜しているので、何かにつけて作業がやりにくい。

「計画している道」の中には、手前にはアヤメ、その向こうにアキチョウジ~スズラン~バーベナボナリエンシスなどが植わっている。

ちょっと見苦しいが、道の北側法面の草と雑木を伐採したところ。

これは「道」の東端から見たところ。ご覧のように、樹木の苗木が結構生えているので、これらも伐採・移植しなければならない。

西端~東端まで、ざっと27mほどある。伐採した切り株も残っていて見苦しい状態になっている。

これは、とりあえず、植えてみた苗。

ゲラニウム・プラテンセ・ダークレイター、エキノプス、ツルバキア・シルバーレース, 

ミューレンベルギア・カピラリス

アンチューサ・アズレア・ドロップモア

花友さんから頂いたクロフウロ

これらを「道」の南側に植えている。

ルドベキア・マキシマ~花友さんから頂いたもので、南ガーデンに植えていたものを移植した。

これは、ニッコウキスゲの苗、種を取り播きしたら、発芽してくれた。~花が咲くようになるまで何年かかるのだろうか。

ルピナスの発芽~これも花が咲くまでには時間がかかるだろうな。

大体こんなところだが、この秋にやっと作業を始めたばかりなので、これから何年かかるかわからないが、気長に庭造りを進めていくことにしよう。