5時半に目覚めると、なんとなく暖かい。外気温は10度もある、室温20度、湿度48%。
明るくなってきたが、どんよりした曇り空のため、庭の紅葉はさえない。午前中、フルートの練習をする。ロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオ、アルテ21課のトリル練習をする。曲はビゼー「アルルの女 メヌエット」、バッハ「ポロネーズ」「メヌエット」「パディヌリ」とソナタBVW1033をざっとやる。
昼から、KITAHOさんがやってきた。手には、ヌカの袋を下げている。「これ何ですか」と聞くと、「土壌菌を使って堆肥を作りましょう」という。どうするのかと後についていくと、森の中に入っていって、枯れ葉や朽ちた木を掘り返し、白くて薄い土壌菌を掘り起こすのだという。植物は、生育する土壌にある土壌菌が分解する栄養素で成長しているので、その土壌菌で堆肥を作ると、育ちがいいとのこと。
鉢に入れたヌカに分量の四分の一程度の水を入れ、
採ってきた土壌菌を入れて揉みほぐす。
作業はそれだけでいいそうだ。雨に濡れないところに置いておくと、土壌菌の力でヌカが発酵すれば、出来上がりだ。それを堆肥として使うと、この土地に生える植物の育ちがものすごくいいとのことだ。
その後、部屋に入って庭作りの話などをする。そろそろコーヒーを飲みましょぅか、となって世界的コーヒー銘柄の「GEISHA」を、持ってこられた特製焙煎機で焙煎していただくことになった。
やや深く焙煎し、直ぐに笊に取る。豆の表面は脂でつやつやしている。煎りたてのコーヒーの香りがなんとも言えない。
それを挽き、淹れる。煎る、挽く、淹れるの「三立て」だ。
コーヒーは火が入った炉端でいただこう。さすが「GEIHA」だ、コクが深く、スッキリしたというか、秋の空の様にキリッとしているというか、純度が高い味わいだ。コーヒーをいただきながら、夕暮れが近づくまで、墨と硯の話などに花が咲いた。
帰り際に、「ちょっと乗ってみますか」と誘われて、村の中をBMWでぐるっと一周回っていただいた。スピード感と轟音はさすがである。
KITAHOさんが帰った後、しばらく炉で焚火を楽しみむ。暗くなったので、部屋に入り夕食作り。今夜は、久しぶりにカレーライスが食べたくなった。畑で採れたてのナスビ、ピーマン、ズッキーニのトッピングが平凡なカレーに新鮮感を与えてくれた。
秋の素敵な日々を送っておられますね。
毎日のフルート練習の積み重ね、
とってもうらやましいです。
大好きなアイルランド民謡。懐かしいです。
ロンドンデリー・エアのデュエット譜があるんですね。
デュエットは、出だしが肝心ですね。
ピアノの伴奏もいいけれど、合奏はもっと素敵!
弦楽器など、通奏低音が入るとプロっぽいです。
ガーデニングにコーヒー、炉でのお茶。
ああ、素晴らしすぎる秋の日ですね。
お料理もさることながら わたしはついお皿に眼がいってしまいます、、
薬の影響か きゅうに コーヒーがおいしくなくなり、、でも きっと 山栗さんや
KITAHoさんの コーヒーなら
うなるほどに おいしいでしょうね、、
深まりゆく秋の庭での焚き火はいいですね。
Bluebellさん、ご一緒に二重奏できる日が訪れるのを楽しみにしています。
オレンジの模様は、葉ではなく、ズッキーニの実の先に残っている花なんですよ。
身体が回復していくまでのしばらくの間、コーヒーの味は我慢我慢。紅葉を眺めながらいで湯に浸かるというのはどうですか?