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映画感想のブログ!!
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『呪 のろい』Jホラーでなくカナディアンホラー

2014-11-13 22:19:07 | ホラー/オカルト

 のろい
GRAVE HALLOWEEN(2013年カナダ)
 監督          スティーヴン・R・モンロー
 脚本          ライアン・W・スミス
 出演          ケイトリン・リーブ
             キャッシー・トムソン
             デヤン・ロヨーラ
             グラハム・ウォードル

 ■ストーリー■
 青木が原の樹海で2週間前に自殺した母親の死んだ場所へ、供養のために山梨国際大学の学生マイコは交換留学生たちをつれて、スーサイドフォレストと呼ばれる樹海へと向かうのだった。場所の手がかりの写真を持って樹海の奥へと進んでいくのだが…。

 ■感想■
 富士の樹海を舞台にしたカナダのTVムービーのホラー映画。
 てっきりアメリカ製のB級ホラーだと思っていたんですが、鑑賞後、調べたらカナダの作品でした。しかも、TVムービーでした!
 TVムービーにしては、後味も悪いし、怖すぎのような気もしますけど、ホラー映画ファン以外観ないから、良いんでしょうね。
 
 それにしても、なぜ、作品の舞台が青木が原の樹海なんでしょうか??カナダとかアメリカでもそれなりには有名な場所なんでしょうかね??
 てっきり、「スタッフとキャストがロケにかこつけて、日本に遊びに来たかったのでは??」とも思ったんですが、撮影はバンクーバーで行われたようなので、旅行目的ではなかったみたいです。
 
 タイトルも日本タイトルは、そのものズバリ”呪”ですが、原題は”GRAVE HALLOWEEN”なので、ハロウインの時期の作品なので、ただ単に、日本を舞台にしたかっただけなんでしょうね。
 日本の推理小説で有名になったと言っているので、樹海については、ある程度調べてるみたいです。

 作品のノリ的には、Jホラーというより、1980年代の日本の2時間サスペンスドラマの「ホラー特集」をマジメに作った感じの作品でした!
 SF映画は製作費がかかりますけど、ホラーは低予算ですむので、TVムービーにはピッタリですね。
 SF映画でも、タイムトラベル物やポリティカル物やアクション系ならそんなには製作費はかからないとは思いますが、幽霊物やスラッシャー物のようなホラー映画の方が製作費が安くてすむのは明らかですもんね。

 ところで、樹海をパトロールしている警官がオカシイ!流暢でない日本語は外国映画では良くあることなんで、何とも思わないですが、ヒロインたちをひもで縛って閉じ込めておくシーンがオカシイ!
 あのシーンはオカシスギでしょう。いくらなんでも、ひもで縛っておくってどんな設定??余りにもおかしいので、あの警官は、てっきり幽霊の仲間なのかと思ったら、霊の犠牲になっちゃったんで、普通の警官っていう設定ですよね。 

 ヒロインのとった行動って、犠牲者出まくりで、かなり迷惑!!
 で、最後は、いつも通り後味が悪い!                 50点
                     

呪(のろい) [DVD]
ケイトリン・ウォン,カシス・トムソン,デジャン・ロヨラ,グラハム・ワードル
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

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『100フィート』エリック・レッド監督ホラー

2014-08-09 21:55:30 | ホラー/オカルト

100フィート
100FEET(2008年アメリカ)
 監督          エリック・レッド
 脚本          エリック・レッド
 出演          ファムケ・ヤンセン
              マイケル・パレ
              ボビー・カナヴェイル
              エド・ウェストウィック

 ■ストーリー■
 度重なる夫マイクからのDVに対し、妻のマーニーは警察に何度も相談に行くが、マイクが刑事だったため受け入れられてもらえなかった。ある日、襲ってきたマイクに反撃し、マーニーはマイクを殺してしまうのだった。
 刑務所から仮釈放されたマーニーは、家の半径30メートル以上離れると警報が発せられる装置を付けられるのだった。また、マイクのパートナーだった刑事シャンクスに目をつけられ執拗に監視されるのだった。そんなある日、マーニーの周りでは不思議な出来事がおきるのだった。

 ■感想■
 『ヒッチャー』(1985年)の脚本家エリック・レッドが監督、脚本のホラー映画。
 エリック・レッドと言えば『ジャッカー』(1988年)『ブルースチール』(1990年)『ラスト・アウトロー』(1993年)とバイオレンス系のサスペンス映画やアクション映画の脚本を書いたりしているので、今作は、てっきり、「家から出られないファムケ・ヤンセンが家にある金を奪おうと襲ってきた襲撃者と戦うサスペンス映画なのかな??」と思って観たら、完全なオカルト作品でした!
 エリック・レッド監督の作品なのに観ていなかったコトを思い出して、レンタルして鑑賞しました!

 鑑賞してビックリ!「サスペンス映画でなく、ホラー映画!!」
 


 家から30メートル以上離れられない要素がサスペンスを盛り上げるための要素でなく、幽霊から逃げられないためだったなんて!
 マイクが隠したであろう床下の大金も、何のお金だったのか回収されないまま、終わっちゃいました。
 ホラー映画としては、回収しなくても全然OKなんでしょうが、この大金をめぐって事件が起きるのでなければ、この隠し大金の要素自体不必要だった気がしちゃいます。

 『ボディ・パーツ』(1991年)の脚本、監督、『バッドムーン』(1996年)の脚本、監督とエリック・レッドは、もともとホラー映画が好きな監督でした。

 てっきりハードなアクションシーンがてんこ盛りなサスペンス映画だと思っていたので、ちょっとビックリ!

   今作がリリースされたころ、今作がホラー映画だという記事がどこかに出ていて、観るのを後回しにしていて、その後、時間が経って忘れちゃったんでしょうねぇ。ちなみに今作がリリースされたのは2010年ころみたいですね。
 4年前の記憶がまるっきり無い!歳をとると物忘れがひどくなってますね!

 もともと観た映画とかも、良く忘れて同じ映画をレンタルしちゃうなんてコトも昔からしてました!
 『ソフィー・マルソーの刑事物語』(1984年)も2回レンタルしたことがあって、観ている間、「ず~っとどこかで観たコトあるストーリーだなぁ」と思って観てました。中盤から後半にいくまで前に観たコト忘れてました!
 最近では、フランス製のコメディ風の刑事アクション『アンタッチャブルズ』(2012年)も観たコト忘れて借りちゃいました!

 エリック・レッド監督のファンなら観た方が良いかも!
 エリック・レッド監督のファンでなくとも、ホラー映画好きなら、それなりに楽しめるので、良いかも!50点

100FEET [DVD]
エリック・レッド
AMGエンタテインメント
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『アパリション 悪霊』普通ホラー

2014-02-10 02:02:18 | ホラー/オカルト

アパリション ‐悪霊-
THE APPARITION(2012年アメリカ、ドイツ)
 監督:トッド・リンカーン
 脚本:トッド・リンカーン
 出演:アシュリー・グリーン
    トム・フェルトン
    セバスチャン・スタン

 ■ストーリー■
 大学の実験で霊を呼び寄せるチャールズエクスペリメント(チャールズ実験)を再現した3人の学生たちは、霊を呼び寄せることに成功するものの、女学生のリディアが行方不明になってしまい実験は失敗してしまうのだった。
 数年後、実験を行ったベンは、霊の研究からは遠ざかり、ガールフレンドのケリーと新しい家に住み始めるのだが、犬が死んだり、おかしなものが家の中に現れたりと不思議な現象に見舞われてしまうのだった。
 不審に思ったベンの元に、学生時代に同じく実験を行ったメンバーの1人パトリックから連絡があり、呪われているのは家では無いと言われるのだった、、、。

 ■感想■
 霊体を呼び出してしまったために、恐怖の体験をする若者を描いたホラー映画。
 製作費1,700万ドルの低予算のホラー映画。
 1,700万ドルなんで、Z級の作品と比べたら大作になっちゃいますが、。
 製作者の1人がジョエル・シルヴァーです。
 
 オカルトの余計な実験なんかしちゃうから、大変な目に逢っちゃう主人公たち、、。
 素人が余計なコトをするからですねーーー。
 ハッキリ言って、自業自得系でしょうか??ベンのガールフレンドのケリーは、何も悪いコトしていないから超迷惑な話なんですすけどね、、。

 ランニングタイム82分と短めの作品なんですが、少しだけ長く感じちゃいました!あと10分くらい短いか、または、途中でストーリーにもう1ヒネリ、ツイスト的な展開があれば良かったかも??
 実はオカルトでなく、ベンにかけた生命保険目当てでパトリックとケリーが組んで悪だくみを企んでいたとか、、。そんなミステリー映画にしちゃうとか、、。
 実は、やっぱりその家が、ダン・カーティス監督の『家』(1976年)みたいに家そのものが怖いとか、、、。
 そんなヒネリがあれば82分でも全然OKなんですが、、。

 今作はごくごく普通のホラー映画って印象でした!

 でも、なぜベンは家でおかしなコトが起きているのに自分がかつて行った実験に関係しているかも??って思わなかったんでしょう、、。
 オカルト的な出来事が起きても、主人公の言うコトを全然信用してくれないホラー映画によく出てくる警察みたい、、。
 

 霊体を呼び出す実験で現れたのは、霊でも悪魔でもなく、もっともっと古くから存在する「太古の何か」というのが、ちょっと変わっていて良かったですけど、、。
 そんな太古の何かに、オカルトが好きなだけの若者が対抗出来るワケが無いですよね!!

 専門家に何とかしてもらわないと、、。
 
 この「何か」は部屋のものを変形させたりして、そういう描写はイマジネーションあふれていて良かったです!!
 主人公たちは、呼び出したときのエネルギーを逆流させれば、追い返せるはずと手作りみたいな機械で対抗するところなんかも良いです、、。

 良いところがいくつかあるだけに、惜しい感じです。映画としてはごくごく普通のホラー映画になっちゃてます!!
 2013年の【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】でワースト映画賞にノミネートされちゃいました、、!!そこまでひどくないと思うんですが、。 

 変なオカルト実験しちゃダメ度           ★★★★★
 ベンがかつての実験忘れてるの?度         ★★★★
 太古の何かがすごいものだったら印象変わったのに度 ★★★★★
 

 

 

ダン・カーテイス監督のホラー映画。日本語吹替音声収録のブルーレイもありました。

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『月下の恋』 ジェームズ・ハーバート原作ホラー

2013-12-26 08:28:05 | ホラー/オカルト

月下の恋(VHSビデオ題:『ホーンテッド』)
HAUNTED(1995年イギリス、アメリカ)
 監督:ルイス・ギルバート
 脚本:ティム・プレイジャー
    ボブ・ケレット
    ルイス・ギルバート
 原作:ジェームズ・ハーバート(「月下の恋」(学習研究社))
 出演:ケイト・ベッキンセール
    エイダン・クイン
    ジョン・ギルグッド
    アンソニー・アンドリュース
    アンナ・マッセイ
    アレックス・ロー
              

 ■ストーリー■
 1905年、イングランド、幼いデヴィッドは、遊んで欲しくて釣りを邪魔した双子の妹ジュリエットをで追いかけ、ジュリエットをあやまって転ばしてしまい、彼女は岩に頭をぶつけ川に落っことして死亡させてしまうのだった。その後。デヴィッドはアメリカに渡り、1928年ケンバリー大学の心理学教授として英国へ戻ってくるのだった。
 デヴィッドは、幽霊等の心理現象を否定する立場をとり、インチキ降霊会ではイカサマを暴いていたりしていた。あるとき、亡霊に悩まされているという老婆の依頼を受け、老婆が住んでいる屋敷に向かい、そこで美しい女性クリスティーナと出会うのだった。クリスティーナに惹かれていくデヴィッドだったが、その夜から、徐々におかしなコトが起きていくのだった、、、。

 ■感想■
 007映画や、レジスタンス映画の傑作『暁の七人』(1975年)のルイス・ギルバート監督、脚本、製作のホラー映画。
 フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮をとっています。
 原作は、『フルーク』(1995年)、『巨大ねずみパニック』(1982年)、『ジャンボ墜落 ザ・サバイバー』(TV題:『墜落大空港』)(1982年)の原作を書いているジェームズ・ハーバート。


 インチキ霊媒師や、オカルトチックな出来事を科学的に解明しようとする科学者が、心霊現象に遭うという、オカルト映画定番の設定の作品ですが、さすが原作物だけあって、しっかりと見応えのある作品になっています!!
 
 ランニングタイム108分だれることなく面白く観れます。
 原作があって、監督がしっかりしてるとこんなに面白い映画が出来る良い例です。
 ショックシーンやゴアシーンとか、そういうので観客を怖がらせる作品でないので、ホラー映画がどうしてもイヤっていう映画ファン以外は観ても大丈夫かも??

 こういう正統派のホラー映画って、やっぱり良いです、、。ホラー映画ファン必見!!
 
 ショックシーンとかで怖がらせる度      ★
 正統派ホラー映画度             ★★★★
 J・ハーバート映画化作品もっと観たくなる度 ★★★★★
 

 【ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭】1996年
   銀のカラス賞 受賞
 【ファンタスポルト】(ポルト国際映画祭)1996年
   作品賞 ノミネート
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】1997年
   助演女優賞(ケイト・ベキンセール) ノミネート

 世界3大ファンタスティック映画祭のうちの2つの映画祭(ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ファンタスポルト)で、受賞とノミネートされています。
 
 それにしても、タイトルの『月下の恋』って何なんでしょう!?
 ほとんどネタバレに近いタイトルでは??
 
 と、思ったら、、、
 原作のタイトルも「月下の恋」です!

 1990年に原作が発売したときは、「悪夢」といういかにもモダンホラー的なタイトルだったのに、再発されたときのタイトルが「月下の恋」って?
 原作に合わせたタイトルなんでしょうけど、、。

 エンターテイメント映画好きなら、観はじめて30分もすれば、今作の大事なオチが、バレバレになっちゃうのでは??
 観客を騙すようなタイトルを考えて欲しかったですね!
 原題のまま、カタカナにしたVHSビデオ題『ホーンテッド』の方がよっぽど良いタイトルでは??

 『月下の恋』って・・・。
 ホラー映画なのに、ホラー映画っぽくない、このタイトル!
 「あえて、こんなタイトルをつけるということは・・・」
 と、素直じゃないエンターテイメント映画ファンは、かんぐって考えちゃいますよ~。

 それとも”月下”でオバケを連想してしまうのは自分だけ??

 映画的にはオススメ!!

DVDも。

原作です

ジェームズ・ハーバート原作『墜落大空港』

ファミリー向けの作品も。

 

ジェームズ・ハーバート「霧」

「ムーン」

「奇跡の聖堂」<上>

「奇跡の聖堂」<下>

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『ルーム205』

2013-06-01 07:55:10 | ホラー/オカルト

ルーム205
205 ZIMMER DER ANGST(2011年ドイツ)
 監督          ライナー・マツタニ
 脚本          エクハルト・フォルマル
 出演          ジェニファー・ウルリッヒ
              アンドレ・ヘンニック
              ユリア・ディーツェ

 ■ストーリー■
 大学生になったカトリンは、1人暮らしを始めるため大学の寮に引っ越してくる。しかし、カトリンが住むことになった205号室は、前の住人のアニカが行方不明になっていたいわくつきの部屋だった。大学生活を始めたカトリンに、男子学生のクリスティアンが声をかけられ親密になっていくが、ある日、クリスティアンは謎の死を遂げるのだった。それ以降、クリスティアンの仲間の学生サンネ、ダークたちが次々と死んでいくのだった。カトリンは行方不明になったアニカが残したビデオからクリスティアンたちが彼女の失踪に関わっているのではないかと疑うのだが・・・。

 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 ドイツ製のホラー映画。
 「サム・ライミ絶賛、ハリウッドリメイク決定!  究極の恐怖、日本上陸
 というのが謳い文句のホラー作品です!

 ストーリーはミステリー要素も強く、「行方不明のアニカはなぜ失踪したのか??」という謎をヒロインと一緒に探っていくので、それなりにストーリーにひきこまれます!
 「究極の恐怖」では無いですけど、ホラー映画的な要素より、ミステリーの要素が強いので面白く観るコトができました!
 幽霊が恨みを持っているので、てっきり、犯人は○○と○○と、と思うのが普通なのに、幽霊が悪いみたいな展開、けっこう騙されちゃいました。
 悪いのは“幽霊”みたいな・・・。

 ラストの煙突のシーンとかって「Jホラーの『リング』とかに影響されたの??」って感じがしちゃいますけど、どうなんでしょうね。
 『リング』も日本のオリジナル版を観ていなくても、ハリウッドでリメイクもされているから、ハリウッド版からインスパイアされたのかもしれないですけど。
 そんなコト言い出したら、『13日の金曜日』以降のスラッシャー映画は、すべて『13日の金曜日』の影響を受けているってことになっちゃいますもんね。
 まぁ、数多くの森の中を舞台にしたスラッシャー映画の場合は、『13日の金曜日』の影響というより、パクリという感じですけど・・・。

 

 もともと今作は、デンマーク製のホラー映画“kollegiet”のリメイクだそうです。
 もし、今作がハリウッドでリメイクされたら、デンマーク映画のリメイクのドイツ映画のリメイクっていうコトになりますね。わざわざリメイクしないで、アメリカ人が吹替えて公開すれば良いだけのような気がしちゃいますけどね。ハリウッドでリメイクしたら、また観なくちゃいけないので、リメイクして欲しくない気も・・・。
 アメリカの映画ファンは、どこまで外国映画がキライなの??って思っちゃいます!
 
 でも、データ上、最近は日本でも、劇場で洋画よりも邦画を見る人が増えているようですけど、それって本当なんですか??
 そんなにみんな「海猿」や「踊る大捜査線」とか劇場に見に行っちゃうんですかね??自分だったら、拷問で観させられるんじゃなかったら、絶対に劇場で見たくないですけどねぇ~。
 自分も劇場に行くコトが減ったのであまり言えないですけど、洋画ファンは映画館に行かないでDVDになってから家で観るってコトなんでしょうか?? 60点

ルーム 205 [DVD]
ジェニファー・ウルリッヒ,アンドレ・ヘンニック,ティノ・ミューズ,ユリア・ディーツェ,デニス・ガンゼル
アメイジングD.C.

 

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『ポゼスト狂血』オカルト99

2009-05-23 08:07:14 | ホラー/オカルト

ポゼスト狂血
BESAT(1999年デンマーク、ルーマニア)
 監督          アナス・ロノウ・クラーラン
 脚本          アナス・ロノウ・クラーラン
              オーラ・サルティン
 出演          オーレ・レメケ
              キアスティ・エリーネ・トアハウク
              ウド・キア

 ■ストーリー■
 デンマークの病院に原因不明の瀕死のルーマニア人の患者が運ばれてくるのだった。患者はエボラ出血熱に似た症状を起こし死んでしまうのだった。検査の結果、エボラ出血熱に対して陰性であったため、遺体はルーマニアに返送されてしまうのだった。医師のソーレンは患者がかかっていたのは新種の病気でないかと疑うのだった。ルーマニアで同じような症状で死んだ少年がいたことを知ったソーレンは、教え子で恋人のサラを連れてルーマニアへと向かうのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 デンマーク製の医療サスペンス映画。
 と思って、観始めていると、しばらくすると、だんだん、雲行きが怪しくなって…。
 完全なオカルト映画でした!!
 
 「やられた~!!見事にだまされました!!

 オカルト映画と宣伝されていませんでしたよね~。まぁ日本公開が2000年なんで、全然覚えていないんですけど。
 
 「伝染する謎の病気」
 「爆弾魔」
 「超新星出現によるサタン復活の予兆」
 とにかく、色んな要素を入れて面白く見せてくれます!! 
 基本的には、1970年代のアメリカ映画のオカルト映画みたいな内容の作品なんですけど、そんな設定の作品を堂々とマジメに1990年代に作っちゃうなんて、素晴らしすぎ!!
 
 とにかくオカルト映画ファンは必見の作品です!!

 最初の方は、本当に新種のウィルスを扱った医療スリラーのように展開していくんですけど、なぜか、平行して爆弾魔による事件も描かれていきます!! 
 まぁ、このあたりで勘の良い観客は「あれ、もしかしたら??」って思っちゃうんでしょうけどネ。
 
 でも、良く考えれば、医療スリラーで爆弾を使った犯罪者が描かれること自体おかしいですからね。それも、爆弾魔を演じるのはウド・キアー。
 どう考えても、爆弾魔は、病気を持っている患者やウィルスを狙って爆発させているんだな。って思っちゃいますよね。
 
 1970年代のアメリカのオカルト映画よろしく、今作では警察は、邪魔をする!邪魔をする!最後は絶対に警察が余計なコトしてウド・キアーは逮捕されるか殺されちゃうんだろうなぁって感じながら観ちゃいました。
 それに、爆弾魔がいるホテルがすぐ警察にバレちゃうのも…。
 デンマーク警察って優秀すぎ!すぐに指名手配かけちゃうし、刑事物だと何をやるのも遅い警察もオカルト映画では、超優秀な捜査能力!!

 どちらかといえば悪役が似合うウド・キアーを謎の犯罪者っぽく見せてますけど、逆に良いことしているんだろうなぁ。
 ってネタが割れ気味に展開していきます。
 
 ルーマニアで死んだ少年の墓をあばくあたりから、
 「どう考えても、今作は医療スリラーでなく、絶対にオカルト映画か、吸血鬼を扱ったホラー映画に違いない!!!」
 と思って観ちゃいました。

 作品の舞台がルーマニアだし、これは絶対に吸血鬼映画だ!!と思っていたのに、超新星出現によるサタンの復活の印の説明のあたりから、
 
 「あれ、今作って吸血鬼映画でなさそう」
 「『オーメン』(1976年)系のオカルト映画に違いない…」
 って納得していきます!!

 そう思って観続けていると、オカルト映画の定番中の定番の展開になっていきます!
 ウド・キアーも警察がいるのに拳銃をぶっ放して、やりすぎ!!
 拳銃で撃っても死なないと分かっているのに!
 キャビンアテンダントを足止めしたかったんでしょうけど、あれはやりすぎ!!
 でも、あそこは自分の逃亡を優先しないと!!警察に捕まっても本当のコトしゃべってるし。誰も信用してくれるわけ無いでしょ。

 これがデンマークでなく、シカゴだったらね。インデペンデントニュース通信社の事件記者コルチャックだったら、わずか1時間でサタンでも、吸血鬼でも狼男でも倒してくれるのにね。
 

 あ、また、話題がずれちゃいましたけど、今作『ポゼスト 狂血』はオカルト映画ファンなら必見です!!  70点

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舞台がシカゴなら…

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