極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

アスリートのそれぞれの夏

2012年08月06日 | 日々草々








【海面近くを泳ぐ浮魚より、底魚に高濃度汚染の危険】

水中をただようプランクトンや懸濁物(粒径2mm以下の不溶解性物質の総称)にも汚染の影響が出た(図2)。
動物性
プランクトンのセシウム137濃度は5~40Bq/kgヽ懸濁物は10~60Bq/kg(いずれも乾燥重量)という数値。
ことし7月に入り、石丸隆教授らの東京海洋大学の研究グループは福島県いわき市の沿岸から沖合およそ60
kmまでを調査。沿岸3km付近で採取した動物性プランクトンからは放射性セシウム(セシウム134+セシウム
137)
669Bq/kg(湿重量、以下同様)を記録。原発事故の影響とみられ、石丸教授は食物連鎖による魚類への汚
染を警告し
た。また、同市沖10kmの海底で採集したオカメブンブク(ウニ類)は854Bq/kg、ゴカイ類は471Bq/
kgを検出した。



 

 

 

 

   ここで僕の確信は失せてしまう。 僕は方向という方向を
   なくしてしまう。 川の流れの上には
   毛針がある。 僕の思いは
   クリークの対岸の森の空き地にいる
   ライチョウみたいにぶるぶると震える。

   突然、合図でもあったみたいに、鳥たちは
   音もなく松林の中に消えていく。


                                                                           “ With a telescope rod on Cowiche Creek 

                                          『カウィッチ・クリークで、伸縮式竿を手に』
                                            レイモンド・カーヴァー 村上春樹 訳



【イタリア版食いしん坊万歳:茄子のグリルとポーチドエッグサーモンソース】

 Salmone bollito e fonte melanzane alla griglia

材 料:米なす 2個、卵 4個、スモークサーモン 40g、ピクルス 大さじ、ケッパー 大さじ2、パ
    リ 少々、マヨネーズ 60g、生クリーム 大さじ1、酢 少々、オリーヴオイル 大さじ2
作り方:米なすはところどころ皮をとり、1.5cm厚さの輪切りにする。塩をし、約10分置いてアクを抜く。
        アクがてくるので、ペーパータオルなどでふき取る。次に、ボールにマヨネーズ、みじん切りのス
    モーク
サーモン、ケッパー、ピクルス、パセリ、生クリームを入れ、よく混ぜる。フライパンで米
    なすの
両面をオリーヴオイルで炒め、皿にのせる。鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を弱め、酢を少
    々入れ、
レードル(お玉)で湯を丸くかき回し、渦巻き状にする。その中心に卵を静かに落とす(上
    図A)。渦
巻きの力で、卵の形がきれいになる(B)。卵をすくい上げ(C)、レードルの水気をよく
    切ってナス
の上にのせ、サーモンソースをかけて完成。卵が新鮮であれば美味しさが増すいうもの
    だ。


【アスリートのそれぞれの夏】

オリンピックも後半のトラック競技に入り、閉会式に近づにつれ選手達のドラマが語られ、それぞれの心の
襞やエピソ
ードを垣間見るにつけ、こちら側がなるほどと感心し、あらためて感心し直すこともしばしば。
例えば、フェンシン
グ男子フルーレ団体戦の銀メダル獲得の立役者の太田雄貴がどのようにしてスランプか
ら立ち上がり、このロンドンにピーク調整させてきたことや
、アーチェリー銀メダルの古川高晴が、的が疲
労で見えぬ状態下でも、ベストイメージを頼りに射的動作を繰り返し射的していたかを耳目するにつけ感心
するというわけで、これは極めて有益な生涯教育を受講していることと同じだよなと、これは実に面白いと。
 
さて、もう少しするとオリンピックの熱い夏を越え、ここに集いしそれぞれのアスリートらの秋がはじまる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする