ゴエモンのつぶやき

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雑草のようにたくましく 身体障害者野球チーム「埼玉ウィーズ」代表、福田紀子さん

2010年12月02日 00時51分48秒 | 障害者の自立
 片腕だけでバットを支え、豪快にスイング。不自由な足を踏ん張り、白球をキャッチ-。メンバーのほとんどが四肢障害を持つ埼玉県内唯一の身体障害者野球チーム「埼玉ウィーズ」。そのメンバーを支えている「チームの母」が、代表を務める福田紀子さん(62)=茨城県那珂市=だ。

 自らも事故で左足を失ったが、「野球は私に『他者を思いやる心』を教えてくれた」という福田さん。温かく、時に厳しく、グラウンドを駆け回る「子供たち」を見守っている。

 事故は突然だった。平成6年、運転していたワゴン車がガードレールに激突、横転。左足のひざから下を切断した。

 国立障害者リハビリテーションセンター(所沢市)に入院。唯一の気晴らしが仲間とのキャッチボールだった。車いすから立ち上がり、足の痛みをこらえて白球を追った。

 平成12年、入院仲間らと県内初の障害者野球チームを創設。チーム名は、「雑草のようにたくましく」との願いをこめて、英語で雑草を意味する「ウィード(weed)」からとった。

 選手は県内在住者ら約20人。ほとんどが手足に障害を持ちながらも、残存機能を活用して鮮やかなプレーを繰り広げる。義手でもバットを持てるようにグリップにひもを取り付けるなど工夫をこらし、練習を重ねた。今年5月には、身体障害者野球の全国大会「選抜全国大会」に2年連続出場した。

 「野球はチームワーク。仲間を気遣う心を学べた」と福田さん。会計や事務、選手からの悩み相談など代表の業務は多忙だが、福田さんは精力的にこなす。今年、チームは創立10周年。「チームは私にとって『子供』。選手にはさまざまな人と出会い、さまざまなチームと戦って人間的に成長してほしい」と、「母」としての願いを語った。

MSN産経ニュース


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1 コメント

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野球大好きおやじ (東です)
2014-10-25 04:10:16
先日の日曜日に、国リハで練習試合に参加させて頂きました、また国リハで練習の日が有りましたら参加させてください、
連絡先は09063131630です
宜しくお願いします。

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