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熱中症:高齢者、自宅から救出−−行田の元気サポート・ボランティア /埼玉

2012年08月30日 01時28分36秒 | 障害者の自立
 ◇市「制度活用で夏乗り切って」

 行田市で26日、自宅で熱中症にかかって倒れていた一人暮らしの高齢者の女性が、市の高齢者・障害者支援制度「いきいき・元気サポート制度」に登録されたボランティアに発見されて一命を取り留めた。市の制度が功を奏した形となり、関係者は「厳しい残暑が続く中、ぜひ制度を有効に使って暑さを乗り切ってほしい」と呼びかけている。

 この制度は、市社会福祉協議会と民間NPOが、買い物や洗濯など日常生活の支援を必要としている高齢者や障害者に対し、登録ボランティア(元気サポーター)を紹介する仕組み。支援を受けた人は30分ごとに350円を支払う。現在、元気サポーターはシルバー世代を中心に約250人が登録されている。

 女性を見つけた行田市清水町7の主婦、菅谷光子さん(65)はこの制度に登録している有償ボランティアの一人。菅谷さんは26日午前8時半ごろ、身の回りの世話をするため、同市持田の女性(87)宅を訪れたところ、ベッドの上で女性がぐったりしているのを発見した。女性は「数日間、食事も水も取っていない」と力なく話したため、菅谷さんはすぐに救急車を呼んだ。女性は熱中症と診断された。菅谷さんは「一命を取り留めて良かったが、一人暮らしのお年寄りは注意して」と話した。

 民間NPOの担当者は「今後も地域の人や行政、民間団体と協力してお年寄りを見守っていきたい」と話している。

毎日新聞 2012年08月29日 地方版


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