駅から公共施設などへの道順を携帯電話などを使って音声で視覚障害者に説明する道案内情報が、あす3月18日の「点字ブロックの日」を前に2000ルートを達成した。
ボランティア団体「ことばの道案内」(事務局・東京都北区)が10年以上かけて作成した。
文章を読み上げる機能を持つパソコンや携帯電話があれば、駅から目標施設への道順を音声で聞くことができる。自宅や駅で事前に道順を聞き、頭に入れておくことで、安全に目的地までたどり着くことができる。サイトには月平均5万件の閲覧があるという。
その文章はウェブサイトの「ウォーキングナビ」(http://www.walkingnavi.com/)で無料公開されている。
現在登録されたルート数は五輪の開催年と同じ2020。
2015年03月17日 読売新聞