ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

うちわ話:マラソンがブームだ… /香川

2011年02月16日 02時05分09秒 | 障害者の自立
 マラソンがブームだ。だが、障害者の伴走をする人はそう多くない。なぜだろう。伴走者育成教室に来た名ランナー、宇佐美彰朗さんに聞いてみた。私が「走力に自信がないからですかねえ」と言うと、宇佐美さんは笑って「走力じゃないんだって」▼「(障害を持つ人で、走りに)来たくても来られない人が大勢いる。走れなければ、一緒に歩いたっていい」と宇佐美さん▼教室の主催団体の一つで、ランニング愛好者らの「てんとう虫パートナーズ」の練習会では、障害を持つ人たちが走りたいという夢をかなえ、口コミで参加者が増加。送迎ボランティアが不足しているのが現状だ。手を差し伸べたい思いがあれば、できることはたくさんある。

毎日新聞 2011年2月15日 地方版

時代を駆ける:竹中ナミ/5 対価は障害に関係ない

2011年02月16日 02時01分31秒 | 障害者の自立
◇NAMI TAKENAKA

 娘の麻紀が養護学校に通い始めると、障害者の通所施設でボランティアをしたり、いろんな活動に参加するようになりました。そこで「アテンダント」という言葉を知り、視界が開けました。「有料の介助者」という意味です。それを使って活動する車椅子の人と出会い、障害のある人が社会参加するために必要な考え方だと思いました。

 《アテンダントの普及を目指す「メインストリーム協会」(兵庫県西宮市)の事務局長を務め、その就労支援部門として91年「プロップ・ステーション」が設立された》

 創設メンバーは4人。うち1人はスポーツ事故で首から下の自由を失っていましたが、わずかしか動かない指でパソコンを使い、実家のマンションを経営してるんですね。彼はパソコンを駆使することで、かわいそうな障害者じゃなくて経営者になったんです。全国のチャレンジド(障害者)へのアンケートでも「就労のための武器はコンピューター」という回答が多く、「これや」と思いました。

 《92年に大阪へ移し本格的に始動。机一つ、受講者は4、5人だった》

 ある重度の脳性まひのチャレンジドはパソコンでデザインした絵が初めてお金になった時、「ナミねぇ、お金って公平なもんやったんですね」って言った。その言葉が忘れられないの。社会で認められる仕事をすれば、障害に関係なく対価を受け取れるんですよ。

 《活動する中で、人脈が広がった》

 パソコンなど必要な道具は私たちの考えを理解してもらった企業からも提供を受けました。技能講習の講師も計約30人いましたが、みんなボランティア。IT業界がベンチャーだった時代なので、若手のトップクラスの人たちとお付き合いすることもできました。

 《98年に「プロップ」が社会福祉法人化する時にも支えられた》

 法人化しなければ大きな仕事はもらえない。だけど1億円の基金が必要でした。どうしようと悩んでいた時、マイクロソフトの日本法人社長だった成毛眞(なるけまこと)さんがすぐに寄付してくれたんです。あれがなければ今のプロップは存在しません。

毎日新聞 2011年2月15日 東京朝刊

障害者の就労支援拠点開設 パソコン技術やマナー指導 千葉県内2カ所目、船橋に

2011年02月16日 01時56分58秒 | 障害者の自立
 障害者の就労支援事業を展開するウイングル(本社・東京都千代田区)が、船橋市東船橋3に就労移行支援事業所「ヒューマンサポート船橋」を今月開設した。千葉市内の千葉事業所に続き県内2カ所目。20~50代の約25人が登録し、パソコンやビジネスマナーの講習を受けながら就職を目指している。

 知的、身体的、精神関係の3障害者とも利用し、船橋事業所では約8割が精神障害者。就労経験が無かったり、発症以降仕事を離れていたりと個別に状況は異なる。カリキュラムはパソコン、ビジネスマナーなど時間別に分かれ、利用者が自分のペースに合わせて通所する。

 指導に当たるのはサービス管理責任者ら6人。寺田克彦グループリーダーは「パソコン技術があるからといって就職できるわけではない。むしろ、コミュニケーション能力が重要」と指摘する。パソコンの基本操作や電話対応などの習得はもちろん、利用者同士でテーマに沿って話し合い、意見をまとめて発表を行うグループワークも重視する。

 詳しくはヒューマンサポート船橋、電話047(460)3181。


障害者の就労を支援するヒューマンサポート船橋=船橋市東船橋3

千葉日報

子会社化で障害者雇用へ/ティーネットヴィグラ

2011年02月16日 01時38分40秒 | 障害者の自立
 建設コンサルタントなどのティーネットジャパン(香川県高松市)は14日、障害者雇用促進法に基づく特例子会社のティーネットヴィグラ(同)が、同日までにうどん製造販売のさぬき狸屋(香川県琴平町)の全株式を取得したと発表した。子会社化することで、製麺分野での障害者の雇用促進を図る。

 ヴィグラは2005年に設立。社員数は障害者10人を含む14人で、現在の事業は事務作業や施設清掃など、ジャパンからの受託業務が中心。

 子会社化は障害者の雇用の場を広げるのが目的。さぬき狸屋は香川県多度津町の工場でうどん製品を製造しており、ジャパンは「袋詰めや発送などの作業で障害者が働ける場をつくりたい」としている。

 また、ジャパンは同日、空調設備設計施工の中外エアシステム(堺市)の全株式を3月末までに取得すると発表した。中外エアシステムが生産する空調設備の販売をジャパン子会社の朝日熱学(東京)が担っていることから、製造と販売の連携を強化することで相乗効果につなげたい考え。

四国新聞

福祉サービス一冊に 小山市 障害者ガイドを作製

2011年02月16日 01時36分07秒 | 障害者の自立
【小山】市福祉課は、あらゆる障害者福祉サービスの概要を1冊にまとめた「市障がい者福祉ガイド」を初めて作製した。福祉サービスの選択に役立ててもらう目的で、4月以降約800部を配布する。

 身体障害、知的障害、精神障害に分かれていた福祉サービスを一元化した障害者自立支援法が2006年4月に施行。障害者福祉に関する制度が大きく変化したことを踏まえ、さまざまなサービスを一覧できるガイドに仕立てた。

 ガイドはA4判で全55ページ。利用可能な医療助成や年金、市独自の支援事業などが項目ごとに紹介され、必要な申請手続きなどを記している。市内介護サービス提供事業所の紹介欄には、各事業所の介護員らが施設の特徴や雰囲気などについてコメントを寄せた。

 同課では4月以降、障害者手帳の新規更新時に、障害者やその家族に手渡す。民生・児童委員などにも配布し、相談対応に活用してもらう。

 同課は「ガイドはサービスの概略を示したものなので、詳細については(ガイドに記してある)担当課に相談してほしい」としている。希望者への無料配布も検討している。問い合わせは市福祉課電話0285・22・9624。



下野新聞