Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

百年の孤独

2007年10月20日 | 焼酎
昨日、友人を招いて飲み会を催しました。
そのとき、我が家にあった未開栓の日本酒を2本ほど開栓。
とりあえず、そのうちの1本は後日レビューしますが、もう1本は今日も飲んだので感想を。

「黒龍 純米大吟醸 火いら寿」


今年4月出荷。「秋に開ける」の予言通り、先日開栓。
こいつねぇ・・・、とても旨いです・・・><
フルーティな香り。そして、半年寝かせただけある甘味。生酒のもつ瑞々しさ。
僕は、比較的「黒龍」は苦手なんですが、コイツは旨かった!
「黒龍」独特の、あと引く酸と苦みの感じ(すみません、個人的な意見です)もあるが、それを補って余りあるバランス。
素晴らしい。
肴は「キャベツと人参の浅漬け」。


キャベツは一口大、人参は千切り。
生姜を一片、千切りにして足し、塩と酒を同量足して、10分ほど寝かす。
最後に水気を切って出来上がり。

さて、次の料理は・・・。
と、冷蔵庫と相談すると、豚バラ肉、エリンギ、しめじ、長ネギを発見。
よし、炒め物だ!と思った矢先、先ほどの浅漬けで生姜を使い切ったことに思い至る。
あちゃー。
もういいやぁ、と手抜き料理開始。


フライパンに油を熱し、一口大に切った豚バラ肉を炒める。
色が変わったら、きのこ類と長ネギを足し、塩とこしょうを軽く。
油が全体にまわったら、「焼肉のタレ」を回しかける。
絡めて、器に盛って、温泉卵を割って出来上がりf^^;

続くお酒は「文佳人 純米吟醸 八反錦」。


今週の頭くらいに開栓して、二回目の味見。
フルーティな香りとどしっとした旨味が混在する実力派。
食中向きなので、今日作った濃い味付けの料理とは相性が良い。


さて。
先日の飲み会で、友人が買っておいてくれたお酒を飲む。
焼酎の「百年の孤独」。
僕が、焼酎に目覚めたきっかけとなったお酒です。
友人は、ひょんなことで定価で手に入れてくれました(感謝!!)


ストレートで飲んで、やはり納得。そして確信。
焼酎で、個人的に、「百年」を超えるお酒には出会っていない!
熟成感あふれる香り。甘味と若干の塩味を伴った味わい。
ウィスキィによく例えられるお酒だけど。
ウィスキィより軽く、「これは焼酎だよ」という意思を明確に伝えてきます。
こ、これが720ml定価2900円のお酒ですか!?
日本酒の十四代本丸もコストパフォーマンスに優れているが、焼酎の百年の孤独は、それに匹敵、もしかしたら凌駕する味と思える。
一生の間に、「この酒に出会えてよかった」と思える1本。
こんなこと言って余計にプレミアがついては敵いませんが、つい、そう言ってしまう。
絶賛。そして圧巻。
敬意を表して、カテゴリは「焼酎」とします。

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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
独特の (あつし)
2007-10-20 01:13:25
黒龍のあの独特の香りというか味わい、僕も苦手です。

が、火いら寿、龍、しずく、仁左衛門、八十八号、石田屋あたりは、もうマイナス要素はゼロに等しいですね。この辺のお酒、一度、家で買って飲んでみたいですね~。
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なんと! (ざりがに)
2007-10-20 09:16:55
百年の孤独はそこまで美味しいお酒だったのですか!
ぜひ一口なめさせて下さいm(._.)m
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黒龍 (godanism)
2007-10-20 09:54:50
>あつしさま

そのクラスの黒龍は、火いら寿しか飲んでいません。
ほかのも飲みたいと思いましたが、なにぶん値段が高く・・・汗。
入手も難しいですしねー。
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百年 (godanism)
2007-10-20 09:56:16
>ざりがにさま

なめるだなんて・・・、次回お越しいただくときは、ぜひ飲んでいただきますよ^^
43度あるのでけっこう強いお酒ですが。
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