GOCCIのオトコヲミガク旅(w)

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「ウインクで乾杯」東野圭吾著、読んでみました。

2007年01月12日 | *本*BOOKS*

    
「ウインクで乾杯」東野圭吾著、読んでみました。

 

「東野圭吾」著、9作目。初期の作品だと思いますが、やはりそんな風に感じさせる拙さが少しあるように思えた。・・・・・と言いつつ、楽しく一気に読んでしまった。

玉の輿を耽々と狙う美人パーティ・コンパニオン
「香子」が同僚の「牧村絵里」の完全密室殺人を、偶然隣に引っ越してきた刑事「芝田」と共に解決してゆく。

犯人の候補は何人も登場するが、色々な伏線が張られ最後まで誰が犯人かなかなか分からない。

殺人が絵里だけなく
「由加里」にまで及び、捜査は名古屋の高見雄太郎殺害の犯人「伊瀬耕一」まで拡がる。

「密室」のトリックはまあまあだが、ビートルズの「ペーパーバック・ライター」の暗号はイマイチな気がした。

この作品で
「コンパニオン業界」「宝石業界」の内情が描かれている事はいろいろ勉強になった。

“香子はにっこりすると、その彼の肘につかまった。” と言うラストは、香子に気があった
「芝田刑事」と高見俊介を諦めざるを得ない状況の「香子」の今後を暗示しているのだろうか・・・・・。







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2 コメント

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イミテーションゴールド (福田浩司賞味大臣)
2008-12-13 21:21:52
読みました。今年大活躍の東野さんですがこの頃は何か懲りすぎてわかりにくい。ペーパーバックライターは好きな曲なんで面白くは感じたがトリックとしては確かにイマイチ不自然。
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福田浩司賞味大臣さん、コメントありがとうございます。 (GOCCI)
2008-12-16 06:13:10
ずい分、前に読んだ上に、記憶力が極度に「劣化」しているので(w)、殆ど忘れていた作品ですが、自分のブログを呼んで少し思い出しました。

今回だけで無く、以前にも「福田浩司賞味大臣」さんからは、コメント頂いているようですね、これからも宜しくお願いいたします。
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