「ウインクで乾杯」東野圭吾著、読んでみました。
「東野圭吾」著、9作目。初期の作品だと思いますが、やはりそんな風に感じさせる拙さが少しあるように思えた。・・・・・と言いつつ、楽しく一気に読んでしまった。
玉の輿を耽々と狙う美人パーティ・コンパニオン「香子」が同僚の「牧村絵里」の完全密室殺人を、偶然隣に引っ越してきた刑事「芝田」と共に解決してゆく。
犯人の候補は何人も登場するが、色々な伏線が張られ最後まで誰が犯人かなかなか分からない。
殺人が絵里だけなく「由加里」にまで及び、捜査は名古屋の高見雄太郎殺害の犯人「伊瀬耕一」まで拡がる。
「密室」のトリックはまあまあだが、ビートルズの「ペーパーバック・ライター」の暗号はイマイチな気がした。
この作品で「コンパニオン業界」や「宝石業界」の内情が描かれている事はいろいろ勉強になった。
“香子はにっこりすると、その彼の肘につかまった。” と言うラストは、香子に気があった「芝田刑事」と高見俊介を諦めざるを得ない状況の「香子」の今後を暗示しているのだろうか・・・・・。
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今回だけで無く、以前にも「福田浩司賞味大臣」さんからは、コメント頂いているようですね、これからも宜しくお願いいたします。