「私が彼を殺した」東野圭吾著、読んでみました。
「東野圭吾」著、5作目。この作品も面白かったです。
前回読んだ「どちらかが彼女を殺した」の練馬警察の「加賀刑事」が登場し大活躍です。どうやら加賀刑事は他の作品にも登場してるらしいですね。
流行作家である「穂高誠」は本当にやな奴に設定されてます。結婚式での穂高誠の毒殺を自殺した「浪岡準子」になすり付けようとする各容疑者。
女流詩人「神林美和子」とその兄「神林貴弘」との間の禁断の関係、穂高事務所運営の脛に傷を持つ「駿河直之」の暗く切ない過去、穂高誠に弄ばれ傷つけられた編集者「雪笹香織」の3人が殺意を抱き、それぞれが「自分が殺した」と思っている。
各章、3人の容疑者がそれぞれ一人称で物語を進めて行く、どの章も心理描写やストーリー展開は素晴らしく一気に読める。
ラストの部分で登場人物が全員集合した場面での「加賀刑事」の推理は非常にワクワクし盛り上がった。
自分的には「犯人が謎のまま終る」推理小説は初めてかもしれない。最後は犯人を謎解きで教えてくれるもんだと「サーッ」と読んでいたので犯人を特定できず、もう一度読み返す破目になってしまった・・・。
そんな「愚痴」を言ってますが、今回も期待を裏切られず大満足でした。
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はずれが少ない様に思います。
唯一、「殺人の門」は途中で投げたのですが…。
わたしも今年は東野圭吾をよく読んだ気がします。一番のオススメは「時生」っていう本。ぜひ読んでみてください~。しのぶセンセのシリーズもおもしろかったですよね~。
前にブログで書いたんですが、
恥ずかしながら「東野圭吾デビュー」今年です。
今年もあと1~2冊行けそうです。
近々、チャレンジしてみようと思ってます。
「しのぶセンセ」が登場する「浪花少年探偵団」は2冊とも読破しました。
関西弁では「ほんま、おもろいでんなぁ」とでも言うんでしょうか・・・?
私はかなり昔から東野圭吾さんは読んでいますね。
なので『白夜行』や『手紙』などが急に世間に脚光を浴びたりすると、私はもっと前から読んでいたんだ!という気分になってしまいます・・・。
『時生』も一気に読みました。
東野圭吾さんは、私の三大大好き作家の一人です。
(残りの2人は宮部みゆきさんと乃南アサさんです)
これからも寄らせていただきます。
写真、大きくていいですね
色々、時期によって違うんですが今のお気に入りは、
東野東吾、宮部みゆき、奥田英郎、浅田次郎ですね。
宜しかったら、また遊びに来てください。
そこを見ると自分の推理と同じだったので多分
犯人は合ってると思うけど、
著者のお墨付きが無いんで少し不安です。
「白夜行」はもちろん、「パラレル・ワールド・ラブストーリー」「変身」「宿命」「天空の峰」「虹を操る少年」などなど…好きな作品をあげたらキリがないかも^^
本のレビューは別ブログでやっていますので、よろしかったらそちらにもいらしてください。
→文庫の本棚 http://marinmarin.exblog.jp/
よろしくお願いします^^