GOCCIのオトコヲミガク旅(w)

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「浪花少年探偵団②」東野圭吾著、読んでみました。

2006年12月17日 | *本*BOOKS*

    
「浪花少年探偵団②」東野圭吾著、読んでみました。



「東野圭吾」
著、7作目に入りました。前回アップした浪花少年探偵団に引き続いて読んでみました。

このシリーズはミステリーとして読むとかなり物足りないんですが、気楽に読むには、ほんとにもってこいの作品です。

あいも変わらず
「竹内しのぶ」がいい味出してます。時間の経過と共に、しのぶセンセは内地留学中に、「田中鉄平」「原田郁夫」は中学生との設定に変わっているが、しのぶと彼らの「おもろい掛け合い」「事件に関するやじうまぶり」は健在で全く変わっていない。

どのエピソードも基本的に
「しのぶ先生関連」の人は悪者にならない設定なので、犯人やトリックはうすうす解ってしまうんですが、そのなかでも「しのぶセンセは暴走族」「しのぶセンセは入院中」「ティピカル関西人」の描写が特に面白くお気に入りとなりました。

続きを期待してたんですが単行本の終わりで
「作者自身が、この世界にとどまっていられなくなったから」という理由で続編はなしと言ってたんで、これが最後になってしまったのだけど、浪花少年探偵団が終了してしまうのは少し残念なような気がした・・・。