「学生ツアー」復活ですか・・・!?
数日前の日経に小さな記事が載ってました。
一瞬、「学生ツアー」復活かと思って読んでみました。内容を読むとちょっと違うんだけど「夜の目玉はディスコ」なんて所は懐かしいですね。
「学生ツアー」と言う言葉自体完全に死語になっているようでネットで検索しても殆どヒットしません。「学生ツアー」とは簡単に説明すると、「男子大学生(スタッフと呼ばれる)」の団体が旅行会社とタイアップして「女子大生・高校生(メイトと呼ばれる)」を集め、冬は「スキーツアー」、夏は「与論・沖縄」等に行ったりします。
旅行会社がパンフレットを作り「スタッフ」がそれをシーズン前にターゲットの女子学生に「手撒」し集客します。ツアーが始まると冬は「スタッフ」は添乗員となって「メイト」満載のバスに乗り「志賀・斑尾」等のスキー場へ向かい、昼はスキー場で「インチキラクター」になり「メイト」にスキーの講習をし、夜は「素人芸人」となりゲームをやったりして飲み会を盛り上げたり、「ディスコ大会(笑)」を開催したりして楽しんだりします。
当時は「ヴァケーションシステム」「ハニービー」「ラブ・キャット」「JAM」「YGカウンティ」等の団体があり「メイト」獲得に頑張っていました。スキーツアーは東京都庁がまだ出来る前の「空き地」からバスで出発し夜行でゲレンデに向かっていました。
料金も夜行で平日出発平日帰りのツアーがメインで「スタッフの人件費」がほぼ「ゼロ」だったので「異様に安かった」記憶があります。当時はスノーボードをやってる人はほぼ居らず、スキー大全盛の時代でした。最近スキーをやった事がない若い人が多いとか、営業不振でスキー場が閉鎖・売却されると言うニュースが飛び込んでいるのは寂しいばかりです。
学生時代に「学生ツアー」でいろんな所に添乗した経験が「男を磨く旅(笑)」に出るの原点になっているような気がします。