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ガチャコのお絵かきブログ

私、ガチャコがアニメ・コミック・ドラマ・映画・音楽その他について、イラスト付きで語ります。

空蝉

2009年08月22日 | 和歌・短歌

 空蝉の 鳴く音やよそに もりの露 ほしあへぬ袖を 人のとふまで
  -攝政太政大臣 新古今和歌集-

蝉の鳴く声が離れた場所にまでは漏れ伝わらぬことを真似て、(恋の想いに)忍び泣きしていた私ですが、涙に濡れた袖が乾いていないのを、人に問われてしまいました。

秋の風が・・などと言ってたら、またもや夏の暑さリベンジ~。
さらには新インフル流行などと、とんでもない状況。
職場でも同じ部署内で、(新かどうかは未確定の)インフル発症者が出たらしいので、もう人ごとでは無くなったです。
うがい手洗いして、乾燥だけは避けなくてはー。
新しく喉飴買って来なくっちゃ。
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分かれる雲

2009年08月16日 | 和歌・短歌

 風ふけば 峯にわかるゝる 白雲の たえてつれなき 君が心か
  -壬生忠岑 古今和歌集-

 山の峰にかかっていた雲は、風に吹かれ、分かれてしまった。
 すっかり便りがなくなった、あなたのの心のように感じられてなりません。

日中、あまりに暑いので、家の中でジッとしている週末。
夕方5時前後に、もそもそ近所を徘徊して買い物などするよう。
考えることは皆同じらしく、お店も混んでいます。
空が高くなって、流れる雲をボーっと眺めていられる涼しい季節が、早く来ないかなー。
お絵描きも気分だけは秋・・・。 (暦では、すでにそうなっているのだが。)
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波騒ぐ

2009年08月08日 | 和歌・短歌

 寂しさに 浜へ出て見れば 波ばかり うねりくねれり あきらめられず
  -北原白秋 雲母集-

朝から蒸し暑いので、休みの日でも長く寝てられないから夏はイヤ。
地元シネコンに行こうと思っていたのに、見たい番組がすでに朝一番のプログラムからはずれてしまってて予定が狂う。
盆休み中はどこも混んでいるから、先に延ばしてしまおうか。

Webサイトの手続きで、家族のパスワードが必要になり、しまっておいたメモを取り出そうとしたら見つからず、ちょっとパニック。
自分のものはまとめてあるが、家族のは当分必要なしとして、保存を曖昧にしていたのがアダ。
暑い中、ヒーヒー言って探したら見つかった・・、ったく面倒な・・・・・。
使用人物が違うと、セキュリティにいちいち登録するのが複雑になるので、アナログなメモが頼りって、なんか違ーう。
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忘れ草

2009年08月02日 | 和歌・短歌

 恋ふれども あふ夜のなきは 忘れ草 夢路にさへや おひしげるらむ
  -よみ人しらず 古今和歌集-

恋しい人に逢えない夜が続くと、忘れ草が夢の中にまで生い茂ったせいで、
あの人が私を忘れしまって来てくれないのかと、つい考えてしまうのだ。

萱草(わすれぐさ)=ヤブカンゾウの古名。
この花を着物の紐につけておくと、嫌なことを忘れさせてくれるという故事がある。

朝から雨で、湿気充満。 (買い物行く予定がパー。)
8月なのに、これほど涼しいなんて、やっぱり冷夏? 
インドアな休日をTV鑑賞で終われるので、それはそれで良かったり悪かったり・・。
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清涼 夏の夕暮れ

2009年07月25日 | 和歌・短歌

 おのづから 涼しくもあるか 夏衣 ひもゆふぐれの 雨のなごりに
  -藤原輔朝臣 新古今和歌集-

 夕立があったおかげで、夏の暑さが引いてゆき、薄い着物では涼しくなってしまった。

昨日は雨は一旦降り始めると、夕立の時のようにドシャ降りになり、おまけに風も強くて、なんだか台風が来ているかのよう。
最近は集中豪雨が多く、気をつけようにもどうしようもない感じ。

あっという間に7月もあと一週間で終わり。
今年はエルニーニョ発生の影響で、北方面は冷夏になるらしいが、関東はどうなんだか。
夏は暑い方がイイと思うけど、夜もずっと暑いのは疲れるので、冷夏なら過ごしやすいかなぁ・・。
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百合の香

2009年07月11日 | 和歌・短歌

 深々と 人間笑う 声すなり 谷一面の 白百合の花
  -北原白秋 雲母集-

やっと雨が降らない日々が続くようになりました。 
ほどなく梅雨明けするのでしょうか。

今日は久しぶりに映画に行ってきたよ~。
朝一番早い番組でしたが、土曜日ということで結構混雑してて・・・でも人に挟まれつつド真ん中で見れました。
地元シネコンなので、朝一でも楽に行けるのでありがたや。
来週からはハリポタも始まるので、また気合いれて出かけるべさ~。
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天の雫

2009年07月05日 | 和歌・短歌

この夕べ 降りくる雨は 彦星の と渡る舟の 櫂のしづくか
  -山部赤人 新古今和歌集-

七夕の夕べに降る雨。 それは天の川を渡る彦星の櫂から落ちる雫なのだろうか。

長引いていた腰痛もやっと楽になり、天気も穏やかだったので、昨日は買い物に。
CD屋で還元サービスをしていたので、懐かしの邦楽を3枚買ってしまった。
既に持っている分のMP3化もまだ一部のみなのに、次々増やしてどうするよ・・なのだが、新譜でなければ結構買いやすい値段なので、まぁいいか。

とはいえ、夏場はあまりヘッドフォンで音楽聴きたい気分ではない。
そこで電源無しでディスクマンやMP3プレーヤーに繋いで使うポータブルスピーカーを買ったはいいが、音量小さめでガッカリ。
囁きとして聴く分には、うっとおしくなくていいのかもー。 (←負け惜しみ)
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露草色

2009年06月11日 | 和歌・短歌

 月草に 衣はすらむ あさ露に ぬれてののちは うつろひぬとも
  -よみ人しらず 古今和歌集-

 露草の花で着物を染めよう。 たとえ、朝露に濡れて色が変わるとしても。
 (いずれは心変わりするだろうとも、恋をしないではいられないのと同じに。)

東海から関東にかけても梅雨入り宣言。
今日は午前雨、午後は晴れというキッチリしたお天気でした。
これから日ごとに蒸し暑~くなってくるわけだね。 あーあ。

今回で投稿800件達成~!
数的には500を超えた時点で、もう何件でも同じような感覚でしたが、最近は絵を描く速度が上がったようなそうでないような・・・。 
(単に、手抜きのバリエーションが増えただけだったりして。)
とはいえ毎度毎度、あーまた前にも描いたようなのやっちゃったよー。 なんでもっと違うように出来ないのかなー。 どうして絵的な絵にならんのだぁぁぁ~。
などと、吠えているのは変わらず。
ネタが出尽くした後、さらなる展開を自分に期待しているわりには、やっぱり何も出てこないので、もっと頭を使わないとー。
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終わりのない夢

2009年05月30日 | 和歌・短歌

 命にも まさりて惜しく ある物は 見はてぬ夢の さむるなりけり
  -壬生忠岑 古今和歌集-

この命よりも惜しいと感じるものは、まだ続いている夢が、(残念ながら)途中で醒めてしまうことだ。

今回の投稿で、ブログ5年目突入でございます~。
絵をいっぱいいっぱい描きつづけられるよう始めた目的は、ほぼ達成されたのですが、レベルアップに至っては、まだまだ発展途上というか何というか・・・・。
そんなわけで、生活に余裕あるうちは、限りなく続けてゆきたいので、この夢が出来るだけ長引くことを祈り、今回の和歌で気を引き締めてみました。
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五月雨

2009年05月16日 | 和歌・短歌
 萬代(よろづよ)に かはらぬものは 五月雨の 雫にかをる 菖蒲(あやめ)なりけり
 -大納言經信 金葉和歌集-

五月雨(さみだれ)の露に濡れて薫るアヤメの花は、永劫に渡って変わらぬ風情の一つだろう。

この時期には珍しく乾燥した日々が続く。
服なども完全夏仕様にするつもりだったのが、再び長袖を引っ張り出して着ている始末。
夏掛けですら暑いと感じていた布団も、もう一枚毛布が欲しいくらい。 
(しまい込んだのをまた出すのが面倒なので、その辺にあるものを重ねて掛けて寝てる←体に悪そう。)

つい2~3日前には、夜のお絵描き時にパソコンが熱くなりすぎて、あぁ厭な季節が始まったと思っていたのに、今度は描く人間の方が冷えこんでしまった。
その為、まだ時間的には余裕があっても、早々止めにしてしまうので、なかなか仕上がらなくて困る。
来週末に、久々の飲み会があるので、もっとあせらないとイカンのだが・・・。
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