9月10日晴天、「歴史街道を歩く会」の例会で、東海道の「土山宿から坂下宿」まで歩いてきました。
本来「5月の例会」で予定されていましたが、 天候不順が続き今月まで延期となりました。
♪♪ 坂は照る々鈴鹿は曇る間の土山雨が降る ♪♪ この唄に歌われているように 非常に雨の多い所
で有名です。
この日の鈴鹿峠は、心地よい冷風が吹き心身ともに癒されました。 その後、峠を越え 坂下宿まで散策
しましたが、終日好天に恵まれました。
☆予定されたコースは終了しましたが、まだ、もう少し時間的な余裕がありましたので次会予定の亀山宿の
一部(2か所)を急遽見ることなりました。
田村神社:社伝では弘仁3年(812)に創建されたという。 田村神社境内内にある高札場跡
坂上田村麻呂が鈴鹿の山賊を退治したという伝承で
知られている。
蟹坂古戦場跡:天文11年(1542)伊勢の国司北畠具 榎島神社:白川神社の末社。 神木のシイの木は
教は甲賀に侵入しようとして、山中城を攻めさせた。 樹齢400年以上。
当時の山中城主は山中丹後守秀国であり、秀国は
直ちに防戦態勢を整え北畑軍を敗走させた。
明治天皇聖跡碑&旅籠中屋跡 山中一里塚公園
歴史街道を歩いていた他のサークルの人達。 十楽寺:浄土宗 清浄山十楽寺、開基 文明18年(14
86)寂照。 本尊は阿弥陀如来。
万人講常夜燈:江戸時代に金毘羅参りをする旅人の 鈴鹿国定公園の標識(向って右側)
道中安全を祈願して建立されたものである。 重さ38
トン、高さ、5m44cmの自然石。
鈴鹿山の鏡岩:硅石の断層によってこすられた露出面 馬の水飲み鉢
につやが出たもので、昔、峠に住む盗賊が旅人の姿を
この岩に映して危害を加えたという伝説から「鬼の姿見」
とも言われている。
片山神社:延喜式内社で鎌倉時代にここに鎮座してい 小竹屋脇本陣:「坂の下では大竹小竹 宿がとりたや
たという。 平成11年に本殿など焼失し、現在は神楽 小竹屋に」。 大竹は坂下宿本陣のこと。 この時代、
殿のみが残り、高い石垣にかつての面影をとどめてい 本陣には一般の旅人は宿泊できなかった。小竹屋は
る。 大竹屋の分家格の脇本陣。 せめて有名な小竹屋に
一度は泊ってみたいものだナァとの願望を唄ったもの
法安寺:坂下宿で唯一の本陣建物の遺構・「松屋本陣 梅屋本陣跡:坂下宿は難所の鈴鹿峠を控え、江戸時
門」がこの寺の「庫裡の玄関」として残されている。 代後期には大竹屋・松屋・梅屋の本陣、小竹屋脇本
陣がありました。
松屋本陣跡 鈴鹿馬子唄会館:鈴鹿馬子唄と鈴鹿峠の歴史文化
について常設展示されています。
和田一里塚 :亀山宿内に野村一里塚とともに所在す 石上寺:空海が創建したという。 鎌倉時代には建久
る一里塚です。 6年(1195)将軍家代々の祈願所に定められていた。