その後もしばらく、アラベラさんは病床から離れられないでしょうし、
付きっ切りで看病してくれるハリソンさんと、さらにお互いの内面についての
深い語らいをして、親しくなって行ってしまう事でしょう。
でも、アラベラさんの 「 真実の運命の人 」 は、
これから彼女の前に力強く現われ、
ただただお人よしなハリソンさんは、
はじき出されて、一人取り残されてしまうのです。
ちなみにこの最後のページ、作者ではなく、
今話と次話の指揮官、尼将軍様が一人で仕上げています。
作者の最初に描いた物だと、
前ページまでの雰囲気を 「 お笑いオチでぶち壊しにする 」
― とのダメ出し喰らっちゃったのでした。
「 扱ってる内容からしていいんじゃないの? 」
― と、反論しましたが、
「 ダメなものはダメっ! 」
「 たとえ仮に過去の大作家と同じ人物を描いていたとしても、
gmp には gmp の描き方があって、それでいいのっ!! 」
― と、作者が描き直すのを拒否るならと、尼将軍様自らが描き直してみせたのでした!
よく見ると、前ページまでとはビミョーに絵柄が違うと思われるでしょう。
出来栄えを見ると、正直な所、あくまでも作者のみとの比較なのですが、
尼将軍様の方が絵も上手いし、表現力の深みなんて、俄然上なのでした…。
でもねーっ、尼将軍様よォ、作者以上に 「 カノ紳ワールド 」 が表現できるあんたって何なのさ?!
閲覧者の方々、作者の差替えられる前のも見たくありませんか~?!
〈 「 第14話 / 黄昏のエア 」 は、7月からの開始となります。 〉