漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

夾竹桃 (26/27) ありがとうの言葉は…

2009年05月30日 10時21分57秒 | 第13話/夾竹桃
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 漫画では平気そうな顔して、開けていますが、
実はハリソンさん、上下スライド式窓の恐怖症なのでした。

 このタイプの窓、ハリソンさんが子供の頃に、英国で広まり始めたのですが、
サイエンス少年ではない子っちらには、
「 ストッパーが無いのに、何で落ちて来ないのか仕組みが分らない。 」
― と、なって、恐怖感を与える事にもなりかねません。

 しかも、ハリソンさんにとっては、設計とか工学的な事が、
大人になってからもよく分らないジャンルなのでした。

 そういう訳なので、ハリソンさん、シンプソン邸では、
窓が片開きの部屋に住まわせてもらっています。

 そしてヨークに買った家は、
新築ではなく、窓が開くタイプの古い家を選んだのです。


 日本の電車にある上下スライド式窓なら、
ストッパー付きっていう事で、ハリソンさんは安心できるんでしょうか?

〈 今日の続きは明日 〉 ← 先週6月1日とありましたが、5月が31日まである事を忘れていました。

 

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