漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

波乱の親睦会(5/13) 18世紀の貴腐人彼女?

2008年09月15日 11時21分30秒 | 第10話/波乱の親睦会

 漫画の中では描かれていませんが、
ジョージ・ブリングストン伯爵の妹、レディ・アンはこの会場で、
お婿さん候補の男性とお見合いする事になっています。
その人はウォルポールさんの親戚筋なのでした。

 
前にどこかで、ブリングストン伯爵と奥さんは公武合体ならぬ
「公商合体の政略結婚だった」って書いてあったけど、この2人も本当に仲良しサンみたいね。

ホガースという当時の画家が描いた「当世風結婚」というタイトルの連作版画がある。
伯爵家に嫁いだ商家の娘が日々の退屈さから弁護士と不倫をし、
夫を恋人に殺され、恋人は死刑になり、
自身は服毒自殺したという悲惨な内容なのじゃが、
ブリングストン夫妻にはそんな世界は無縁のようじゃな。

ハリソンさんとランズバーグさんも「バツイチ同士」で
上手く行きそうって感じなのかしら?

ランズバーグ夫人は、ゴスヲタオヤジと萌仲間だって、
登場人物紹介にあるから、女オタクなんだ!

何のオタクなのかしら、やっぱり「中世好き」って事?

でも、ヒュームさんとも萌仲間ってあったよ。

彼女、オタクっていうより、いろいろとお勉強好きなのね。きっと。


次週はウォルポールさんの再登場と、ハリソンさん&ヒューム氏との
出会い。

〈次回の更新は9月20・21日の予定〉