漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

第10話 予告編おまけ

2008年09月01日 07時22分24秒 | その他
 2人は今後、急速に親しくなって行きそうな予感…。
BUT,この関係が、英国へと帰国後のハリソンさんを窮地に陥れる
事となるのでした。

〈第10話の開始は9月6日(土)からです。〉



第10話 登場人物紹介

2008年09月01日 07時21分10秒 | 第10話/波乱の親睦会

第10話/波乱の親睦会 予告編

2008年09月01日 07時20分45秒 | 第10話/波乱の親睦会

 現在、心理学や精神・神経医学はジャンルとして確立していますが、
18世紀の頃にはまだ宗教や哲学や芸術などとはっきり枝分かれしていませんでした。

 ディヴィッド・ヒューム氏(1711-1776)は、スコットランドのエディンバラ出身の哲学者。
晩年は歴史書や時事評論も書いて、ヨーロッパ諸国でも有名になりました。
英国政府の外務次官を勤めたりもしています。

 1765年には、7月から新大使のリッチモンド公爵が
到着する10月までの間、パリで大使代理を勤めていました。
そして、罪人として追われているルソー氏を助けようと
活動していたのでした。

 ハリソンさんは、甥夫婦&姪っ子&ランズバーグ夫人と共に、
新大使主催のパリ在住英国人の親睦会へと出かけます。
そこへは社交好きのウォルポール氏も当然出席していて、
ハリソンさんへと意地悪な質問を投げかけます。

 ハリソンさんはランズバーグ夫人と行きの馬車の中で、
お互い親しみを持ちますが、ランズバーグ夫人はウォルポール氏と
萌友だったのでした。