風子ばあさんのフーフーエッセイ集

ばあさんは先がないから忙しいのである。

学芸会

2018-08-26 10:31:22 | 昭和つれづれ

 なにもかもが遠くかすんで忘れているのに、ときどき思いだすことがある。

小学校の学芸会で、踊るグループと、歌うグループに分けられ、わたしは踊りに入れられた。

しかし、左利きのわたしは、みんなが右に回るときについ左に回る、右に走るときに左に走る。

で、はねられて、歌う組みに入れられた。

練習が十分でないので、口だけパクパクさせているように言われた。

哀しくも悔しくもなかったが、そうか、わたしには踊りは無理なんだ、

と運動音痴を自覚させられた始まりである。


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