手紙には作法があって、
「手紙の書き方」や「手紙の例文集」などという本が、
昔はかなり売れた。
拝啓ではじまって、季候の挨拶、それから、さて……となる。
終わりは、拝啓なら、敬具であり、前略なら草々である。
さて、メール全盛の時代である。
メールにはメールの作法があるのだろうが、
「手紙の書き方」のように学校では教えてくれないのであろう。
若者どうし実にのびのびやっているらしい。
ばあさんどうしは……、やっぱり手紙の延長……、
前略はめったにいないが、季節の挨拶はどうしても外せない。
ところが、昨夜、30代の男性から風子ばあさんにメールがあり、
前略、とあったので、おかしかった。
ほう、と読んでいったら、終わりのほうで、
「末筆ながら」とあり、ますます、ほう、であった。
彼も友だち同士なら、おそらく、末筆ながら、などとは書くまい。
さては、バアサンに気を遣ったな、とそれはそれで可愛らしいものである。
「手紙の書き方」や「手紙の例文集」などという本が、
昔はかなり売れた。
拝啓ではじまって、季候の挨拶、それから、さて……となる。
終わりは、拝啓なら、敬具であり、前略なら草々である。
さて、メール全盛の時代である。
メールにはメールの作法があるのだろうが、
「手紙の書き方」のように学校では教えてくれないのであろう。
若者どうし実にのびのびやっているらしい。
ばあさんどうしは……、やっぱり手紙の延長……、
前略はめったにいないが、季節の挨拶はどうしても外せない。
ところが、昨夜、30代の男性から風子ばあさんにメールがあり、
前略、とあったので、おかしかった。
ほう、と読んでいったら、終わりのほうで、
「末筆ながら」とあり、ますます、ほう、であった。
彼も友だち同士なら、おそらく、末筆ながら、などとは書くまい。
さては、バアサンに気を遣ったな、とそれはそれで可愛らしいものである。
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