わたしたちと一緒のときは遙ちゃん一家も日本語で喋る。
ときどき家族同士で小声になるときは韓国語である。
ははん、ナイショ話をするには都合がいいなと勘ぐる。
ユウトくんはインターナショナルスクールだから
授業も遊びもすべて英語である。
家では何語を喋るの? と訊いたら、
お母さんとふたりのときは日本語が多いかなあ、
ユウトは英語のことが多いけど。
お父さんはユウトくんが韓国語を忘れないようにと
韓国語で話しかけることが多いという。
つまり、三人でいるときは、三ヵ国語が入り乱れるらしい。
ユウトくんの友だちを呼んでパーティをするようなときは、
巻きずしが人気だそうである。
オーストラリアの食事は大雑把で、子どもたちのお弁当も、
パンにハムやソーセージを挟んだだけの
サンドイッチというようなものであるという。
イスラム圏の子供もいて、
彼らが遊びにくるときは食材に多少気をつかうけど、
子どもたちの方が、これは何が入っていますかと訊ねてくるので、
こちらからはそれほど気にしないことにしているという。
ただし、断食月のときは育ち盛りの子が食べないのは可哀想な気もするけど、
そういう信条、文化なのだからと割り切ってつきあっているそうである。
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