知り合いのジイサンが、広島へ旧友を訪ねた。
一泊して帰るとき、彼ら共通の恩師のYに届けてほしいと、
旧友は、マツタケを一箱、差し出したという。
お前にはこれをと、すまなさそうに渡されたのは干し柿で、
福岡へ帰りつくまで、助手席に乗せた貴重品のマツタケの香りが気が気でなかったという。
とるものもとりあえず、そのまま、まっすぐY氏宅へ寄ると、
なんとY氏一家はハワイへ旅行中で5日後にしか帰らないとのこと。
食べちゃうわけにはいかないし、
5日たったマツタケがどうなるのか、これまでに覚えがないことだし、
思いあまったが、ええい!っと Y氏宅のマンション管理人に預けてきたという。
マツタケなんかより俺はこっちが好きだと、
風子ばあさんにも干し柿をすすめてくれての茶飲み話だが、
いささか負け惜しみに聞こえないこともなくて、悪いが、ちょっとおかしかった。
一泊して帰るとき、彼ら共通の恩師のYに届けてほしいと、
旧友は、マツタケを一箱、差し出したという。
お前にはこれをと、すまなさそうに渡されたのは干し柿で、
福岡へ帰りつくまで、助手席に乗せた貴重品のマツタケの香りが気が気でなかったという。
とるものもとりあえず、そのまま、まっすぐY氏宅へ寄ると、
なんとY氏一家はハワイへ旅行中で5日後にしか帰らないとのこと。
食べちゃうわけにはいかないし、
5日たったマツタケがどうなるのか、これまでに覚えがないことだし、
思いあまったが、ええい!っと Y氏宅のマンション管理人に預けてきたという。
マツタケなんかより俺はこっちが好きだと、
風子ばあさんにも干し柿をすすめてくれての茶飲み話だが、
いささか負け惜しみに聞こえないこともなくて、悪いが、ちょっとおかしかった。