気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく3 その8 豊郷小学校 酬徳記念館へ

2017年04月15日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 軽音部部室での楽しいフィギュア撮影を終えて、階段を下りました。最初は二時間ほどの滞在予定でしたが、あまりの楽しさに時の経つのを忘れ、気付いたら昼過ぎになっていました。
 もうこうなったら、夕方まで豊郷に滞在するか、そのほうがナガシマさんも楽しめるだろうな、と考えました。


 中央階段の起点のウサギとカメの銅像です。校舎内に3セットあるうちで、最も鍍金の輝きが目立ちます。長年にわたって数多くの生徒たちが触れて親しんでいたのでしょう。
 あとの2セットはまだ見ていなかったのですが、その見物は次の機会に回しました。


 一階の通廊です。劇中そのままです。


 ナガシマさんも雰囲気を楽しみながらスマホで撮影していました。


 実に素晴らしい空間です。放課後ティータイムのメンバー達の話し声が聞こえてくるようです。けいおんシリーズではほぼ全話にわたって桜高でのシーンが登場していますので、この通廊も様々なアングルで登場しています。それだけに、どう見てもどう歩いても、劇中の雰囲気に深く浸れます。この感覚がファンにはたまらないです。

 ガルパンの場合は日常シーンが少なく、舞台となった大洗の色々な場所も一度か二度ぐらいしか登場しないため、聖地としての臨場感が「けいおん」に比べれば弱いです。ワンカットしか出ない場所が多いので、聖地巡礼も一通り回れば終わってしまいます。
 対して「けいおん」では、舞台の豊郷小学校旧校舎群だけでも約30地点のシーンやカットがあり、それらの別アングルや別視点などがバリエーションとして展開されますので、現地で写真を撮るだけでも100枚ぐらいになってしまいます。
 京都エリアですと、例えば白川通は劇中ではメンバー達の通学路に設定されているため、各話にいろんな景色が登場します。未だに全てのシーンやカットを現地でおさえた情報コンテンツを見かけないぐらいです。聖地スポットの数が多過ぎる、といっても過言ではありません。
 なので、多くの「けいおん」ファンが何度も聖地巡礼をしているにもかかわらず、全部を回り切れていない、という話をよく聞きます。それを聞いて「やっぱりな」と思ってしまいます。「けいおん」の聖地巡礼は、ガルパン大洗のケースに比べると、まだまだ伸びしろがあり、魅力が尽きていないとも言えそうです。


 そういえば、前庭の噴水の近くに立つこの時計台も、1期のオープニングに登場しています。平沢唯がその前で踊っているシーンですが、あっという間の場面なので、気付かないファンも多かったとか。京都アニメーションは色んな場所を秒刻みでさらっと入れてきますので、見ている側にも「探す楽しみ」があったりします。「けいおん」シリーズは、数あるアニメの中でも実在の場所を劇中に取り入れている割合が非常に高いので、大半の舞台になっている京都エリアでは、いくらでも「探す楽しみ」があるなあ、と感じています。

 私はかつて京都造形芸術大学に社会人学生として三年間在籍し、けいおんの舞台となった松ヶ崎、修学院、一乗寺、北白川の各域には講義の同期生やゼミ仲間などが下宿していてよく交流もしていたため、一帯の地図はほとんど頭に入っています。もちろん、劇中に出てくる場所の大部分に馴染みがあり、景色の多くに既視感があります。
 このようによく知っている地域であるため、「けいおん」シリーズ人気の全盛期にあっても、当時は聖地巡礼をやる気が起こらなかったわけですが、それが結果的には良かったのでした。現在のファン再開後の活動のメインとして楽しめる形になっているからです。
 ですが、10年も経つとさすがに変化は色々あります。京都の見慣れた景色の多くに新たな何らかの要素が加わっていることがあります。そんな状態の中で「けいおん」シリーズの景色を再発見する、という試みがより一層の面白味を加えているのは確かです。かつては劇中と同じ景色があったのが、変化によって分かりにくくなっている場所もありますから、それを探し回るという楽しみがあります。


 酬徳記念館に移動しました。楽しみは更に濃くなってゆきます。(上画像はナガシマさん撮影)


 館内の「けいおん」コーナーの入り口付近でピースをするホシノ。(上画像はナガシマさん撮影)


 コーナー中央の寄せ書き類の前でスマホを操作するナガシマさん。


 展示品の一部を接写するホシノ。(上画像はナガシマさん撮影)


 この時撮影していたのが上図の琴吹紬のイラストです。1期第7話の「クリスマス!」にて、平沢家に集まってのクリスマスパーティーで、マンボウの物真似を披露するシーンです。ムギちゃんのファンである私としては、外せない対象です。


 これは、近江鉄道のイベント列車のヘッドマークにありそうな図柄ですが、本当に使用されていたのだとしたら、素晴らしいですね。
 「けいおん」シリーズのイベントラッピング列車といえば、京阪電鉄大津線のそれが有名でした。私も三度ほど見かけたことがあります。あと、映画公開時に叡山電車やJR山手線でもラッピング列車が運行されていましたが、後者は実物を見たことがありません。 (続く)

 ナガシマさんのブログの同日レポートはこちら
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ブログタイトルを「気分はガルパン、時々けいおん!」に変更しました

2017年04月14日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 先日の模型サークルの定期会合に参加してきたモケジョの方々と、アニメ「けいおん」シリーズの話題で色々と盛り上がりました。三人とも私のガルパン戦車プラモデル講座に毎回欠かさず参席してくれた経緯があり、ガルパンに相当の関心をお持ちであることが容易に察せられるものの、それ以前にいずれも「けいおん」の大ファンであるそうです。

 「けいおん」シリーズが第2期の放送をスタートして人気が全盛期に達した2010年の時点で、三人とも高校生であって、そのうちの一人はギターも買ってしまうほどにハマったそうです。「あずにゃん」こと中野梓のファンだったため、ギターも「ムスタング」を選び、ヘッドもボディと同じカラーの「あずにゃんモデル」を買ったそうです。
 そのギターを今もお持ちなんですか、と訊ねると、嬉しそうにスマホの画面を見せてくれました。赤いギターを構える佐藤ミカさんの楽しそうな笑顔がそこに輝いていました。

「ですからね、星野さんがガルパンに出会う前はけいおんのファンだったと聞いて、本当に嬉しかったんですよ。豊郷や京都の巡礼記も毎回読ませてもらっていますよ」
「それはどうも」
「大洗のほうには、もう行かれないんですか?」
「今のところは、キッカケもテーマも何もありませんからね・・・。それよりもけいおん巡礼の方がちょっと忙しいかな、って感じですな」
「いいですねえ、もうそれでガンガン行っちゃってくださいよ」
「既にガンガン行ってますよ。こないだは宇治方面にも行きましたからね」
「わあ、宇治駅とか六地蔵のコーナンとかですね」
「はい、ビッグボーイにも寄りましたよ」
「完璧ですね」
「佐藤さんも全部回ってるんですな」
「ええ、ファンですから」

 そこで笑いになりました。横から長澤レイコさんが訊いてきました。
「今の星野さんは、ガルパンとけいおんのどっちに気持ちが向いておられますか?」
「興味の面ではガルパンですが、情熱の面ではけいおんですかね。昔色々ミニフィギュア集めて楽しんでいた頃の熱い気持ちというか、そういうものが再び大きくうねっていますよ」
「じゃあ、ブログもこれからけいおんのカラーが濃くなっていくんですね」
「濃くなるかはともかく、既にもう巡礼記事を連載していますからね、カテゴリーの一つとして据えているのは間違いない」
「だったら、ブログのタイトルも変えてみません?」
「は?」
「だって、けいおんの記事も増えてきているのにですよ、タイトルにはガルパンしか無いじゃないですか。気分はガルパンとけいおん、にすればええのと違いますか」

 すると、それまでずっと聞き役に徹していたアンドー氏が、「それは変えすぎやで。星野は今でもガルパンがメインなわけやから、けいおんはサブ的なポジションに置いておくと思うな」と言いました。
「せやから、タイトル変えるんやったら、今の星野の状態を簡潔に表すタイトルにすればええ。状況に応じて暫定的に変えたり、一時的に表現を入れたりするのが適切かもしれんな」

「じゃあ、気分はガルパン、時々けいおん!、というのはどう?」
 レイコさんの案に、ミカさんやアンドー氏だけでなく、私までが「それいいなあ」と応じてしまいました。現在の私の状況を端的に表している、と感じたからです。

 というわけで、モケジョからの提案を積極的に受け止めて、本日2017年4月14日より、拙ブログのタイトルを「気分はガルパン」から「気分はガルパン、時々けいおん!」に変更することにしました。
 チェンジ!! いえーい!! (アホかお前は)


 なにしろ、昨日4月13日も豊郷小学校に行って、上図のような写真を撮って楽しんでいたりするホシノです。こういう聖地でのフィギュア撮影って、ものすごく楽しいですね。もうハマってしまっております。

 運良く桜が満開でしたので、桜咲く桜が丘女子高そのままの雰囲気でアニメの世界をリアルに感じ取れるだけでなく、居合わせた巡礼ファンの方々もみんな笑顔になって、めいめいに撮影して喜んでおられました。
 若い方ばかりで、女性も多かったのですが、ファン同士ですから垣根なんてものはなく、話も弾み、ホシノも知らなかった情報や意見などを色々聞かせて貰いました。そちらの方が大変に参考になりましたので、行った甲斐があった、と感じた次第です。

 いやー、とりあえずブログタイトルを変えてみたものの、早くも「時々けいおん!」で良かったかな、時々どころか、けいおん!メインじゃないかな、と頭をかいております・・・。アッハッハ。 (アホかお前は)
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サンダース大学付属高校 M4シャーマン75mm砲搭載型 完成です!!

2017年04月13日 | ガルパン模型制作記

 塗装工程に進みました。最初にサーフェイサーを薄く吹きつけました。


 続いて、タミヤの「エアモデルスプレーAS14」を使用して吹きつけました。劇中でのケイ搭乗車とアリサ搭乗車のカラーにほぼ一致する色です。サンダースチームの車輌の制作には欠かせないです。


 転輪のゴム部分は、いつものようにポスカの黒で塗りました。転輪は全て可動にしてありましたので、ポスカのペン先をあてて固定し、転輪を回すだけで塗れました。筆塗りよりも楽で、はみ出し等の失敗も少ないです。


 車外装備品を塗りました。金属部分はミスターカラーの28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。
 右側側面にセットされる長パールは、実車では黒鉄色で、アリサ車の同部品も黒鉄色なのですが、ケイ搭乗車では木製部分のカラーになっています。


 後部にセットされる二本のハンマーも塗りました。


 ヘッドライトおよびバックランプは、公式設定資料図にしたがい8番のシルバーで塗りました。前部機銃は28番の黒鉄色で塗りました。


 砲塔の防盾左側に突き出ている同軸機銃は、28番の黒鉄色で塗りました。


 履帯は、まず全てを28番の黒鉄色にて吹き付け塗装しておき、一日置いて乾燥させました。そして履帯ゴム部分をポスカの黒で塗りました。


 履帯を装着しました。


 デカールは、キットに封入されている上図の品をそのまま使用しました。劇中車のマークの寸法よりも0.5ミリほど小さいのですが、気にしないでおきました。


 車体前面左側および左側面に貼りました。


 続いて右側面に貼りました。


 デカールを全て貼り終わりました。


 つや消しクリアーを吹き付けて一日置いて乾燥させ、完成としました。


 今回の公式キットの、劇中車との外見上の差異は、砲塔右前の増加装甲パーツの大きさです。以前に劇場版ケイ搭乗車を制作した時に使用したドラゴンキットの同パーツは、サイズも劇中車のそれに一致していますが、今回のキットのパーツは丈が約2ミリ短いです。
 ですが、曲面部分パーツの修正は、私の拙い腕では無理なので、キットパーツのまま使用しました。


 斜め後ろから見ました。劇中車はフェンダーと履帯の間にもう少し空間があり、大洗女子学園チームのM3中戦車リーも同様ですが、市販される各メーカーのキットではその形状を再現出来ません。足回りの取り付けや車体パーツの軸部などをずらす必要がありますが、そこまで踏み込むと大改造になってしまいます。


 背面です。劇場版仕様との差異として、T字型シャックルの有無、ハンマーの装備数、などが挙げられます。


 以前にドラゴンキットで作った劇場版ケイ搭乗車(上図左)と並べて比較してみると、輪郭や細部の線があまりシャープでないのが分かります。


 車体サイズはほぼ同じですが、砲塔部分のサイズは僅かにドラゴンキット(上図左)の方が大きいです。


 後部の車外装備品は、劇場版仕様のドラゴンキット(上図左)の方が実車に近いです。今回のテレビ版仕様は、シャーマンファイアフライの装備品を追加した状態ですので、識別ポイントも分かり易いです。


 こうして比較してみることで、テレビ版仕様がいかに謎仕様であるかが改めて理解出来ます。本来は有り得ない装備品をつけているので、デザイン段階で既に意図的であったことが伺えます。


 さて、今回もケイ隊長に完成車輌の納入に立ち会っていただきました。

 ケイ「無印M4の2輌目が完成したのね!!仕上がりもナイスよ!!」


 ケイ 「で、あと8輌はいつ納入されるの?」
 (いえ、とりあえずは二輌目ってことで・・・。それ以上はまだ・・・)
 ケイ 「ウチは火力優勢ドクトリンよ。1輌に対して10輌で攻撃するわけね。だからあと8輌は絶対に必要なのよ!!あと8輌!!分かるぅー?」
 (そんなに近づいて威圧してくるの、勘弁して貰えませんかね・・・)
 ケイ 「じゃあ、これから反省会ね!!」
 (オー、マイガッ!!)


 かくして、サンダース大学付属高校チームのM4シャーマン75mm砲搭載型、いわゆる無印のM4がテレビ版仕様にて完成しました。製作日数は、2017年3月24日から4月9日までの17日でした。のんびりと進めましたので、組み立てに15日、塗装に1日、塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 今回はファインモールド発の公式キットを使用しましたが、中身はタミヤ製品ですので作り易さは抜群です。テレビ版仕様に仕上げるには幾つかのパーツを他から調達する必要がありますが、劇場版仕様にするならば、その手間は不要となります。ただ、VVSSが後期型ですので、こだわるならば劇中車と同じ前期型に換装する必要があります。そのあたりはお好みで、ということになりましょう。

 全体的にはほぼストレート組みでもいける感じで、改造や修正も最小限で済みます。フェンダー内部に出来る吹き抜けは、今回はプラ板で塞ぎましたが、普通はあまり見えない部分ですので、気にならなければそのまま放置するのも手かと思います。

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けいおん!の聖地をゆく3 その7 豊郷小学校 桜高軽音部撮影会

2017年04月12日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 トランクケースの上のねんぷちトリオです。いずれも優れた造形表現でまとめられますが、特に中野梓の可愛らしさは際立っています。ナガシマさんも普段使わない言葉を叫んで萌えたそうです。


 ナガシマさんがはるばる連れてきたフィグマの5人です。放課後ティータイムのメンバーが、軽音部部室となった場所に勢揃いしました。ナガシマさんの夢がまた一つ実現したのだ、と思います。


 とにかく、これ以上の撮影場所はありません。聖地の中の聖地にて、キャラクターのフィギュアを撮るというのは、ファン冥利に尽きます。他のアニメに関しては、聖地でキャラクターフィギュアを自由自在に撮れないらしいので、けいおんの豊郷小学校で撮影が出来るというのは稀なケースでしょう。


 フィギュアの並びを変更してギターケース等を背負わせたうえで、姿勢や顔の向きなどを微調整するナガシマさん。ドールやフィギュアで遊ぶ事が趣味の一つであるだけに、この軽音部部室でけいおんフィギュアを楽しむ、というのは最高の幸せであったことでしょう。


 よく見ますと、5人をくっつけて並べるために台座は2人のみに付け、あとの3人は台座付きの2人に寄りかからせたりして自立させています。ポーズやアングルなども、劇中シーン等を参考にして色々模索したようで、一つの群像としての輪郭にまとめられています。こういう表現は、ナガシマさんならばでのものでしょう。


 こうして見ると、以前からここに展示されていたような感じです。居合わせたファンの方も笑顔になって撮影したりしていました。その方と色々と話をしました。

 けいおんファンは、ガルパンファンとは異なった柔らかなスタンスがあるので、初対面でも気さくに話が出来るケースが少なくないです。最近交流が始まった岡山のIさんもそうですし、モケジョの皆さんも似たようなスタンスをお持ちです。


 後から入ってきた若い女性の方も、部室の中を嬉しそうに見て撮影して、そして私たちのフィギュアに気付くとそのままスマホを向けて楽しげにサクッと撮っていきました。明らかにファンの方でした。モケジョの皆さんとほぼ同年代のお嬢さんでしたので、おそらくはけいおん全盛期に高校生ぐらいだったのでは、と思いました。


 そのお嬢さんは、上図のトランクケースを見た時に、あっ、というような表情を見せて笑みを浮かべていました。ローソンキャンペーンの限定販売品であるこのケースを、たぶん彼女も買って、今も持っているのかもしれません。


 そしてティーカップの中の平沢唯にスマホを思いっきり近づけて撮っていました。実は、放課後ティータイムのフィギュアをティーカップに入れて撮る、というのはブーム全盛期に女性ファンのなかで考案され流行ったことなのだそうです。
 以前に聞いた、モケジョのミカさんの話によれば、彼女もマイセンのティーセットをわざわざ購入して、放課後ティータイムの5人のフィギュアを入れて並べて飾っていた時期があったそうです。


 実に楽しい撮影会でした。場所が場所だけに、最高の気分で楽しめました。アニメ聖地でのフィギュア遊びは、こうでなくてはいけませんね。

 ガルパンの大洗でも同様にやれないことはないのですが、撮影場所が限られるうえに、批判的な声も少なくないらしいので、ブーム初期の頃をのぞいては、フィギュア撮影をやって楽しんでいる巡礼を見かけたことがありません。


 窓の外には、劇中と同じ景色が広がります。細かいところまで完全に一致するので、アニメの世界にリアルで浸れます。このリアルさが、ファンにとっては最重要です。一般的には省略されがちな細部まできちんと描写し再現する京都アニメーションの仕事ぶりがいかに徹底しているかが改めて分かります。


 室内の長椅子のラジカセの横に、前回の訪問時には無かったぬいぐるみが4つ並べてありました。プライズ品なのでしょうが、残念なことに平沢唯だけがありませんでした。 (続く)

 ナガシマさんのブログの同日レポートはこちら
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サンダース大学付属高校 M4シャーマン75mm砲搭載型 作ります!! その8

2017年04月11日 | ガルパン模型制作記

 ラストのステップ16では、車体や砲塔に増加装甲を取り付けます。いずれもキットでの取り付け指示位置と劇中車での位置が微妙に異なるため、公式設定画像や劇中シーン等を参考にして位置を見定め、取り付けます。
 また、砲塔右前方につけるパーツE5においてはガルパン仕様への修正を施します。


 砲塔右前方につける増加装甲パーツE5です。御覧のように、中央に縦に溝があります。


 劇中車の当該部分には溝がありません。


 パーツE5の溝をプラ板で埋めました。その後、溶きパテで隙間を埋めて消しました。


 車体右側面の増加装甲パーツF32、F35です。


 劇中車の取り付け位置を確認して、同じ位置に合わせました。


 車体左側面の増加装甲パーツF32、車体前面の増加装甲パーツF33およびF34です。


 車体前面の増加装甲パーツF33およびF34は、上端に薄い突起がありますが、劇中車の該当部分には突起がありませんので、突起はカットします。


 劇中車の取り付け位置を確認して、同じ位置に合わせました。


 これでステップ16の工程も完了しましたが、もう一つ、追加工作を行ないます。


 劇中車には、上図の赤矢印で示したように、側面下端にスカート取り付け部があります。以前に劇場版仕様ケイ搭乗車をドラゴンキットで制作した際にエッチングパーツで再現した部分です。これを再現します。


 プラ板を1ミリ幅で細長くカットしました。


 車体側面下端に貼り付けました。


 背面部にも同様に貼り付けて再現しました。


 追加工作が終わりました。 


 砲塔をセットしました。これで塗装前の組み立て工程が全て終わりました。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく3 その6 豊郷小学校 軽音部部室へ

2017年04月10日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 旧校舎最上階の唱歌室および会議室の前に上がりました。劇中では音楽室および音楽準備室に設定されている空間です。聖地の中の聖地です。劇中シーンに合わせたカエルの置物が迎えてくれます。
(上画像はナガシマさん撮影)


 天井には、劇中でも登場している風向計の円形目盛盤が貼り付けてあり、外の風向計の振れがそのまま針の動きに反映されています。外の風見が小刻みに動いていることが、針の振れ幅から分かりました。


 屋上の気象教授場に設置されている風見の写真と案内です。屋上は普段は立ち入り禁止で、イベント時の特別見学会などで公開されているそうです。機会があれば、そうした特別公開に参加したいと思います。


 唱歌室に入りました。今でいう音楽室にあたり、舞台もあります。劇中では秋山澪ファンクラブのコンサートをやっていた場所ですが、実際に秋山澪生誕イベントで同様の催しが行われてファンを楽しませているそうです。
 けいおんの放課後ティータイムのメンバーは、5人とも誕生日が公式設定に示されているため、その生誕イベントが毎年開催されて全国からファンが集まります。その会場がこの唱歌室であることも多いそうですが、参加人数が多数の場合は収容しきれないので、講堂に場を移してライブなどが壮行されるそうです。
 ただ、これらのイベントは有料で定員が決まっており、事前の予約申し込みが必要ですので、私は一度も参加したことが無いまま、現在に至っています。


 平沢唯を取り出して撮影しました。全く違和感がありませんね。秋山澪も連れてくるべきでした。


 舞台脇にはギターが展示されており、持って自由に触れることも出来ます。早速ナガシマさんが秋山澪モデルのベースを構えて楽しんでいましたが、これは秋山澪用のレフティではないので、右利きのナガシマさんにも扱えたわけです。
 ナガシマさんは、けいおんへの熱中にともなってギターのメカニック的な要素にハマっているようで、最近はブログの記事にもその類の内容が幾つかあります。


 唱歌室のステージ右袖に続く準備室に入りました。戸棚には劇中に登場したティーカップや、劇場版で卒業旅行の行き先をトン太に選んでもらった際のカップ類が並べてありました。いずれもファンからの寄贈品ですが、本物の高価なティーカップなどもちゃんとあるのが凄いです。

 ガルパンでもダージリン以下がティーカップを手にするシーンがよくありますが、けいおんの琴吹紬のように毎回ティーセットを替えて出してくるまでには至っていません。全てのティーカップが実在の高級品ばかりであるという細かい設定は、ガルパンではありません。
 けいおんシリーズの全盛期の凄まじい人気ぶりに、ガルパンの人気が到底及ばない理由が、ここにもあるんじゃないか、と思います。


 聖地の軽音部部室に進み、とりあえずは平沢唯をあずにゃんカップの中にセットしてみました。これがやってみたかったのでしたが、ピッタリ似合います。


 平沢唯のねんどろいどは、こういう場所で撮影するためのものなのですね・・・。


 ティーカップに入れると、バッチリ絵になります。素晴らしい・・・。


 聖地の軽音部部室の空間内に、すっかり溶け込んでいます。他の四人も並べたいところですが、次の機会にします。


 トランクケースを台にしてねんぷちトリオにもお出ましいただきました。トランクケース自体が平沢唯の学生鞄をモチーフにデザインされていますから、ピッタリです。以前からここに展示されていたような感じがあります。場所が場所だけに、もう最高でした。 (続く)

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ガルパングッズの「断捨離」

2017年04月09日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパン劇場版における、武部沙織の印象的なセリフ。
「断捨離ブームでもきたのかなぁ」

 ということで、ガルパンファンならいずれは経験することになるであろう、ガルパングッズの「断捨離」なるものを実行しました。

 これまでに購入したガルパン関連のグッズや製品は多岐にわたりますが、中には買った後に押し入れに仕舞ったまま忘れていたり、一年以上も眠らせてしまったりしているものも少なくありません。一度も開封したり使ったりしていないものもありますが、それらは持っていないのと同然です。

 ただでさえ狭い家に住んでいて、収納スペースも限られています。異動に伴う引っ越しが何度かありますので、あまり荷物を持たないように心掛けています。それで、次第に増えてくるガルパングッズが常に悩みの種でありました。大きくてかさばるものもあり、他の物を入れられなくなって、本当に困った状況になってきていました。

 それで、思い切って、必要なもの以外は売却処分することにしました。私の場合、基本的にガルパン関連は、映像ソフト、コミックや雑誌などの刊行物、戦車プラモデル、戦車プラモデルに添えられるミニフィギュア、の四種類があれば充分なので、それ以外はいずれ手放すことになります。その時期が早まっただけです。


 かくして、上図のようにフィグマ用1/12スケール戦車二種や一番くじ景品類など70点を三個の箱にまとめ、売却処分の第一弾として中古ショップに発送しました。

 一週間後に買取価格の連絡が来ましたが、予想外の高値でした。購入時の価格よりも買取価格の方が勝っている分が相当数あったのかな、と思えるほどでした。一度も開封したり使ったりしていない、新品同様のものが幾つかあったのも大きかったようです。

 後で業界通の方に話を伺う機会があったのですが、それによれば、ガルパン関連品は今なら高く売れるのだそうです。価格の変動が激しいアニメ関連商品のなかではガルパン関係は割合に安定していて、全体的にみると今年の夏ぐらいまでが売り時と見込まれ、後は下落傾向になるとみられているそうです。

 そういうことであれば、第二弾の売却を急ぐことにしましょう・・・。押し入れや収納スペースの余裕がもうちょっと欲しいのです。今の状態のままだと、今後ガルパン戦車プラモデルを作っても、飾る所または置き場所が無いのです・・・。
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サンダース大学付属高校 M4シャーマン75mm砲搭載型 作ります!! その7

2017年04月08日 | ガルパン模型制作記

 ステップ12では、履帯を組み立てます。このベルト式履帯パーツは、プラモデル用の接着剤で充分に接着出来ます。ステップ13では、砲塔上面の各パーツを取り付けますが、E14のみはガルパン仕様に合わせて逆に取り付けます。


 ステップ12の画像は省略しました。上図はステップ13のスタート状態です。関連パーツを切り出して準備しました。


 ここで劇中のワンシーンを御覧下さい。赤矢印で示したように、対空機銃の据え付け基部(右)と銃身架(左)とが、キットの取り付け指示位置と逆になっています。戦車道においては対空機銃が必要無いので取り外してあるわけですが、同時に銃身架も後ろに回しておいて、前方視界の邪魔にならないようにしているのだと思われます。
 なお、この部分は実車では回転するので、対空機銃を全方位に指向することが出来ます。


 したがって、パーツE14は、指示とは逆向きに取り付けることになりますが、御覧のように砲塔パーツ側に固定用突起があるため、これを削らないとパーツE14を逆向きに取り付けられません。


 そこで、突起をカットしました。


 これでパーツE14を劇中車と同じ向きに取り付けることが出来ました。


 ステップ14では、砲塔上のハッチやアンテナ、ペリスコープカバー等を取り付けます。ステップ15では上下の車体を貼り合わせますが、そのままだと両側側面に吹き抜けが出来るので、プラ板で塞ぎます。


 ステップ14で取り付けるパーツ類です。右側ハッチのE16にモールドされているぺリスコープカバーは劇中車のと向きが90度異なりますが、もともと回転する部分なので、無理に合わせずにそのままにしておきます。


 ですが、左側ハッチのE17のハンドルが、単なる突起になっているのはいただけません。


 突起をカットして、ジャンクパーツから調達したハンドルを付けました。


 さらに砲塔側面後方左右につくホールドのD30は、劇中車に合わせて取り付け位置を上にずらしました。


 続いて、車体の両側側面に出来る吹き抜けを塞ぐためのプラ板パーツを自作しました。寸法を測って大体の形を切り出しました。それから、少しずつ削ってピタリと合わさるように調整しました。


 上部車体内にプラ板パーツを取り付けました。


 次いで下部車体パーツを仮組みしてチェックし、異常が無いのを確かめて、接着しました。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく3 その5 豊郷小学校 旧校舎へ

2017年04月07日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 旧校舎中央玄関の横にある古川鉄治郎の銅像をバックにして、ねんどろいど平沢唯を撮ってみました。劇中でも度々登場して季節ごとの色んな装いを見せてくれた銅像だけに、こういうフィギュアとの撮影が全然違和感がありません。
 他の巡礼者も同じようにこの銅像を必ず撮っていました。日本でも数少ない、有名かつ親しまれる銅像の一つと言えましょう。


 中央玄関付近より北には、酬徳記念館が見えます。酬徳記念館と旧校舎の間の奥には、体育館が見えますが、これは現校舎の施設の一部として使用されています。


 振り返って南には、先ほど見学してきたばかりの講堂が位置しています。現在の学校施設においては講堂と体育館が一体化しているのが一般的ですので、この建物のように講堂としての機能だけを持つ施設は類例も少ないです。欧米の学校施設では普通の施設形態ですが、日本の学校施設においては敷地と費用の関係で実現が困難であったところが多かったようです。


 旧校舎に入りました。中央玄関口に進んで靴を脱いでスリッパに履き替えました。(上画像はナガシマさん撮影)


 中央玄関口を入って正面には、豊郷小学校の歴史を紹介する展示室があり、その入口上にも「展示室」の札が懸けられています。もとは職員室であったスペースで、劇中では山中さわ子先生のシーン等によく登場しています。上図の出入り口も、平沢唯たちが出入りしたところです。(上画像はナガシマさん撮影)


 中へ入ってすぐ右側に電話室がありました。前回の訪問時には気がつきませんでした。中の電話機も当時のものに復原されていました。


 旧校舎群の建立当時の復元模型です。いま駐車場になっている範囲が、かつては実習用の農園であった様子が分かります。日本では珍しいかもしれませんが、欧米の小中学校では実習科目に農作業やガーデニングを挙げる所が殆どなので、農園または作業用農地が敷地内にあるのが普通です。旧校舎の設計をしたヴォーリズの母国アメリカの学校のスタイルが取り入れられたのかもしれません。


 劇中に頻繁に登場する、中央連絡階段の起点にて記念撮影にのぞみました。ウサギとカメの銅像と共に佇めば、やがてHTTの五人の足音が上から近づいてきそうです。(上画像はナガシマさん撮影)


 何度みても、劇中そのままの造形と形姿です。素晴らしい、としか言いようがありません。これを見てテンションが上がらないファンは絶対に居ません。


 ナガシマさんも、スマホで撮影しつつ、聖地の中の聖地スポットの実物の迫力を堪能していました。東京からはるばるやって来た甲斐があったことでしょう。


 二階では廊下や教室などを見学しました。構造や雰囲気がまったく劇中と一致するうえ、廊下の床にマーキングされるドア開閉線も劇中にそのまま出てきますので、何もかも楽しいです。(上画像はナガシマさん撮影)


 二階と三階の教室の大部分は登録文化財の保存空間に指定され、内部は昭和初期の状態に復原してあるそうです。机も戦前の尋常小学校などに見られた傾斜タイプに表されています。
 こうした傾斜タイプの机は、私自身の体験では、大学で初めて利用しましたね・・・。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく3 その4 豊郷小学校 講堂にて

2017年04月06日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 校門内での初のフィギュア撮影実験の後、講堂に向かいました。前回の2月の訪問時には学校行事関係で閉鎖されていて見学出来なかったのでした。(上画像はナガシマさん撮影)


 今回は開放されていて見学自由でした。靴をスリッパに履き替えて内部に進みます。学校施設はどこでもそうですが、土足厳禁、スリッパ使用となります。生徒であれば上履き使用です。それは国登録文化財になってもそのままです。京都や奈良の古社寺拝観でも同じようなスタンスが多いですね。(上画像はナガシマさん撮影)


 劇中の桜が丘女子高校の講堂そのままです。完全に一致しますので、例えば入学式や学園祭「桜高祭」などのシーンがリアルに思い出されます。ここでフィギュア撮影するならば、HTTの5人の演奏スタイルが絶対に合いますね。
 次回に機会があれば、ねんどろいどの5人のセットを持参して撮ってみたいですが、フィギュアを配置出来る適当な場所がありませんので、手に持って撮るしか無さそうです。


 早速、ねんどろいど平沢唯を手に持って撮影実験しました。室内では光の加減が微妙に揺れるため、デジカメの調光機能がオーバー気味に作用して暗目の画像になってしまうことに気付きました。そこで画像を明るく調節しましたが、今度は焦点が定まりませんでした。
 これはちょっと難しいぞ、と思いつつ、平沢唯の角度を変えながら何枚も撮るホシノでした。(上画像はナガシマさん撮影)


 10枚ぐらい撮った中で、なんとかうまくいったのが上掲の画像のみでした。室内ですから、どうしてもやや暗い感じになってしまいます。ガルパン戦車プラモデルの撮影にも使っている、アルミホイルを下敷きに巻いた簡単なレフ板が必要ですね。持ってくれば良かった・・・。


 室内後方には二階席もありますので、登って見下ろしました。室内を感慨深げに見回しつつゆっくりと歩いているナガシマさんの姿がありました。


 ここでも平沢唯を撮影してみました。両手でピース、のポーズはこういう写真にピッタリですね。他の4人にはピースの手首パーツが無いので、5人揃ってピース、というのを撮りたくても出来ません。


 この直後にナガシマさんが撮った画像です。ホシノは左手にしっかり平沢唯を持ったままです。完全にアホですね。アニメファンがアニメの聖地に来たらどうなるか、という典型的一例です。


 ステージを背景に、ピアノカバーの上にて平沢唯を撮影してみました。どこで撮ってもピッタリ似合いますね。豊郷小学校ほど、フィギュア撮影に適した聖地はあんまり無いのではないでしょうか。


 ナガシマさんがステージの演壇に歩み寄り、何かのポーズをとって感動に浸っているようでした。校長先生みたいでした。


 豊郷小学校の校歌です。戦前の制定です。作詞者の藤川助三は、戦前は滋賀県県立彦根高等女学校の教師を務め、戦後は「豊郷村史」の編纂にあたられた方です。地元では俳句文化研究のほうでよく知られており、戦前の「彦根句会」のち「水音吟社」の主宰であった方です。


 ステージ付近から後方出入り口を見ました。教会か大学講義室のような立派な造りです。戦前に地元篤志家の寄進でこれだけの施設が小学校として成立した点に、戦前から教育行政で先んじた滋賀県のありようが偲ばれます。近江商人たちが積極的に寄進や助成を行ってきた歴史も重要です。 (続く)

 ナガシマさんのブログの同日レポートはこちらこちら

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サンダース大学付属高校 M4シャーマン75mm砲搭載型 作ります!! その6

2017年04月05日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10では、主砲の砲身部分を組み立てます。ステップ11では、砲塔を組み立てます。いずれもガイドの指示通りに進めますが、ステップ11において、砲塔本体パーツE19にガルパン仕様への修正が必要となります。またE10は不要なので取り付けませんでした。


 砲身尾部の組み立てに取り掛かりました。


 組み立て終わりました。


 次々にパーツを準備して組み付けてゆきました。


 パーツの合いも良く、スラスラと組み上がってゆきます。タミヤ製品ならばでの扱い易さです。


 砲身の組み付け時には、接着不可の箇所に注意しつつ、仮組みを行なっておきました。


 組み立てが終わりました。砲身は上下に俯仰可能です。


 ステップ11に進みました。無線機のE9は付けなくても良いですが、ここではガイドの指示通りに取り付けました。


 砲塔本体パーツのE19です。ガルパン仕様への修正が必要です。


 上図に赤円で示した、前部左隅の穴および背面の三つのハンドルが劇中車にはありません。


 前部左隅の穴はプラ材で埋めました。背面の三つのハンドルのモールドは削り取りました。


 あとは、ガイドの指示通りに組み立てました。


 組み立て完了後の状態です。


 背面の合わせ目に僅かな段差が生じたので、ヤスって均しました。その後、パテ塗りで線も消しました。


 砲身を組み付けました。可動部分もチェックして、変に歪んだり外れかけたりしていないかを調べました。異状はありませんでした。 (続く)

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ガールズ&パンツァー 最終章

2017年04月04日 | ガールズ&パンツァー

 周知のように、ガールズ&パンツァー最終章は全6話にて完結する計画であるようです。その第1話は、今年2017年の12月9日に全国各地の映画館にて公開される予定です。

 上掲の案内画像を見ますと、季節は冬、大洗女子学園の生徒たちは冬用のコートをまとっています。テレビシリーズが春から夏、劇場版が夏から秋、最終章が冬、というような時系列になっているのかな、と思ったりしましたが、全体的には西住みほが転校してきてから、まだ一年も経っていないのでしょう。
 つまり、主要キャラクターの学年はそのままということになります。そのうえで新たな要素が色々加わってゆくのでしょう。

 ともあれ、公開予定日まで半年以上もあります。多くのガルパンファンが「一息入れる」「休養する」状態になるそうですが、私もその例にもれません。最近はガルパン以前に好きだった「けいおん」シリーズへの情熱が再燃しており、聖地巡礼も滋賀と京都で何度か楽しんでいます。

 同時に、増えすぎたガルパングッズの整理および譲渡、売却処分にも先月から着手し、まさに武部沙織の言う「断捨離ブーム」に入っています。ガルパングッズの大半が、日常生活の役には立ちませんので、押し入れに仕舞ったまま、ずっと眠っている状態です。そのまま一年以上も忘れていたりすれば、持っていないのと同然です。かさばる品や無用の長物も少なくありませんので、これらを手放すことに決めた次第です。

 私の場合、ガルパンを楽しむには、円盤と関連刊行物と戦車プラモデルがあれば基本的には充分です。その原点にもう一度立ち返って、余分な贅肉を削ぎ落してスッキリして身軽になったうえで、新たな感慨と期待とに身を任せつつ、今年冬のガールズ&パンツァー最終章の第1話を楽しみに待ちたいと思います。
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けいおん!の聖地をゆく3 その3 豊郷小学校 初めてのフィギュア撮影

2017年04月03日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 豊郷小学校に着きました。いよいよ、初めてのフィギュア撮影実験に臨みます。ローソンキャンペーンの頃に買った菓子トランクケースに入れて持参した4体のけいおんフィギュアのうちの1体、ねんどろいどの平沢唯を取り出しました。
 これが、本当に楽しみで楽しみで仕方が無かったホシノ、無駄に目力が強くなっています。完全なアホです。(上画像はナガシマさん撮影)


 早速、平沢唯を手に持って、背景に豊郷小学校旧校舎・・・、つまり桜が丘女子高校を定めてみました。


 おおっ、これは素晴らしい!まったく絵になりますな!!・・・しかし、ピントが合わせづらいですな・・・。こうして、こうやって、もう少し光を当てるのが良いかな・・・?(上画像はナガシマさん撮影)


 この時撮った画像。良い!まったく良いじゃないですか!!うわうわうわわわ・・・。ええやんかこれ。


 ナガシマさんが持参してくれた、フィグマの平沢唯も同じように撮らせていただきました。これも素晴らしいです。フィグマは実際の体型に近いので、リアルな記念写真に見えて楽しいです。


 こうなると、手に持たずに地面に置いて撮るのが良さそうだ、と思いつくのは自然な成り行きです。テンションが一気に上がってきたホシノ、早速ねんどろいど平沢唯を地面に置き、満面の笑みを示しました。(上画像はナガシマさん撮影)


 地面に這いつくばるのも大変なので、デジカメの液晶モニターを開いて対象を捕捉することにしました。普段は使わない機能が、ここでは役に立ちました。


 この時撮った画像。良い!まったく良い!!けいおんファンの大多数が豊郷小学校でのフィギュア撮影を当たり前のように楽しんでいる理由が良く分かりました。
 ガルパン大洗ではなかなか出来ませんね、こういうのは。同じ事を大洗でやろうとすると、だいたい道路上での撮影になりますから、危険この上ありません。


 ナガシマさんもフィグマを並べてくれましたので、これも撮影してみました。完全にノリノリのホシノでした。(上画像はナガシマさん撮影)


 この時撮った画像。いやあ、もうね、背景が聖地の本物の豊郷小学校ですからね、こんなリアルで楽しいフィギュア画像なんてなかなか撮れませんよ!まったく!!


 ズームで引き寄せてみました。ますます絵になります。写真家か映画監督になった気分も味わえて最高です。いやーっほおおおううう!!(アホかお前は)


 続いて、持参した残りの3体、TBS&ローソンの限定ねんどろいどぷちセットの平沢唯、秋山澪、中野梓を同じように並べて撮影してみました。
 これまた最高の絵です。これ以外に最適な場所が思いつかない、理想的な撮影スポットです。この3体の組み合わせも絶妙で、こういう状況での撮影も想定して製品化されたのかもしれない、と思ってしまいました。

 実は、これらの撮影をやっている時に、他の巡礼者も横で同じようにして持参のフィギュアを撮影していました。ただ、フィギュアがけいおんとは別のキャラクターであったので、それは誰ですか、と訊いたりしました。相手は笑顔で名前を教えてくれ、そちらは唯ですね、と笑顔で応じてきました。
 けいおんファンは、聖地巡礼の一環としてフィギュア撮影を積極的に楽しんでいます。ファンアートや同人誌にはその写真集もあり、文具おおむらで販売を引き受けたりしている程です。他にも何人かフィギュアやドールを持参している巡礼者を見かけましたから、豊郷ではフィギュア撮影そのものが容認されている状況が実感出来ました。
 こんなわけで、初めての聖地フィギュア撮影実験は、大成功でした。豊郷小学校は本当に楽しい所です。次回の訪問時には絶対にねんどろいどのHTTの5人を揃えよう、と固く誓いました。(アホかお前は) (続く)

 ナガシマさんのブログでの同日レポートはこちらこちら
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けいおん!の聖地をゆく3 その2 豊郷にて

2017年04月02日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 私たちが店内のけいおんコーナーを見学している間に、店主大村さんは店先にテーブルや看板を出して上図のフィギュア等の展示をしつらえていました。けいおんデザインの車のプラモデルの完成品も出してありました。
 けいおん関連のプラモデルは、セガやアオシマが痛車を、プラッツが京阪電車ラッピング車輌を発売していますが、後者は私も完成品を見たことがありません。大村さんに訊いてみましたら、「いやあ、見たこと無いんやねえ、車はねえ、ウチにも幾つかあるけどねえ」との答えでした。


 店内にエレキギターが置かれているのを見ていたら、大村さんが奥から別のギターを持ってきて見せて下さいました。放送5周年を記念しての「K-ON! 5th あにばーさりー」イベントキャンペーンに関連して「アニまるっ!」より限定販売されたスピーカー内蔵の痛ギターでした。


 中古ショップの案内カタログやネット上の画像で見て知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。発売当時の価格が34800円、電池を入れれば演奏できるもので、ケーブル等が不要です。バックには放課後ティータイムのロゴマークがプリントされていますが、写真を撮り忘れました。楽器ですが、インテリア品としての性格が強いようです。


 しばらくグッズ談義で盛り上がり、田井中律の使用したラミーのシャーペンについてもナガシマさんが熱っぽく語っていました。大村さんもけいおんファンですから、大変な関心を寄せて熱心にメモをとったりしていました。
 ナガシマさんは、けいおんの再放送を観て間もない頃に、ラミーのシャーペンに目をつけてすぐに購入し、ブログにも紹介記事を載せています。こちらこちら。2009年の放送開始時からのファンである私よりも深くハマり、熱い情熱を注いでいることが分かります。ガルパンのガの字も出てこないという、劇的な変貌ぶりです。


 大村さんに笑顔で見送られて退出し、昼食にするべく中山道沿いのうどん屋さん「玉屋」に寄りました。店先に貼られた上図のポスターは、HTTメンバーを5周年記念あにばーさりーの衣装にて描いてあります。最初は公式品かと思ったのですが、右下に作者のペンネームが入っているのでファンアートだと分かりました。見事なイラストです。


 この日はちょっと寒かったこともあり、揃って温かいうどんをいただきました。ナガシマさんは肉うどん、私はきつねうどんでした。(上画像はナガシマさん撮影)


 昼食後は中山道を北上して豊郷小学校へ向かう予定でしたが、車の往来が激しく道端を歩くのも危険なので、ナガシマさんの提案で東側の路地を進むことにしました。

 豊郷町は、江戸期までは東近江の幾つかの村落から成る惣村の形態を保っていた歴史があり、町制施行は昭和46年からですが、それでも開発発展とは無縁のまま現在に至っているため、かつての豊郷村の景観がほぼとどめられています。駅や役場や病院がある地区を出れば、周辺には田園が広がります。近畿地方の穀倉地帯の一つとされる犬上郡エリアの風景です。
 なので、江戸期までは中山道の宿場が置かれたといっても、繋ぎの宿場であったため、町並みが形成されるには至っていません。それよりも、本願寺系の門徒の多さを示すかのような、立派な浄土系寺院の甍が目立ちます。上図左に見える建物は仏願寺のそれです。(上画像はナガシマさん撮影)


 駅前の辻を経て駅方向に進み、平沢唯の飛び出し看板の辻で再び北に折れ、豊郷病院の前を過ぎて料亭「三羽鶴」の前にさしかかると、別の飛び出しキャラ看板がありました。「らきすた」の「泉こなた」でした。「けいおん」以外のキャラもあると聞いていましたが、実物は初めて見ました。
 早速スマホで撮影するナガシマさんでした。


 裏面の表情は違いました。むしろこちらが、アニメ劇中のお馴染みの表情ですね。


 更に北へ歩いて料理店「豊辰」の店先に行くと、向かいの駐車場脇にも飛び出しキャラ看板がありました。これは間違いなく「若王子いちご」です。平沢唯たちの3年2組のクラスメイトの一人で、モブキャラクターの中では立花姫子に次ぐ人気を誇ったそうです。
 しかもジャージ姿であるのがポイント高いですね。この姿は確か2期第17話の体育館でのシーンにあったような・・・。


 豊郷小学校の南東辻に至り、また別の飛び出しキャラ看板を発見しました。どう見ても「初音ミク」ですね。豊郷町もなかなかノリノリですね。この勢いでガルパンキャラが加わったりしたら楽しくて笑えますね。


 早速「初音ミク」のキャラ看板を撮影するホシノでした。背景の左右の信楽焼とおぼしき屋根瓦の建物は豊郷小学校の現校舎および付属幼稚園の施設です。中央奥に見え隠れする白い建物が、目指す旧校舎群です。(上画像はナガシマさん撮影) (続く)

 ナガシマさんのブログでの同日レポートはこちらこちら
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サンダース大学付属高校 M4シャーマン75mm砲搭載型 作ります!! その5

2017年04月01日 | ガルパン模型制作記

 ステップ9では、車外装備品などを取り付けます。ガイド指示のパーツは、一部を劇中車に合わせて修正した上で取り付けますが、取り付け位置が微妙にズレます。公式設定資料図などを参考にして順に組み付けます。
 それとは別に、ガルパン仕様独自の装備品も3種類4個追加しますので、該当パーツを他から調達します。


 まず、キットについているパーツを準備しました。このうちパールのB1は形状が異なる上に短いので、端部を手直しし、プラ棒を継ぎ足して6ミリ長くしました。


 公式設定資料図などを参考にして、各パーツを取り付けます。もとのダボ穴は無視して埋めておきました。


 背面部においては、ガイドの指示通りに取り付けました。


 左右の固定用ホールド、バックライト保護枠、排気管などを順に取り付けてゆきます。


 全てを取り付けました。


 続いて、ガルパン仕様独自の装備品を3種類4個追加します。上掲のワンシーンには、クリーニングロッド、英軍式消火器の一部が見えます。いずれもシャーマンファイアフライに装備されるものです。つまり、ガルパン劇中車は、M4シャーマンにシャーマンファイアフライの装備を追加した状態であることが分かります。


 劇中車を上から捉えた数少ないシーンでは、クリーニングロッドと英軍式消火器の他に、二本目のハンマーも見えます。これらを追加再現します。


 アスカのパーツセットより、クリーニングロッドF14およびF15、英軍式消火器G8を2個使用し、ハンマーはジャンクより該当するパーツを見つけました。


 ハンマーをセットしました。シャーマンファイアフライの装備品と同一で、取り付け位置も同じです。


 劇中車の状態に合わせて、二本のハンマーの留め具をプラ板で追加再現しました。英軍式消火器のG8は、左右端にセットしました。


 アスカの、クリーニングロッドのパーツF14およびF15です。


 F15は、ポールを3本並列して結束した状態で成形されていますが、劇中車のは1本を上に積んで三角状になっています。そこで1本分を上図のように切り離し、上に付け替えました。


 車体上にセットし、後端に固定具のF14を取り付けました。


 結束ベルトをプラ板で作り直しました。以上で、ガルパン仕様独自の装備品3種類4個を取り付け終わりました。 (続く)

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