ステップ12では、履帯を組み立てます。このベルト式履帯パーツは、プラモデル用の接着剤で充分に接着出来ます。ステップ13では、砲塔上面の各パーツを取り付けますが、E14のみはガルパン仕様に合わせて逆に取り付けます。
ステップ12の画像は省略しました。上図はステップ13のスタート状態です。関連パーツを切り出して準備しました。
ここで劇中のワンシーンを御覧下さい。赤矢印で示したように、対空機銃の据え付け基部(右)と銃身架(左)とが、キットの取り付け指示位置と逆になっています。戦車道においては対空機銃が必要無いので取り外してあるわけですが、同時に銃身架も後ろに回しておいて、前方視界の邪魔にならないようにしているのだと思われます。
なお、この部分は実車では回転するので、対空機銃を全方位に指向することが出来ます。
したがって、パーツE14は、指示とは逆向きに取り付けることになりますが、御覧のように砲塔パーツ側に固定用突起があるため、これを削らないとパーツE14を逆向きに取り付けられません。
そこで、突起をカットしました。
これでパーツE14を劇中車と同じ向きに取り付けることが出来ました。
ステップ14では、砲塔上のハッチやアンテナ、ペリスコープカバー等を取り付けます。ステップ15では上下の車体を貼り合わせますが、そのままだと両側側面に吹き抜けが出来るので、プラ板で塞ぎます。
ステップ14で取り付けるパーツ類です。右側ハッチのE16にモールドされているぺリスコープカバーは劇中車のと向きが90度異なりますが、もともと回転する部分なので、無理に合わせずにそのままにしておきます。
ですが、左側ハッチのE17のハンドルが、単なる突起になっているのはいただけません。
突起をカットして、ジャンクパーツから調達したハンドルを付けました。
さらに砲塔側面後方左右につくホールドのD30は、劇中車に合わせて取り付け位置を上にずらしました。
続いて、車体の両側側面に出来る吹き抜けを塞ぐためのプラ板パーツを自作しました。寸法を測って大体の形を切り出しました。それから、少しずつ削ってピタリと合わさるように調整しました。
上部車体内にプラ板パーツを取り付けました。
次いで下部車体パーツを仮組みしてチェックし、異常が無いのを確かめて、接着しました。 (続く)