トランクケースの上のねんぷちトリオです。いずれも優れた造形表現でまとめられますが、特に中野梓の可愛らしさは際立っています。ナガシマさんも普段使わない言葉を叫んで萌えたそうです。
ナガシマさんがはるばる連れてきたフィグマの5人です。放課後ティータイムのメンバーが、軽音部部室となった場所に勢揃いしました。ナガシマさんの夢がまた一つ実現したのだ、と思います。
とにかく、これ以上の撮影場所はありません。聖地の中の聖地にて、キャラクターのフィギュアを撮るというのは、ファン冥利に尽きます。他のアニメに関しては、聖地でキャラクターフィギュアを自由自在に撮れないらしいので、けいおんの豊郷小学校で撮影が出来るというのは稀なケースでしょう。
フィギュアの並びを変更してギターケース等を背負わせたうえで、姿勢や顔の向きなどを微調整するナガシマさん。ドールやフィギュアで遊ぶ事が趣味の一つであるだけに、この軽音部部室でけいおんフィギュアを楽しむ、というのは最高の幸せであったことでしょう。
よく見ますと、5人をくっつけて並べるために台座は2人のみに付け、あとの3人は台座付きの2人に寄りかからせたりして自立させています。ポーズやアングルなども、劇中シーン等を参考にして色々模索したようで、一つの群像としての輪郭にまとめられています。こういう表現は、ナガシマさんならばでのものでしょう。
こうして見ると、以前からここに展示されていたような感じです。居合わせたファンの方も笑顔になって撮影したりしていました。その方と色々と話をしました。
けいおんファンは、ガルパンファンとは異なった柔らかなスタンスがあるので、初対面でも気さくに話が出来るケースが少なくないです。最近交流が始まった岡山のIさんもそうですし、モケジョの皆さんも似たようなスタンスをお持ちです。
後から入ってきた若い女性の方も、部室の中を嬉しそうに見て撮影して、そして私たちのフィギュアに気付くとそのままスマホを向けて楽しげにサクッと撮っていきました。明らかにファンの方でした。モケジョの皆さんとほぼ同年代のお嬢さんでしたので、おそらくはけいおん全盛期に高校生ぐらいだったのでは、と思いました。
そのお嬢さんは、上図のトランクケースを見た時に、あっ、というような表情を見せて笑みを浮かべていました。ローソンキャンペーンの限定販売品であるこのケースを、たぶん彼女も買って、今も持っているのかもしれません。
そしてティーカップの中の平沢唯にスマホを思いっきり近づけて撮っていました。実は、放課後ティータイムのフィギュアをティーカップに入れて撮る、というのはブーム全盛期に女性ファンのなかで考案され流行ったことなのだそうです。
以前に聞いた、モケジョのミカさんの話によれば、彼女もマイセンのティーセットをわざわざ購入して、放課後ティータイムの5人のフィギュアを入れて並べて飾っていた時期があったそうです。
実に楽しい撮影会でした。場所が場所だけに、最高の気分で楽しめました。アニメ聖地でのフィギュア遊びは、こうでなくてはいけませんね。
ガルパンの大洗でも同様にやれないことはないのですが、撮影場所が限られるうえに、批判的な声も少なくないらしいので、ブーム初期の頃をのぞいては、フィギュア撮影をやって楽しんでいる巡礼を見かけたことがありません。
窓の外には、劇中と同じ景色が広がります。細かいところまで完全に一致するので、アニメの世界にリアルで浸れます。このリアルさが、ファンにとっては最重要です。一般的には省略されがちな細部まできちんと描写し再現する京都アニメーションの仕事ぶりがいかに徹底しているかが改めて分かります。
室内の長椅子のラジカセの横に、前回の訪問時には無かったぬいぐるみが4つ並べてありました。プライズ品なのでしょうが、残念なことに平沢唯だけがありませんでした。 (続く)
ナガシマさんのブログの同日レポートはこちら。
長椅子に置く唯のぬいぐるみや、スクールバッグを寄贈したくなります。もちろん「けいおんぶ」のキーホルダーも付けて。
唯のぬいぐるみは、酬徳記念館の方にはありました。
「けいおんぶ」のキーホルダーは酬徳記念館に一部しか無かったです。何かの限定特典品だったように記憶していますが・・・。