気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

サンダース大学付属高校 M4シャーマン75mm砲搭載型 完成です!!

2017年04月13日 | ガルパン模型制作記

 塗装工程に進みました。最初にサーフェイサーを薄く吹きつけました。


 続いて、タミヤの「エアモデルスプレーAS14」を使用して吹きつけました。劇中でのケイ搭乗車とアリサ搭乗車のカラーにほぼ一致する色です。サンダースチームの車輌の制作には欠かせないです。


 転輪のゴム部分は、いつものようにポスカの黒で塗りました。転輪は全て可動にしてありましたので、ポスカのペン先をあてて固定し、転輪を回すだけで塗れました。筆塗りよりも楽で、はみ出し等の失敗も少ないです。


 車外装備品を塗りました。金属部分はミスターカラーの28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。
 右側側面にセットされる長パールは、実車では黒鉄色で、アリサ車の同部品も黒鉄色なのですが、ケイ搭乗車では木製部分のカラーになっています。


 後部にセットされる二本のハンマーも塗りました。


 ヘッドライトおよびバックランプは、公式設定資料図にしたがい8番のシルバーで塗りました。前部機銃は28番の黒鉄色で塗りました。


 砲塔の防盾左側に突き出ている同軸機銃は、28番の黒鉄色で塗りました。


 履帯は、まず全てを28番の黒鉄色にて吹き付け塗装しておき、一日置いて乾燥させました。そして履帯ゴム部分をポスカの黒で塗りました。


 履帯を装着しました。


 デカールは、キットに封入されている上図の品をそのまま使用しました。劇中車のマークの寸法よりも0.5ミリほど小さいのですが、気にしないでおきました。


 車体前面左側および左側面に貼りました。


 続いて右側面に貼りました。


 デカールを全て貼り終わりました。


 つや消しクリアーを吹き付けて一日置いて乾燥させ、完成としました。


 今回の公式キットの、劇中車との外見上の差異は、砲塔右前の増加装甲パーツの大きさです。以前に劇場版ケイ搭乗車を制作した時に使用したドラゴンキットの同パーツは、サイズも劇中車のそれに一致していますが、今回のキットのパーツは丈が約2ミリ短いです。
 ですが、曲面部分パーツの修正は、私の拙い腕では無理なので、キットパーツのまま使用しました。


 斜め後ろから見ました。劇中車はフェンダーと履帯の間にもう少し空間があり、大洗女子学園チームのM3中戦車リーも同様ですが、市販される各メーカーのキットではその形状を再現出来ません。足回りの取り付けや車体パーツの軸部などをずらす必要がありますが、そこまで踏み込むと大改造になってしまいます。


 背面です。劇場版仕様との差異として、T字型シャックルの有無、ハンマーの装備数、などが挙げられます。


 以前にドラゴンキットで作った劇場版ケイ搭乗車(上図左)と並べて比較してみると、輪郭や細部の線があまりシャープでないのが分かります。


 車体サイズはほぼ同じですが、砲塔部分のサイズは僅かにドラゴンキット(上図左)の方が大きいです。


 後部の車外装備品は、劇場版仕様のドラゴンキット(上図左)の方が実車に近いです。今回のテレビ版仕様は、シャーマンファイアフライの装備品を追加した状態ですので、識別ポイントも分かり易いです。


 こうして比較してみることで、テレビ版仕様がいかに謎仕様であるかが改めて理解出来ます。本来は有り得ない装備品をつけているので、デザイン段階で既に意図的であったことが伺えます。


 さて、今回もケイ隊長に完成車輌の納入に立ち会っていただきました。

 ケイ「無印M4の2輌目が完成したのね!!仕上がりもナイスよ!!」


 ケイ 「で、あと8輌はいつ納入されるの?」
 (いえ、とりあえずは二輌目ってことで・・・。それ以上はまだ・・・)
 ケイ 「ウチは火力優勢ドクトリンよ。1輌に対して10輌で攻撃するわけね。だからあと8輌は絶対に必要なのよ!!あと8輌!!分かるぅー?」
 (そんなに近づいて威圧してくるの、勘弁して貰えませんかね・・・)
 ケイ 「じゃあ、これから反省会ね!!」
 (オー、マイガッ!!)


 かくして、サンダース大学付属高校チームのM4シャーマン75mm砲搭載型、いわゆる無印のM4がテレビ版仕様にて完成しました。製作日数は、2017年3月24日から4月9日までの17日でした。のんびりと進めましたので、組み立てに15日、塗装に1日、塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 今回はファインモールド発の公式キットを使用しましたが、中身はタミヤ製品ですので作り易さは抜群です。テレビ版仕様に仕上げるには幾つかのパーツを他から調達する必要がありますが、劇場版仕様にするならば、その手間は不要となります。ただ、VVSSが後期型ですので、こだわるならば劇中車と同じ前期型に換装する必要があります。そのあたりはお好みで、ということになりましょう。

 全体的にはほぼストレート組みでもいける感じで、改造や修正も最小限で済みます。フェンダー内部に出来る吹き抜けは、今回はプラ板で塞ぎましたが、普通はあまり見えない部分ですので、気にならなければそのまま放置するのも手かと思います。

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