気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく4 その7 三条通!

2017年04月28日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 三条木屋町通の材木橋から西へ入って河原町通に通じる路地は、かつては呑み屋や焼肉屋、宴会場などが並ぶ夜の盛り場の一つでしたが、いまは南側の建物群の三分の一ほどが取り壊されて、御覧のように工事中でした。かなり景観が変わってしまっています。


 大体上図の辺りに、1期番外編(第14話)「ライブハウス!」に登場したライブハウスが位置していたことになっています。実際は焼肉屋さんだった場所で、模型サークルの定期会合でも何度か利用したことがあるのでよく覚えています。集合場所を連絡する時に、「三条大黒町の材木橋西路地の石像の前」というような感じでメールが来て、それで石像を目印に行ったものでした。
 しかし、その石像はおろか、建物も取り壊されて無くなっていました。焼肉屋も廃業したようです。


 同じ場所が、劇中ではこうなっています。山中さわ子先生がライブハウスの前にて一瞬躊躇するシーンですが、左側の建物の並びが懐かしく映ります。右側の建物の並びは、対照的に殆ど変っていません。


 右側の建物の並びは、昔から余り変わらないゴチャゴチャ感に満ちています。建物毎に色彩が異なり、昔と違う色に塗りなおしたりしているようです。


 同じアングルの、劇中のワンシーンです。左端にちょっと見えるアーチ形の庇や、壁面に青シートをかけた建物などが一致しています。


 最も当時の佇まいを伝えているのは、上図の店舗建物でしょうか。


 上掲の劇中シーンの右側の建物です。構造や看板も同じです。この店舗建物の向かいがライブハウスという設定で、実際には焼肉屋だったのでした。その入口脇に、ちゃんと石像も再現されています。何か変てこな石像だった記憶がありますが、劇中でも、何の像なのかがよく分かりません。


 けいおんシリーズ放送前、スタッフがこの路地を取材しているとすれば、それから既に10年は経過している筈です。京都アニメーションの制作スタンスとして、更に昔の風景を写真などで選んで劇中に反映させるケースがありますので、場所によっては15年以上前の景観を登場させているシーンがあります。

 その最も分かり易い例が、豊郷小学校旧校舎群でしょう。その劇中の外観は、豊郷小学校の卒業アルバムで調べたところ、2002年、平成14年頃の状態に最も近いです。
 同じ頃の京都エリアでは、例えば叡山電車修学院駅の西側近くにアイス屋「ディッパーダン」があって、私も大学の夏季ゼミ期間中に仲間と立ち寄ってアイスを食べた記憶があります。その「ディッパーダン」が1期第9話「新入部員!」で皆が中野梓を連れて行ったアイス屋のモデルになったようですが、実店舗の方は確か2005年ぐらいに閉店したと聞いています。
 ですので、2009年の放送スタート後に、熱心なファンがアイス屋の場所を特定しようと努力しても果たせなかったのは当然のことでした。


 路地を西に抜けて河原町通に出ました。そのまま北へ移動しました。


 程なくして三条通に戻り、上図のアーケード街に進みました。


 少し歩くと右手に上図の楽器店があります。沢山並ぶギターの中に、けいおんモデルも見えるのはさすがです。価格も手頃なので、その気になれば買ってしまいそうですが、私よりもナガシマさんがサクッと購入してしまいそうです。


 劇中に登場していたアーケード街は二ヶ所ありますが、一ヶ所はモデルがここじゃないかと思います。もう一ヶ所のモデルが叡山電車修学院駅北東のアーケード街であることは周知の通りです。


 おなじみ「JEUGIA」三条本店です。劇中でも三、四度ほど登場しています。設定では、琴吹家の会社の系列店舗、ということになっています。
 すると、琴吹紬の真似をして「もう一声ぇぇ」と叫んだら楽器が5万円に値切られるわけですか・・・。(そんなわけ無いやろ、アホかお前は) (続く)
コメント (2)
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