気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく3 その5 豊郷小学校 旧校舎へ

2017年04月07日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 旧校舎中央玄関の横にある古川鉄治郎の銅像をバックにして、ねんどろいど平沢唯を撮ってみました。劇中でも度々登場して季節ごとの色んな装いを見せてくれた銅像だけに、こういうフィギュアとの撮影が全然違和感がありません。
 他の巡礼者も同じようにこの銅像を必ず撮っていました。日本でも数少ない、有名かつ親しまれる銅像の一つと言えましょう。


 中央玄関付近より北には、酬徳記念館が見えます。酬徳記念館と旧校舎の間の奥には、体育館が見えますが、これは現校舎の施設の一部として使用されています。


 振り返って南には、先ほど見学してきたばかりの講堂が位置しています。現在の学校施設においては講堂と体育館が一体化しているのが一般的ですので、この建物のように講堂としての機能だけを持つ施設は類例も少ないです。欧米の学校施設では普通の施設形態ですが、日本の学校施設においては敷地と費用の関係で実現が困難であったところが多かったようです。


 旧校舎に入りました。中央玄関口に進んで靴を脱いでスリッパに履き替えました。(上画像はナガシマさん撮影)


 中央玄関口を入って正面には、豊郷小学校の歴史を紹介する展示室があり、その入口上にも「展示室」の札が懸けられています。もとは職員室であったスペースで、劇中では山中さわ子先生のシーン等によく登場しています。上図の出入り口も、平沢唯たちが出入りしたところです。(上画像はナガシマさん撮影)


 中へ入ってすぐ右側に電話室がありました。前回の訪問時には気がつきませんでした。中の電話機も当時のものに復原されていました。


 旧校舎群の建立当時の復元模型です。いま駐車場になっている範囲が、かつては実習用の農園であった様子が分かります。日本では珍しいかもしれませんが、欧米の小中学校では実習科目に農作業やガーデニングを挙げる所が殆どなので、農園または作業用農地が敷地内にあるのが普通です。旧校舎の設計をしたヴォーリズの母国アメリカの学校のスタイルが取り入れられたのかもしれません。


 劇中に頻繁に登場する、中央連絡階段の起点にて記念撮影にのぞみました。ウサギとカメの銅像と共に佇めば、やがてHTTの五人の足音が上から近づいてきそうです。(上画像はナガシマさん撮影)


 何度みても、劇中そのままの造形と形姿です。素晴らしい、としか言いようがありません。これを見てテンションが上がらないファンは絶対に居ません。


 ナガシマさんも、スマホで撮影しつつ、聖地の中の聖地スポットの実物の迫力を堪能していました。東京からはるばるやって来た甲斐があったことでしょう。


 二階では廊下や教室などを見学しました。構造や雰囲気がまったく劇中と一致するうえ、廊下の床にマーキングされるドア開閉線も劇中にそのまま出てきますので、何もかも楽しいです。(上画像はナガシマさん撮影)


 二階と三階の教室の大部分は登録文化財の保存空間に指定され、内部は昭和初期の状態に復原してあるそうです。机も戦前の尋常小学校などに見られた傾斜タイプに表されています。
 こうした傾斜タイプの机は、私自身の体験では、大学で初めて利用しましたね・・・。 (続く)

 ナガシマさんのブログの同日レポートはこちらこちら

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