気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく3 その9 豊郷小学校 気分は放課後ティータイム

2017年04月16日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 酬徳記念館のけいおんコーナーに行くと、どうしてもコルグトライトンの前に立って鍵盤を弾いてみたくなります。高校時代に参加したにわかバンドではキーボード担当でしたので、自然に鍵盤楽器の所に足が進んでしまいます。ムギちゃんこと琴吹紬ののファンでもあるので、このトライトンエクストリームは、憧れの楽器でもあります。

 コルグのキーボードは、私が使用していたヤマハのDX-7に比べると、やや古典的なざらついた感じの音を出すので、場合によってはノイジーになったりもするのですが、それが魅力の一つでもあると思います。ヤマハ、ローランドと並んで3強と讃えられる所以でもありますが、ただ、単音では良い感じに聞こえても、バンドの中で奏でるとややへヴィになる傾向があります。悪く言うと、汚い雰囲気のトーンになるのです。

 ですが、その汚さは、重い存在感を放ちますので、ベースもしくはリズム隊の音に適していると思います。ムギちゃんが放課後ティータイムの中で、曲の根幹となるリズムやビートを担当しているという設定も、それをふまえているのでしょう。
(上画像はナガシマさん撮影)


 さらに憧れるのが、上図のコルグのショルダーキーボードです。これのムギちゃんスペシャルがコルグより限定発売されて大騒ぎになったことがあり、予約受付も一日で終わって瞬殺となったため、私は買えないままに終わりました。
 しかし、当時のキーターのなかでは割と重めの5キロタイプでしたから、ひ弱な私にはちょっと取り回し辛かったのも事実であり、買えなくて正解だったのかもしれません。

 今回、持ってみて、改めて重いなと感じました。高校生の頃にヤマハが「ショルキー」の登録商標でリリースしたSHS-10を持って弾いた記憶があり、それが4キロもしない軽量機でした。その感覚をいまだに覚えているので、このコルグの機種は重いし、大きいものでした。鍵盤も重いので、どうしても上図のように立てて押さえがちになります。
 ヤマハのSHS-10は、松下由樹さんのコマーシャルもヒットして一世を風靡しましたから、御存知の方も多いでしょう。
(上画像はナガシマさん撮影)


 寄贈展示品のギターのひとつは、あずにゃんこと中野梓のデザインでラッピングされてありました。が、よく見るとラッピングではなくて、カッティングシールを切り貼りしてデザインしてあるのでした。(上画像はナガシマさん撮影)


 こういうデザインです。よくやるなあ、と感心してしまいます。もったいなくて弾けないかもしれません。おそらくインテリア的な用途がメインでしょう。


 コーナーの二階に上がり、放課後ティータイムのパネルを見ました。後日、観光協会の方で話を聞いたところによれば、これらのパネルを街中に配置する案があったそうですが、ファンの猛反対によって立ち消えになったそうです。

 ガルパン大洗の場合は積極的にパネルを出して配置して商店街の活性化に役立てていましたが、そのような営利的なパネルの使い方は「けいおん」ファンからみると好ましくなかったのかもしれません。
 いずれにせよ、こちらのパネル群は展示品として定着し、綺麗なままに保たれています。


 前回は脇に固められていた水着バージョンのパネルも横一列に並んでいました。この水着姿は、最初に見た時は第2期DVD購入特典かと思ったのですが、デザインがいずれも異なりますので、オリジナルの描き起こしであるようです。劇中では、水着姿になったのは2期第11話での平沢唯と琴吹紬だけですから、上図の秋山澪や中野梓のパネルは完全なオリジナルですね。


 書棚転用の展示棚に並べれたフィギュアなども、見ていて楽しいです。上図は2期第20話「またまた学園祭!」でのお揃いのHTTシャツ姿にて再現されており、個人的に最も欲しいフィギュアです。「またまた学園祭!」で細かく描写されているライブの盛り上がりようが、見ていて興奮してしまうほどに楽しく、気に入っているからです。ライブ後にみんなが泣きながら今後の叶わない予定を語り合いつつ、いつのまにか幸福感のなかに眠ってしまうシーンが、ものすごく印象に残っているからです。


 寄贈展示品の数が凄いので、ひととおり見ていてもかなりの時間が経ってしまいます。しかも、来る度に展示品の入れ替わりがあるのに気付きますから、初めて目にする品も少なくありません。(上画像はナガシマさん撮影)


 パネル群を順に撮影するナガシマさん。やっとここに来られて感動、本当に楽しくて仕方が無い、といった様子でした。


 上図左の秋山澪パネルは、ファンの最近の自作寄贈品のようです。秋山澪生誕イベントが1月15日にありましたから、その際に贈られたものでしょうか。放送開始10周年になろうというのに、いまだにグッズの寄贈が続いているのですから、大したものです。

 そういえば、「けいおん」シリーズの原作が今年2017年の4月9日で連載10周年を迎えたそうです。「まんがタイムきらら」より「けいおん!」の原作の連載がスタートしたのが2007年4月9日だったそうです。私はその二年後の2009年4月9日からのアニメ放送スタート時からファンになりましたので、原作の方はアニメのテロップで知って後から読みました。


 放課後ティータイムのパネルは、反対側の二階スペースからも見えますので、今回もナガシマさんを案内して見てみました。 (続く)

 ナガシマさんのブログの同日レポートはこちらこちらこちら
コメント (3)
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