朝起きると、空はどんよりとした曇天。
TVの天気予報では、昼前から大雨の予報。
あるぇー、昨日までは土日晴天って言ってたと思ったのだが。
まあ、グダグダしていても仕方ないので、会場のタカスサーキットに行ってみるか。
ついでに三国港辺りに寄り道して、良さげな店があったら朝飯でも頂こうかと。
えちぜん鉄道芦原線沿いを北上して、あわら湯のまち駅へ。
早速だが、パラパラ降ってきたよ。あーあ。
ちなみに、名古屋からこちらに向かっていた友人は、途中で降ってきたので引き返してしまったらしい。
まあ仕方なし。
日帰り温泉施設、セントピアの前。
近くに足湯もあるのだが、カッパフル装備しちゃったのでパス。脱ぐのめどい。
芦原線の終着駅、三国港駅前。
港の外には、鉛色の日本海。どんより。
ここから東尋坊はすぐなんだが、風雨の中行ってもなあ。
それほどこの世を悲観してるわけじゃなし。
港の近くに食堂があるとの情報はあったのだが、ずぶ濡れの雨がっぱ姿で入るのも気が引ける。
道の駅のレストランなら、なんとなく入れそうかなと、近くの道の駅みくにに移動。
しかし、レストランは11時からだったよ。
生のサザエを食うわけにもいかないしなあ。
もう、出店のタコ焼きでいいや。
雨もそこそこ強いので、中止じゃないかと思いつつ、サーキットまで行くと、なんと時間を前倒しして始めていたらしい。
とりあえず受付を済ませ、ピットレーンへ。
国内仕様を販売開始した隼、GSX-R1000、750などの後ろに、乗ってみたかったV-Strom1000を発見。
試乗車3台も用意してあるよ。力入ってるね。
ほぼ順番待ち無しで、早速試乗。
何しろ風雨が強いので、今にも中止になるんじゃないかと、ちょっと心配。
ここまで来たからには、乗って帰らねば。
足つきは、B-KINGに比べれば悪いが、Djebel250と同程度だろうか。
スリムなVツインなので、この手のアドベンチャーバイクにしては良い方。
走りはまあ、1000㏄なりのトルクもパワーもあり、シートもDjebelよりは余程快適。
何処までも走っていきたくなる感じがするね。
コースもびちょびちょなので全く攻められないが、ABSにトラクションコントロールも付いているので、かなり安心して走れる。
いいなあコレ。
と、1度乗ったところで、風雨が強いので一時中断だと。
休憩所に避難して待機。
最低限の目的は果たしたとはいえ、これで終了になったら嫌だなあ。
幸いにも、30分ほどで雨も小降りになり、空も少し明るくなってきた。
試乗を再開し、GSX-R1000と750、GSR750などにも乗ってみる。
隼は大人気で行列なので、時間がかかりそうでパス。
GSX-R1000は流石にレーシーだね。
アクセルレスポンスも良く、パワーも音もやる気にさせる。
GSX-R750も軽いしパワーも十分、タイトな道では相当速そうだ。
GSR750は、B-KINGの兄弟車的なイメージなのだが、随分おとなしいエンジンだなあ。
まあ、路面もウェットで、そんなに回せたわけじゃないけど。
100psオーバーということで、初代Bandit1200的なノリを期待していたけど、ちょっと拍子抜け。
まあ排気量も違うか。
最後にV-Strom650も乗り比べ。
車格も足つきも1000と変わらない。まあ、1000が軽量コンパクトなんだけど。
パワーもマイルドで、長距離ツーリングでも気負わず楽できそう。
お値段も相当お買い得感があるんだけど、乗るならやっぱり1000の方かな。
12時から景品の当たるじゃんけん大会があるというので、それが終わったら帰ろうかと。
ちょっと早いが、その前に昼食かな。
ワゴンのサンドイッチ販売車が来ていたので見てみる。
グリーンカレーがあったので、思わず注文。
やっぱカレーライスだよね。
うめぇ。
じゃんけん大会は、ほぼ雨も上がり、いいタイミング。
アンジェラ・アキ似のお姉ちゃんとじゃんけんをするが、勝てん。
俺じゃんけん弱いのか。
結局、試乗アンケートの景品のステッカーだけ貰って、帰路へ。
帰りはまた雨も強くなり、途中で通行止めなどを食らうのも嫌なので、油坂峠を越えて白鳥まではノンストップで。
ここまで来れば、東海北陸道もあるので一安心。
道の駅白鳥。
山水画のような景色だ。
ここから先も、(ケツが痛いので)ちょくちょく休憩しながら、行きと同じルートを逆に辿る。
幸いにも通行止めなどは無かったので、無事帰宅。
予想外の大雨でひどい目に会ったが、路面コンディションがこれほど悪いと、重くてパワーがあるB-KINGよりも、Djebelの方が気を遣わずに走れたので、まあ良かったかな。
13日の日曜日、福井のタカスサーキットで、スズキの新型車試乗会があるということで、前日から福井まで移動しようと計画。
とりあえず、エアフィルターを新調したジェベル号で出発。
ジェベル号にはETCがないので、有料のトンネルは迂回して、国道158号、安房峠旧道だぜ。
いい天気で、上高地方面までよく見える。
ここは峠の茶屋があったところだけど、最近更地になっちゃったみたいね。
まあ、旧道に来るのは物好きしか居ないから、むべなるかな。
高山ラーメンの工場が経営するドライブインで休憩。
とはいえ、昼にはまだ早いので、コーヒーだけだが。
高山市街を避け、高山清見道路に乗るべくインター方面へ。
そこからは無料区間だけ走行し、飛騨清見ICから再び国道158号。
道の駅荘川で休憩。
ジェベル号は絶好調で、アクセルオフのエンブレ時の、パンパンというアフターファイヤ音が帰ってきた。
調子いい時のキャブ車の走りって、やっぱこれだよなあ。
白鳥から油坂峠の中部縦貫道無料区間を経由し、九頭竜ダムへ。
後で調べたら、国道158号は福井が始点で松本が終点らしい。
今回は、ほぼ全線をなぞるような形だね。
九頭竜ダムはかなりでかい。
下との落差もこんな感じ。
越前大野に到着。
山の上に、大野城がぽつんと見える。
土産物などの物産販売所。
昼は大分過ぎたが、ここで食事にしよう。
福井名物、おろしそばと舞茸の天ぷらのセット。
うめぇ。
九頭竜ダムの下からは、JR九頭竜線と付かず離れずで並走しているんだけど、非電化路線の駅ってのは、何だか田舎度200%増し感があるなあ。
駅の規模的には、松本電鉄の途中駅なんかと大差ないんだけど、架線の有無が何もない感を強くするのかね。
無事、今日の宿に到着。
安い宿だが、一応大浴場もあるので、ケツの痛みは癒せそうだ。
正直、オフ車で遠乗りはケツが一番厳しいよなあ。
それ以外は結構快調で良かったんだけど。
ホテルの前は福井城址。
晩飯は無いので、駅の方へ食べに出かける。
福井鉄道は、路面電車然とした奴と、普通の電車っぽいのが混在しているな。
普通の奴はステップが付いているが、路面電車の停留所では乗り降りが大変そうだ。
福井市民のソウルフード、ソースカツ丼を食べに、ヨーロッパ軒の総本店へ。
駒ケ根のソースカツ丼と違って、衣のパン粉が細かくて薄い。上品な感じ。
それに、キャベツも無しなのね。
まあ、ご飯とキャベツがごっちゃってのは、最初は違和感あったなあ。
もう慣れたけど。
味は、古き良き時代の洋食屋。って感じ。
今日は暑かったので、ビールが美味いぜ。
朝食もコンビニで適当に調達し、ホテルに戻る。
明日は現地で、名古屋の友人と合流予定。
さっさと寝ますか。
今日は高校時代の部活の同窓会で、上京。
まめにやっていたわけじゃなくて、超久しぶりだよ。
そんなわけで、多摩センターの自宅に寄って荷物を置いてから、駅へ。
七夕飾りが。もうそんな時期か。
今回の会場のある、町田へ。
この辺も高校時代はよく来ていたんだが、超久しぶり。
建物などは大分建て替わって新しくなってはいるが、狭い通りは相変わらず。
町田って、市街地の規模の割に、車の通れないような路地が多いんだよね。
小田急から、JR方面に歩いていく。
正面のビルは東急ハンズだったはずだが、手前のビルに移動していたようだ。
町田の中でも極め付けに狭いアーケード、仲見世商店街は昔のままだ。
この近くのゲーセンには、よく来てたんだよなあ。
懐かしさで、ちょっと感動したよ。
そんなわけで、会場へ。
十云年ぶりに会う友人は、変わってないのも変わったのも居て、面白い。
特に女子は、全く分からないなあ。
さんざん飲んだ挙句、シメのラーメンに。
友人お勧めの店で食べた。らしい。
いつもの通り、写真はあるが、記憶がほとんどない。
町も人も、記憶の片隅にあるまんまと、見慣れないのが入り混じって不思議な気分。
嬉しかったんだけど、その所為か飲みすぎて、あまり話せなかったような気が。
覚えてないだけで、色々語ったのかもしれんけど。
まあ、この後は何とか自宅まで帰り着いたので、良しとしよう。