夏休みは上海に旅行に行ってきたので、その様子を。
ホテルには有線LANが有ったのだが、OCNはブロックされていたようで、繋がらなかったので、後日談的に。
12日早朝、多摩センター駅からリムジンバスで成田へ。
前日に途中でお袋を拾って移動してきており、この次の桜ヶ丘で弟夫妻と合流予定。
成田着。
今回の旅行は、中国語を勉強している弟の実践的なものもあるが、まあ単なる観光がメイン。
私はお袋の荷物持ち兼ボディーガードみたいなものかな。
世間では政治的に色々と騒がしい時期ではあったけど、それとは関係なく。
まあ、現地に行って見聞しなければ分からないこともあるだろう。文化や考え方とかね。
元々は7月に行く予定だったのだが、弟の都合が付かずお盆休みになってしまったのだ。
お陰で旅費もちょっと高くなったけど。
手荷物のチェックインを済ませてから、レストランで朝食。
ビールセットがあったので、景気付けに行っとく。
ここのオニオンリングとソーセージは美味かった。あなどれん。
搭乗ゲートに移動中。
GALAXYの宣伝が大量にあってすげえなあ。国内なのにこのやられっぷり。
日本メーカーにも頑張って欲しいのだが。
往復ともANAですよ。
機体は767ですかね。
オンデマンドで映画が見られるので、行きは「テルマエ・ロマエ」を鑑賞。
阿部さんかっけぇ。
離陸。千葉上空を飛行中。
到着は昼過ぎなので、機内食が出た。
焼肉丼と茶そばのセット。蕎麦が冷え冷えでうめぇ。
上海浦東国際空港着。
ここは海沿いに作られた比較的新しい空港なんで、旧来の虹橋空港と比べて市街まで遠いのが欠点。
まあ、伊丹と関空みたいなものか。
リニアモーターカーで、市街地まで。
従来の地下鉄で30分の距離を、7分あまりで結ぶ。
まあ、その間の従来線の停車駅なんかは、全てすっ飛ばすわけだが。
車内。先頭車両は軽くするためか、座席が少なくてゆったりしてるね。
チャレンジャーだと思われるかもしれないが、まあ7分の距離に先行車両が居るわけでも無いので、衝突したりは無いでしょ。
後ろの方は3列シートで、混んでいたし。
流石に300km/hは速いね。
市街地までは湿地帯のような長閑な風景が多い。
まあ、長江の河口地帯なんだから、開発前は元々こんなものだろう。
あっという間に終点に到着。
先頭車両は虫の死骸やらでべたべた。きたねー。
まあ、バイクで走っていてもメットべたべたなんで、仕方ないか。
駅の中は多少冷房が効いていたようだが、外に出ると暑さが半端ないな。
36度以上ということだが、何しろ湿度が高い。ムッと来るね。
リニアは郊外までしか来ていないので、ここからは地下鉄で移動。
駅のファミマでドリンク購入。
アイスコーヒーってのは日本でしか流行って無いのか、極端に種類が少ないね。
しかも、クリーム砂糖入りの強烈に甘い奴のみ。
ブラックコーヒーはまずお目にかからない。
まあ、アメリカでもそうだったから、こんなもんか。
地下鉄駅を出る。
ここで失敗したのだが、地下鉄を乗り換えて、もう1駅行った所がホテルの最寄り駅だったようだ。
ホテルの徒歩でいける距離という文句を鵜呑みにして、手前で降りてしまった。
ここからは旅行用のトランクを(お袋の分も)引き摺って、延々30分歩く羽目に。
何しろ暑いし、交通法規は無茶苦茶だし、ダウンタウンみたいな場所は汚いわおっかないわで、とにかく大変だった。
まあ、手ぶらならともかく、旅行かばん引き摺ってうろうろする距離とルートでなかったのは確か。
何とかホテルに到着。きつかったー。
場所は“上海の玄関”と呼ばれている、外灘の端の辺りだね。
ホテルで休憩後、南京東路へ移動。
ここは上海で最も大きな商店街かな。
常時歩行者天国だが、こんな電動列車が行き来している。
冷房無しなんで乗らなかったけどね。
あと、交通法規無視のバイクや電動スクーターが多い。
特に電動スクータは結構普及していて、音も無く近づいて来るので要注意かな。
暫くうろうろした後、上島珈琲店で休憩することに。
日本のUCCブランドかと思ったら、ちょっと違うUBCとか。
良く見たら、上海中島珈琲を縮めて、上島珈琲を名乗ってるらしい。
紛らわしいなあ。
注文したのは当然青島ビールですよ。
ビンダ(冷たい)?と聞かれたので、ビンダビンダ(冷え冷え)と連呼しておいた。
日本ではありえないのだが、油断すると平気で温いビールを持ってくるらしい。
ここでも一応冷えた瓶ビールが持ってこられたが、ジョッキが熱かったよ…
泡が一切立たないとか。とほほ。
義妹の頼んだアイス。
紫芋とうどん粉を混ぜたような味とか。
相当微妙だったらしい。
外灘に帰ってきました。
ここは南京条約で一番に開港した、海外との玄関口。
租界と呼ばれる、外国人居留地の跡ですね。
古い西洋風建築物が多く残っています。
川を挟んだ反対側は、浦東と呼ばれる特別開発区。
金融街や超高層ビル、ホテルなどがある、最も新しい上海の風景。
この新旧の対比が良いね。
浦東までは、外灘観光隋道という海底トンネルで移動。
無人ゴンドラに乗って、対岸まで行くのだが、海底が見えるわけではない。
その代わり、トンネル内は派手なイルミネーションで飾りつけ。
6Dサウンドとかいう効果音つき。
スローシャッターで撮影。
対岸に到着。
こちらには深海珍奇展やら、極地体験、3D映像等、色々な出し物があるっぽい。
トンネルのチケットと同時購入だと安くなるらしいが、まあしょっぱい物だろう事は想像が付くのでスルー。
ここからは上海のシンボル、東方明珠塔がすぐ近く。
高さ468mのテレビ塔ですね。
チケット売り場は空いていたので、とりあえず350mの展望台まで登ってみることに。
内部に入ると、エレベーター待ちの凄い行列。
油断してるとどんどん割り込んでくるので、疲れた。
上まで1時間以上かかるとは、予想もしてなかったよ。
大体、途中の展望台から最上階に行くエレベーターが9人乗り1台しかなく、完全にキャパオーバーだね。それでも14~5人詰め込んでたけど。
最上階に着く頃には、すっかり夜景に。
浦東の近未来都市的風景。
ブレードランナーっぽいなあ。
正面の栓抜きみたいなビルが、上海金融中心ビル。
展望台は490mと、世界最高。展望台だけなら東京スカイツリーより高いよ。
あっちの方が、上までいけるエレベーターの数が多そうだよね。
失敗したかも。
外灘方向。
歴史的建造物も、ライトアップが凄い。
ともかくエネルギッシュというか、凄い勢いを感じる。
日本も頑張らんといかんなあ。
往復2時間以上掛けて、地上に帰ってきました。
まあ節電とか関係無しのこの眩しさは凄いね。
この時間でも、外は異様な暑さ。
ちょっと涼しい風が吹いてきたと思ったら、開け放たれたビル入り口からのエアコンの冷気だったり。
内外の温度差は凄く、体調崩しそう。
テレビ塔もライトアップ。
時間も遅いので、近くで晩飯に。
正大広場というショッピングモールに行ってみる。
ユニクロや無印良品も一流ブランドですねえ。
東京にも出店しているという、上海料理店。
まあとりあえず青島ビール。当然ビンダ(冷え)と念押し。
ウマー。
小龍包と、鶏のから揚げっぽいもの。
から揚げじゃなくて、粉蒸しっぽい何かだった。
まあまあ。
往復チケットを買ったので、帰りも観光隋道で。
マグマ地帯だか地獄の風景だかいうエリアを通過中。
まあ話のタネに1度乗るのは良いけど、2度は無いなあ。
地下鉄で行くのの10倍はかかる。タクシーで行っても、はるかに安いだろうな。
出口付近のゲーセンで見かけた、MANX TT。ナツカシス。
お約束、ピカチュウやドラえもんのパチ物ぬいぐるみキャッチャー。
外灘の夜景。ライトアップが眩しい。
浦東の夜景。
こっちも凄いね。
車道の脇では、鶏の丸焼きを売る怪しげな屋台。
こういう出鱈目な風景が、日常的に繰り広げられている。
途中の商店で、ビールなどを購入。
冷蔵庫の上で涼む猫。まだまだあちぃからね。
写真撮ってたら、店のおばちゃんに仔猫もってけと言われた。
当然断ったが、ぬこ良いなあ。
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