草津からそのまま国道292号を東進。
国道405号に突き当たってから北に進路を変え、野反湖に到着。
霧の野反湖。
ここに来るのは初めてだな。
国道405号はこの先で行き止まり。
新潟方面からは長野の秋山郷まで来ているのだが、県境付近は不通になっているので、引き返すしかない。
駐車場から湖畔に降りる。
途中にはニッコウキスゲが咲いていた。
この辺は、鹿などの被害は免れているのかな。
湖畔の周遊道路に到着。
左に行くと富士見峠。
奥が野反ダム方面だ。
しかし、あまり時間がないので、ここで引き返す事にする。
四万温泉は、なんとなくこの付近だと思っていたのだが、実はもう一つ東寄りの国道353号方面だった。
この近くにあったのは尻焼温泉だったよ。
「し」しか合ってないよ畜生、勘違い。
国道405号を引き返して292号に入り、道の駅六合へ。
六合と書いて「くに」と読むらしい。
県道55号で暮坂峠を越え、四万温泉方面へ。
国道353号に入り、終点付近の四万温泉に到着。
この国道も、新潟方面は苗場付近まで道が来ているのだが、県境は不通。
群馬と新潟の間には、越すに越せない深い山々が連なっているのだな。
本日はここ、積善館本館に宿泊予定。
本館は江戸時代、元禄4年に建てられたという、現存する日本最古の湯治宿だそうだ。
川に架かる連絡通路。
左側が昭和5年建造の、元禄の湯。
元禄の湯入り口。
ドアの先はすぐに浴室になっていた。
湯船の他に、古来からの蒸し風呂などもあり。
本館内には、江戸時代に使われていた備品類が展示されている。
本館からは山の上に、昭和初期に建てられた山荘、その上にさらに新しい佳松亭があり、そちらの温泉も利用可能だった。
写真は本館から山荘に上がるエレベーターに続く、浪漫のトンネルと呼ばれる通路。
夕食は川魚の塩焼きなどの、質素なメニュー。
湯治宿らしく、飲み物は持ち込み可能だった。
部屋は恐らく昭和時代に増築された部分だろうか。
エアコンなし。
まあ、夜はかなり強い雨が降って、寒いくらいだったが。
本日のルートは、野反湖の手前で電池切れでログが途切れたが、トータルで220km程の走行だった。
GPS時計の充電をしつつ、明日の宿とルートを検索。
無線LANが使えたのは意外だった。