G's Loft

がるるのロフト復活暫定版!
3DCGと趣味の車とかバイクの事とか色々

鬼の里大江山

2015-09-22 23:29:24 | 旅行記

キャンプ場の朝は寒く、朝露が降りてテントもバイクもびしょびしょ。
カメラのレンズも思いっきり曇ってしまった。

そんなわけで、朝飯は昨日買った喜多方ラーメン。
外で新鮮な空気を吸いつつ食うだけで、美味い気がする。

日が射してきたので、テントの朝露を払いつつ、撤収作業。
結構重労働なんだよねコレ。

パッキングを済ませ、出発。
ここから能登の東側を経由して帰るという提督と別れ、単独で鳥取・島根を目指す。
目的は鳥取での友人との宴会と、出雲大社参拝。
鳥取砂丘は以前見ているのだが、出雲大社はまだ行った事無かったんだよね。

千里浜レストハウスから今浜までは、なぎさドライブウェイを走る。
天気も良く、朝一の砂浜は気分爽快。

白山から北陸道に乗り、福井の南条SAで早めの昼食。
まだ連休中なのもあり、どこも結構混んでるからね。
この近く、武生がボルガライス発祥の地だそうなので、それを。
しかし、トルコライスと区別が付かんというか。
オムライスにトンカツって組み合わせが、そっくり。
味はまあ、取り立てて美味いというものでもなく、想像通り。

敦賀からは繋がったばかりの舞鶴若狭道を行き、三方五湖PAで休憩。

舞鶴では、赤レンガパークや道の駅とれとれ市場は大混雑。
道も渋滞が酷いし、えらく暑いので、ドリンクだけ買って退散。
やはり連休中に来るもんじゃないね。

天橋立方面も、途中から渋滞気味。
このまま行ってもアレなので、手前の宮津で離脱することに。

宮津からは観光船が出ており、手前のショッピングセンターの最上階からは、天橋立が見渡せる。
写真左寄りの海岸線がそれなんだが、ちょっと背景と同化して判然としないながらも、緑の帯状に伸びた地形が。
この建物は5階建てだが、あと5階位高ければ。

宮津から福知山を目指し、途中の大江山にある、日本の鬼の交流博物館を見学。
ここは酒呑童子の鬼伝説で有名な所だね。

入り口にある、平成の大鬼瓦は、全国各地の瓦職人がパーツごとに焼いて組み合わせたものらしい。
所々色や質感が異なっているのが分かる。

博物館の外観も、2つの尖った屋根が、ちょっと鬼をイメージしているようだ。

中に入ると、日本各地の鬼伝説に関する展示。
悪鬼であったり、鬼神であったり、その地方の土着信仰とも関連している。
鬼とは何か、と一言では言い表せない位深いなあ。

世界の鬼や悪魔の伝承に関する展示も。
多神教の日本とは違い、一神教のキリスト教圏では、キリスト教布教以前に崇拝されていた神や精霊は、全て悪魔や邪神にされてしまった。
まあ酷い話だが、日本の鬼退治伝説も、時の勢力者の権威を高めるために利用されてきた側面もあるから、似たようなものか。

壁には一面、全国各地の鬼瓦が、年代順に展示してある。
これも様々なものがあって面白い。

一角には、大江山の鬼伝説の専門コーナー。
やはり酒呑童子は扱いが別格だ。
この大江山には、酒呑童子の住処跡や供養塔なども残されている。

鬼を題材にした、日本酒のラベル。
鬼殺しって、色んなメーカーから出てるのね。
江戸時代には、悪酔いしやすい安酒の代名詞だったらしいが、いつの間にか、美味い酒の銘柄に使われるようになったそうだ。

本日は福知山の温泉施設に宿泊。
併設の寿司屋で刺身と握りを頂いたが、これが美味い。
舞鶴の魚市場直送だそうで、なるほど新鮮。
大将に、舞鶴のとれとれ市場で魚食うの諦めた話をしたら、あそこは平日でも行列だよって苦笑していたが。
まあ昼間諦めた分、日本酒と一緒に頂く寿司は最高でしたよ。

コメント
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