近々に健康診断があるので、ちょっとは運動でも。
というわけで、ハイキングがてら、上高地に行ってみる事にする。
思えば、すぐ近くに住んでいるのに、行った事無かったんだよなあ。
どうも、バイクで行けない場所というのは、足が遠のいてしまうようで。
松本から沢渡まではバイクで、ここからはバスに乗り換え。
沢渡のバスターミナル付近にはバイクを停める場所がなく、聞いたら茶嵐駐車場まで行けと。
一番外れやんけ。
メットはリアボックスへ。
箱があると便利だな。
ジャケットは脱ぐか迷ったが、寒いと困るので一応着ていく。
国道に出て、バスを待つ。
往復で2050円か。
やはり、ただのハイキングにしては敷居が高いなあ。
やってきたバスは、ターミナルからの客でほぼ一杯。
辛うじて一番前の補助席が空いていたので座れたが。
R158号を上り、見えてきました、釜トンネル入り口。
バイクでは左折するしかないのだが、ついにその禁断の地へ。
めちゃ登ってるなあ。
S字カーブが九十九折のようだ。
トンネル内なのに。
釜トンネルを出ると、すぐ前にもう一つトンネルを建設中。
ここも少し前に土砂崩れで不通になった場所なので、安全策なんだろう。
大正池ホテル前に着。
ここから歩く事にする。
大正池と焼岳。
焼岳が噴火して、梓川がせき止められて出来たのが、大正池。
今年でちょうど100年だそうだ。
奥が穂高連峰。
大正池と言えば、立ち枯れた木が有名だけど、もうほとんど残ってないのな。
遊歩道を田代池方面へ。
田代池。と言っても、川の浅瀬みたいな風景。
元々、ここも水深5m位あったそうだが、土砂の堆積で湿地帯になってしまったんだと。
梓川に出た。
焼岳が良く見える。
梓川沿いを上流へ。
穂高橋を渡り右岸へ。
橋の上から、穂高方面。
正面には、西穂高岳への登山口が。
ここからは登山届が必要。
梓川右岸を歩く。
上高地温泉ホテル。
今日はウェストン祭をやっているらしい。
ウェストン祭の会場。
日本近代登山の父と言われる、ウォルター・ウェストン神父のレリーフの前。
山岳会の偉い人の挨拶のあと、献花と黙祷、地元小学生による合唱とリコーダー演奏。
合唱は先生が指揮。
ちょっと音程外れ気味の子の前にマイクがあって、可哀想な感じになってたよ。
詩人、尾崎喜八の詩の朗読。
尾崎喜八と言えば美ヶ原の詩が有名だけど、このウェストン祭でも、多くの詩を発表し遺したそうだ。
ウェストン碑から、さらに上流へ。
河童橋が見えてきた。
橋の右岸、カッパの休憩所。
河童橋を渡り、左岸へ。
行きにコンビニでおにぎりを買ったので、五千尺ホテルの前で昼食にしよう。
沢渡のバスターミナルでは、バス往復と1000円の食事券が付いたセット券があったようだけど、茶嵐じゃ買えなかったんだよね。
ここの飲料自販機は、地上と同じ価格だったので、結構良心的。
河童橋左岸を、ちょっと上流へ。
この先に上高地ビジターセンターがあるので、見学。
更に先の明神までは1時間かかるので、今日はパスだな。
だらしない話だが、ちょっと足が痛くなってきた。
普段あまり履かないトレッキングシューズが、合わなかったかな。
清水橋から、清水沢。
超綺麗。
ビジターセンターに到着。
2世代前の河童橋の欄干だそうだ。
当然、現役時代はもっと幅広かったらしいけど。
周辺を等高線で表した模型。
左寄りの谷底が、上高地。
中央が槍ヶ岳。
手前が松本盆地だな。
河童橋と焼岳。
バス停まで歩く。
振り返って、河童橋と穂高連峰。
槍ヶ岳方面は、終始ちょっと雲がかかって見えなかった。
上高地バスターミナル着。
売店で河童焼きを購入。
かぱー。
クリームチーズ餡子うめぇ。
帰りのバスで、帝国ホテル前を通過。
茶嵐で降り帰宅。
歩いている間は結構暑かったけど、帰りの時間はもう涼しい風が。
でもまあ、梅雨入り前の良い天気で気持ち良かった。