G's Loft

がるるのロフト復活暫定版!
3DCGと趣味の車とかバイクの事とか色々

吉野ケ里遺跡 (長崎ツーリング 3-2)

2015-05-08 23:59:25 | 旅行記

三日目午後は、長崎から佐賀に移動し、吉野ケ里遺跡を見学。

東口エントランスに到着。
時刻は3時過ぎ、今日は5時閉園らしいので、2時間弱で全部回れるかな。

長い橋で川を渡り、環濠入口へ。
この鳥居の先が、遺跡のエリアらしい。

弥生中期には、稲作が盛んになると共に、周辺の村同士の土地を巡る争いなどが多くなったそうだ。
城柵に堀、そして逆さに建っている尖った杭と、村の防御は物々しい雰囲気。

ムラの中でも有力者層の住んでいた場所、南内郭入り口。

隣にある展示室へ。

出土した土器類等々。
甕棺も沢山置いてあった。

警備厳重な櫓門。

復元された櫓と竪穴式住居。
これは大人(だいじん)という有力者の住居らしい。

中では、当時の生活を再現した人形が。

入り口は狭く、腰をかなり屈めないと入れないが、内部は結構広い。

これが王の住居らしい。

王様と王妃様だろうか。

櫓に登り、南内郭を見るが、その向こう、倉が立ち並ぶエリアの方が、えらく広大じゃんか。

北内郭方面を見る。

北内郭入り口。
ここは住居ではなく、政治を行う中心地らしい。

ここが政(まつりごと)の行われていた建物か。

二階。
王と大人らの会議だろうか。

三階には、神を降ろす儀式を行う巫女さんが。
これでご神託を得ていたと考えられている。

北内郭にある、巫女の住居。
いわゆる村人の前には、ほとんどその姿を現さなかったらしい。

巫女の寝室を隔てる、神秘のヴェール。

こちらも櫓に登り、北内郭を一望。

北側には、墳丘墓。
有力者の墓がある。

奥が北墳丘墓。
その手前は、従者らの甕棺が埋められていた。

倉と市のエリアへ。

こちらの倉には、色々な道具類が。

歩き詰めで疲れたので、休憩所へ。

中は結構涼しい。

自販機でコーヒーを頂く。

こちらは食料品の保存用の倉らしい。

中には穀物類。

奥の鐘楼は、市場の開会、閉会などの時間を知らせるものだったらしい。

南のムラ。
一般の人々が暮らしていたエリア。

奥は祭壇と推定されている。
と、もうじき5時になってしまうので、退場することに。
奥には古代植物園なんかもあったのだが、2時間弱ではとても回れないほど広大。
もうちょっと時間が必要だったなあ。

本日の宿は、どうしようかギリギリまで迷っていたのだが、今晩から明日の朝までは雨が降る可能性大。
結局、キャンプはやめて佐賀市内のホテルへ。
まあこれも、風の向くまま気の向くまま、って奴だね。

ホテルは朝食付き、夕食は格安のチケットを販売しているとかで、夕飯は牛ステーキ定食を頂く。
550円。安すぎる。
佐賀牛ではありえないのでオージーかUSAビーフだろうけど、歯応えがあって結構美味いよ。
お値段以上の満足。

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長崎の明治産業遺産群 (長崎ツーリング 3-1)

2015-05-08 23:57:56 | 旅行記

朝、ホテルを出発し、野母崎方面へ。

とその前に、稲佐山を下った所にある、三菱造船所の近くに行ってみる。
世界遺産候補の、ジャイアントカンチレバークレーン。
非公開とはいえ、通りからも良く見える。
日本初の電動クレーンだが、今も現役で稼働中とか。
でけぇ。

野母崎先端の、権現山展望台に到着。

西は天草灘。

南にある島までは渡れるようだが、陸続きではここが終点かな。

北の方には、炭坑の島、端島(通称軍艦島)と高島が見える。
当然、ここに来る途中からガッツリ見えてたんだが、先っぽ制覇を優先してしまうのはバイク乗りのサガか。

トリミングで拡大。
今回、NEX-7にはSIGMAの19mmしか付けてないのだ。
沢山ケース付けたのに、意外と荷物積めなくて困る。

長崎方面への帰り道。
この辺が一番近くかな。

軍艦島カッコエエ。
クルーズ船が接岸しているようだが、ゴマ粒みたいに小さく見える。
今回は上陸ツアーには参加しなかったけど、これは遠くから眺めるのが良い気がするな。
個人的には、道路好きではあるが、廃墟好きというわけではないので。

途中にある、小菅修船場跡。
これも世界遺産候補の一つ。
船を引き上げるための、蒸気機関を使ったインクラインが見える。

長崎に帰ってきて、大浦天主堂へ。
時間的に、そろそろオープンしているだろうと。

大浦天主堂。
内部は撮影禁止だった。

大浦天主堂脇の道から、グラバー園に行けるようだ。
近道近道。

グラバー園入り口。

エスカレーター完備で、上まで行ける。
グラバーさんもびっくり。

一番上にある、旧三菱第二ドックハウスは耐震補強工事中。
残念。
軍艦島もそうだが、史跡旧跡の保守管理は課題が多いそうだ。
世界遺産ともなれば特に。
それと分からないように補強するというのも、手間だろうし。

旧ウォーカー住宅。

旧リンガー住宅。
長崎ちゃんぽんリンガーハットの店名の由来は、この人だとか。

旧オルト住宅。

旧スチイル記念学校。

内部は長崎の歴史の展示館に。
旧外国人居留地、出島の模型。

当時の帆船の模型なども。

GW特別企画展、明治日本の産業革命のパネル展示。
炭坑の写真には、軍艦島が。

造船業の歴史のパネルには、ジャイアントカンチレバークレーンと、小菅修船場の写真も。

旧グラバー邸。
流石に大きい。

内部には、グラバー氏愛用の品など。

グラバー邸前からは、長崎港が一望できる。
奥に見えるのは、女神大橋。

正面には稲佐山を望む。

ジャイアントカンチレバークレーンも見えてます。

右手には長崎市街が。

グラバー園出口には、土産物屋を兼ねた、長崎伝統芸能館。
長崎くんちの山車が並ぶ。

下から見ると、大迫力。

龍踊りの龍も展示してます。

お次はオランダ坂見物。

上に見えるのは、活水女子学院。

東山手12番館。
旧居留地私学歴史資料館になっているが、一部は休憩所として解放中。

大浦天主堂下にある、四海楼は、長崎ちゃんぽん発祥の地だとか。
ちゃんぽんミュージアムも併設されている。

お昼は四海楼で、皿うどんにしてみた。
これも、初代店主の考案だそうだ。
今日は結構暑いので、ちゃんぽんはちょっと敬遠。
しかし、太麺の皿うどん超美味い。
ビール飲みたいなあ。
長くなりそうなので、午後はまたあとで。

 

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