富嶽百景

今日は山梨の温泉に日帰りツーリング。

笛吹市のほったらかし温泉。
あっちの湯は夜明け前から営業していて、日の出が拝める。
また、富士山の眺望と夜景が綺麗なので有名。
しかし、行ったのは昼間である。カンカン照りである。しかもめちゃ暑い。
こっちの湯に入ってみたが、内湯というか小屋の中の風呂は狭くて熱い。
露天は3つあって、こちらがメインである。
1時間以上は出たり入ったりしていたが、かなり日焼けしてしまってひりひりする。
晴天なのだが富士は霞んでいてうっすらとしか見えない。

昼はそのまま売店でざるそばを頂く。手打ちっぽくて美味い。
休憩所も食事処も屋根はあるけど壁は無いというか、露店というかオープンエアー感覚なんだよね。
まあ、山の上なので甲府盆地の底よりはかなり涼しい風が吹いて心地よい。
同行した友人が富士を見たいというので、御坂峠に向かう。
甲府側からの旧道は土砂崩れで不通になっていた。
仕方ないので新道のトンネルをくぐり、河口湖側から旧道を上がる。

御坂峠の天下茶屋からの富士山と河口湖。
かの太宰治が「まるで、風呂屋のペンキ画だ」「俗だねえ」とこき下ろした眺め。
生憎と山頂付近は雲が懸かってゐる。

天下茶屋。皆さん結構ほうとうを召し上がってゐる。熱そうだ。
我々ライダーは一度下った甲府盆地の暑さで熱中症寸前なので、冷たい物を頂く。

ところてん。
天下茶屋は白熱電球風蛍光灯だろうか？
WBをマニュアルで切り替えてみたけど、カメラの写りがいまいち。

天下茶屋2階の、太宰治資料館。
なんとなく退廃的だなあ。
我々も今日の暑さでかなり参ってしまった。
でも、茶屋のすぐ隣に旧道のトンネルがあって、そこを吹き抜けてくる風はかなり涼しかったですよ。
この後、道志から東京方面に帰る友人と、河口湖で別れ帰宅。
真夏の甲府は危険すぎる。(暑さ的に)
ほったらかし温泉は夜景が見たいので、今度は夜行ってみよう。