家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

木が好きなわけ

2004年11月02日 | 家について思ったことなど
 日本人は木が好きである。
家は木造が多い。
「木の家」というキーワードは住宅業界にあふれ、「木」であることに魅力を感じる人が多いことを証明している。
 なぜ、木が好きなんだろう?
 
 私は人間に、猿の時の記憶が残っているせいではないかと考えた。

猿は木と一緒に暮らしている。木が猿の家といっていい。
 進化の過程で人間は木から下りたが、木の存在がDNAに染み込んでしまっているのではないだろうか。
木があると落ち着くという感覚はそれでなんとなく説明できるような気がする。

 日本は島国で、かつ森林が多い。日本人の祖先は、木から下りても、木の近くで生活していたはずである。だから、いっそう木を好む性質があるように思う。
一方、大陸で、森林から離れた地域に住み着いた人たちの間で、石でできた家を好む文化が生まれていったのではないか。

 そんなことを考えているのだが、もう誰かが研究しているかもしれない。


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2 コメント

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日本人のルーツ (T.F)
2004-11-03 17:29:55
garaikaさん、どうもこんにちは。自宅にもどっているT.Fです。

「木の家」が、雑誌で特集されてしまう、現状もおかしいとおもいますが、やはり、森林とともに生きてきた人種だとおもいますので、潜在意識のなかにも、木に対する感覚はあるのかなあとおもいます。



木はいいですね。
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T.Fさん (garaika)
2004-11-03 18:37:17
自宅からですか。

私は、きょうは赴任先にいます。



「木の家」の流行は何か薄っぺらなものも感じますが、それでも日本人の感性に訴えるものがあるのでしょうね。



せっかく、木を使うのだからちゃんと活かして使いたいものです。
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