またもやナイフシースづくりのオーダーが入った。前回と同じ知人からである。
前回はファクトリーナイフだったが、今度はハンドメイドのカスタムナイフである。
仕事をリタイアして趣味三昧の方が作ったものを譲り受けたらしい。よくもらいものをする人物だ。徳というものか。
例によって、ナイフについてメモしておく。
全長 262mm
ブレード長 144mm
ミラー仕上げ、蛤刃、鋼材は不明
ハンドル材は黒檀
オーソドックスな形状とはいえカスタムナイフなので前回よりは凝ったデザインにしてみたい。
ただ、発注者からまだ具体的な要望が来ていないので、どんなシースになるかはわからない。
どのみち、年内はやることが多すぎてとりかかることはできない。前回よりさらにゆっくりとした進行になりそうである。
お久しぶりです…。
ナイフ入れだ!!
また楽しみにしてます。
凝ったデザイン。楽しみです…。
つくりは前と同じ感じになるんでしょうか…?
色々と楽しみが膨らみつつ読みます。
ところで、ナイフの刃の模様ってなんですか?
以前、料理包丁屋にいった時に、すごいきれいな模様の包丁がありました。
ナイフマニアじゃないけど、思わず見とれちゃいました。
…すいません、関係ないトコにからんじゃって。
きれいな刃の模様というと、ダマスカス鋼でしょうか?
かなり省略して説明すると、パイ生地を作るように鋼材を折り曲げては伸ばしを繰り返して作る材です。
独特の模様が出てきます。包丁で採用する例はあまりありませんがあるにはあります。
現在、私の手元にあるナイフはミラー仕上げといって、表面が鏡のようになるまで研いで磨いたものです。
写真で見える模様のようなものはカメラを構えた私の姿です(笑)。
あと蛤(はまぐり)刃というのは、刃を断面で見たときに蛤の断面のように見える刃の付け方のことです。
普通の刃付けは断面にすると直線のVの字ですが、はまぐり刃はVの字を構成する\や/の線が曲線になるように研いであります。