Ganponブログ

趣味の模型作り、ドライブ、旅行など
since Mar.2017

RC可動化 1/35 タミヤ M26パーシング(その4)

2018-09-30 23:42:55 | 1/35 タミヤ パーシング

2018-09-29
今日はほとんど進んでいません。
低速タイプのモータに替えて速度を測定したところ、130ノーマルに対して6割程度しか出ないので変更はやめました。
ギヤボックスの騒音がかなり大きいので、ガタを軽減させるなど手を加えて改善をしました。

 


2018-09-30
砲塔旋回の工作です。
今回はタミヤのローフリクションドライブベルトとセンタープーリーを使います。
以前にⅣ号戦車で使ったも残りが上手く使えました。

モータも以前購入していたものを使います。
センタープーリーの穴にピニオンギヤを挿入し、下面にクラウンギヤを接着します。

砲塔にローフリクションドライブベルトを直接巻くと砲塔の脱着が出来なくなるので、2mmのプラ板をサークルカッターでくり抜いたリングに巻き、砲塔へはねじ止めします。

スムーズに旋回する様に何度も調整しました。
M26パーシング砲塔旋回テストの動画です。

 

 


RC可動化 1/35 タミヤ M26パーシング(その3)

2018-09-28 23:29:40 | 1/35 タミヤ パーシング

2018-09-28
キットの上部転輪は回らないので可動改造します。
車軸に0.8mm貫通穴をあけ、虫ピンを通します。

ギヤボックスを自作します。
モータは130タイプに8Tピニオンギヤ
28T-10Tクラウンギヤ
28T-10T2段ギヤ x3(実際には3個目は28T-8T)
クラウンギヤは反対側(クラウンの歯の側)に10Tピニオンギヤを接着改造しています。

そして16Tピニオンギヤを圧入した2mmシャフトに10Tピニオンギヤを圧入し、24Tピニオンギヤとファイナルギヤケース内で連結させて起動輪を回します。
起動輪の歯数は13T
履帯ピッチは4.4mm
このシステムで1/35換算車速は15~20km/hを予定しています。
低速回転タイプを使うのでもう少し遅くなりそうです。

ギヤボックスは出来るだけ低床にしましたが、ボデーを装着確認していません。
相変わらず行き当たりばったりです。


RC可動化 1/35 タミヤ M26パーシング(その2)

2018-09-27 22:11:03 | 1/35 タミヤ パーシング

2018-09-27
転輪の組立です。
このキットの転輪は可動サス仕様ですが、第1、6転輪と誘導輪だけです。
第2~5転輪はフリーでサスが有りません。

これらの転輪も0.4mmピアノ線のトーションバー方式でサスを効かせます。

誘導輪、転輪は回転しますが、ポリキャップでの抜け止めだけでは心配なので、瞬着で固定します。

キットのサスアームとピアノ線は強度的に心配なのでゼリー状瞬着で固定と割れ止めをします。
ついでに第6転輪のピアノ線の固定ねじ部に平ワッシャーが無いので追加します。
誘導輪側には付いています。

ベルト式履帯を接着し、クリップで固定をして。。。。。。。今日はここまでです。


RC可動化 1/35 タミヤ M26パーシング(その1)

2018-09-26 22:05:48 | 1/35 タミヤ パーシング

2018-09-25
タミヤの1/35 M26パーシングです。
アメリカ軍は第2次世界大戦中期ではM4シャーマンを主力戦車としていましたが、ティーガーの戦力には対抗できず終戦の年にやっと投入したのがこのT26E3、M26パーシングだと言う事です。

このキットは可動サス仕様ですが、履帯はベルト式です。

起動輪の車軸は車体底部ギリギリなので、前作のパンサーと同様にファイナルギヤカバー内にギヤを組み込みます。
ファイナルギヤケース内側の改造です。
 ギヤの軸ピッチを実測すると8mm。
 モジュール0.5の二つのギヤの歯数合計は32(=2x8/0.5)となります。
 ケースに収まる様に24Tと8Tのピニオンギヤを選定します。
邪魔な接合ボス受けを切除します。

起動輪車軸は2mmですが、軸受けにハトメを使うため2.5Φで穴あけします。
ネットの製作事例の様に26T歯車を内接させて中心を出す方法が有効です。

 


2018-09-26
24T-10T 2段ギヤの穴を3mmに広げます。
3mm真鍮パイプの内径を2.1mmに広げ2段ギヤに圧入します。
ファイナルギヤカバーの凸部を切除して被せます。
M3平ワッシャ小を入れ、内径を3mmに広げたM3.5ナットを挿入して瞬着で固定します。

モーターライズの名残の起動輪内側のM3.5六角ナットの受けが利用できます。

 

余談ですが、先日、DIYで納戸部屋(3畳)の壁紙を張替え、床にはタイルカーペットを敷き詰めました。
その作業疲れで、模型製作はボチボチという感じです。



RC可動化 1/35 タミヤ パンサーG(完成)

2018-09-17 16:13:40 | 1/35 タミヤ パンサーG

2018-09-17
前日に、砲塔旋回速度の減速や、砲塔への予備履帯の取り付けを済ませ、完成としました。
製作過程全体はカテゴリーでの閲覧が便利です。

画像をクリックすると拡大します

 

そして動画です。

 

 


2018-09-16
砲塔旋回速度がやはり早すぎるので、モータ印加電圧を下げることで対処します。
対策前は70°/sでしたが、モータ印加電圧を3vから2vに下げることで50°/sまで遅くできました。
実車は32°/sだった様なのでまだ早いですが、これ以上は印加電圧を下げる方法はトルク不足になります。
ギヤ比を変更するのは、直ぐに対処できないので見送ります。

動画の「砲塔旋回テスト」が変更前、「砲塔旋回テスト2」が変更後です。

そろそろ完成かというところですが、砲塔へ予備履帯を搭載させます。
先ず、履帯取付け金具を0.8mm真鍮線で再現します。
因みに履帯取付け金具は現地で追加されることがあり、形状も多種あったとの事です。

 


RC可動化 1/35 タミヤ パンサーG(その12)

2018-09-15 21:54:17 | 1/35 タミヤ パンサーG

2018-09-11~15
円形のマスキングを貼るときに、サークルカッターの針の穴をふさいでいなかったので、筆塗りで修正する必要があります。

修正後、OVMパーツの塗装をします。

ショベルなどの金属部はMC212アイアンを筆塗りして、乾いてから綿棒で擦って光沢を出させます。
木部はXF64レッドブラウンにXF57バフを混ぜて筆塗りします。
C字形クレビスの固定ピンを真鍮線で再現します。

エンジンルームのハッチの開閉可動改造です。

このハッチは少しでも開いていると砲塔旋回時に引っ掛かりますので、マグネットで固定するようにしました。

ついでにドライバー用ハッチ、無線手用ハッチの開閉可動改造の画像です。

砲塔後部のエスケープハッチはキットそのままで開閉可動します。

牽引ワイヤケーブルは水糸(太)に取り換えます。
長くして後部でクロスさせて固定させます。

ここで再び動作確認をします。

前進.....!?。
不具合発生です。発進時に片側が一瞬逆転します。

測定器はテスター1個だけなので、不具合の原因がどこにあるかは、原因を想定して確認していくという方法をとります。
部品の故障、回路の問題などいろいろ確認していきます。
そして、VSタンクユニットのモータ出力をモータドライバに接続しているのをダイオードを介して接続し直します。
改善できました。(ホッ)
GNDに対して電位が振れることが原因とみられます。

モータは発売されたばっかりのタミヤの「低回転型 130モーター」に取り換えました。
スピードは遅くなりますが、消費電力を抑えるのが目的です。

次に、砲塔を回します。
スムーズに回っていません。
同じ箇所で引っ掛かります。
モータ側の回転中心と車体側のホールの中心が若干ズレているのが原因で、砲塔と車体の隙間がズレています。
取り付けを外して、再度中心を確認しながら組み直します。
スムーズに回転する様になりました。
砲塔への電線が引っ掛かり回転できないのは止むを得ません。


彼方此方触ったので、数点のOVMパーツが外れますが、何時もの事です。

アオシマのVSタンクは信地旋回、超信地旋回が出来るのですが、信地旋回はコントローラの操作が難しく上手くできません。
そこで、コントローラの一部を削り込み、容易に操作できるようにしました。

モータドライバの手持ちストックを今回の改良版に改修しました。


RC可動化 1/35 タミヤ パンサーG(その11)

2018-09-10 21:54:14 | 1/35 タミヤ パンサーG

2018-09-08
迷彩塗装に取り掛かります。
ダークイエローで全面塗装した上にダークグリーン、レッドブラウンを塗っていきます。
先ず、ダークイエローの部分をブル・タックでマスキングします。


2018-09-09
2色目のC70ダークグリーンを塗ります。
エアブラシで小さな円をいくつも描くように吹くことで、楔模様を残せないか確認しましたが、ぼやけてしまい不採用です。
やはり後で書き込む必要がありそうです。

ここで、ブル・タックが足りなくなったので緊急手配をします。
偶々「パンターディティール写真集」の古本をネットで見つけたので注文しました。


2018-09-10
追加のブル・タックが届いたので、マスキングしてC41レッドブラウンを塗装します。

マスキングを除去します。
使ったブル・タックはよく練れば再度使えるので経済的です。

そして、いよいよ「光と影」の楔模様を付けます。
筆塗りも考えたのですが、マスキングしてエアブラシで塗装する方法を試します。
直径7~8mmの円をサークルカッターでくり抜き、貼っていきます。
ダークグリーンとレッドブラウンで塗った部分にダークイエローの楔模様を入れます。
更にダークイエロー部にダークグリーンの樹さび模様を入れるヘッツァーとは少し違っています。

マスキングを除去します。
剥がすのも大変手間がかかります。
結果は...、まあまあ出来ていると思います。
剥がしたマスキングを砲塔と車体下部に貼ります。

そして、マスキングを除去します。

初めての「光と影の迷彩」でしたが、なんとかできました。
この後は、もう少しディティールアップとウェザリングなどです。


RC可動化 1/35 タミヤ パンサーG(その10)

2018-09-07 17:24:37 | 1/35 タミヤ パンサーG

2018-09-07
いよいよ迷彩塗装に入ります。
光と影の斑点の再現は筆塗りかマスキングかまだ決めかねていますが、3色迷彩までは進めることにします。
3色の塗装順ですがブラウン→グリーン→イエローというものもありますが、今回はイエロー→グリーン→ブラウンの順の予定です。
と言う事で、先ず全体にC39ダークイエローを吹きます。
以前に作っておいた希釈済みボトルがありましたが、量的には少し不安です。
足りなければ注文することにして、塗装開始です。

残念、塗料切れです。
早速、他の色も含めて発注します。
どうなるかわかりませんがエナメル塗料も3色手配します。
ネットで見つけた画像にはシュルツェンのみが光と影迷彩のものもあるようですが、全体に施すタイプの予定です。

余談ですが、同じようなVSタンクユニットでRC可動化したパンサーGがYオク!で15,500円で出品されていました。
果たして買い手がつくかどうか、ちょっと気になりますね。
******なんと、落札されていました! おめでとうございます。******

またまた番外編です。
履帯のピン穴をあけるのに手作りのスライドリルマシーンを作りましたが、注文していたパーツが届いたので、2号機を製作しました。

DC12V-2A出力のACアダプタのDC12Vをスピードコントローラ(出力可変DDコンバータ)でDC12Vモータを速度制御します。
モータ軸には0.3-4mm対応のチャックが付いています。
アマゾンでパーツを購入し、製作費は約2,300円というところです。
ギヤが無くなったので、騒音は格段に低くなりました。

因みに下のものが前回製作したものです。

 


RC可動化 1/35 タミヤ パンサーG(その9)

2018-09-05 22:50:04 | 1/35 タミヤ パンサーG

2018-09-05
組上げた戦車砲の仰角が少なすぎます。
単体ではそこそこ上を向くのですが、車体に据え付けると5度くらいしか上がりません。
原因としてはモータの重さで前方が沈んでいる事です。
そこで後部に鉛の錘を載せて傾斜を調整します。

モータ及び電子機器に塗装がかからない様にマスキングして、オキサイドレッドのサフを吹きます。
画像は有りませんが、オキサイドレッドを吹く前に砲塔内部などは白サフを吹いています。

光と影の迷彩の勉強不足で、未だ塗装開始する自信がありません。

という事で脇道です。
今回、ボッシュ型管制燈にチップLEDを装着しましたが、リード付きのものを使いました。
リード付きは1個40円。
リード無しは10個120円。 1個12円です。
老眼に拡大鏡武装して1.2mmピッチでエナメル線をはんだ付けします。
LEDは両面テープで固定しています。
やれば出来るもんです。


RC可動化 1/35 タミヤ パンサーG(その8)

2018-09-04 14:31:04 | 1/35 タミヤ パンサーG

2018-09-02~04
RC可動のコントロール装置はM3グラントから移設することにします。
既に取り付けてあるモータはFA-130タイプのため、VSタンクユニットでは力不足です。
AE-TB6612モータードライバを使ってトルクアップします。
ところが、履帯を履かせて走らせると、少し動いて直ぐに止まってしまいます。
今までの実績よりモータ電流が多いのが原因でしょうが、動作停止のメカニズムが判りません。
あれこれ確認しながら改善策を試してみます。
その結果、
1. AE-TB6612のインプットを2.2KΩでGNDに接続させていたのを10KΩに変更。
2. AE-TB6612のVM(VCC)-GND間に10μF+0.1μFを挿入。
これで、不安定な動作(誤動作)はしなくなりました。

次に、砲塔旋回機構の組込みです。
こちらの方も、そのままでは力不足で動きが弱々しいです。
それに旋回速度も速すぎます。
ギヤを追加して減速する事でトルクアップを狙いましたが、未だトルク不足です。
そこで、1chのモータドライバDRV8832を使うことにします。

しかし、納得のいくほどトルクアップしていません。
時折止まってしまいます。
こちらの方もVCC-GND間に10μFを挿入します。
VREF-VSET間に50kΩ、VSET-GND間75kΩを接続してモータ駆動電圧を3Vに設定しました。
これで力強く旋回する様になりました。
但し、未だ旋回速度が速いので電圧を下げてみようと思います。

砲塔を旋回させるために、メンテも考慮して薄いプラ板のキー挿入して連結します。

今回、実施した回路図です。
一部漏れが有ったので、訂正版に差し替えておきます。
更に誤動作対策を追加しました。(2018-09-14)

今まさに台風21号の影響で、すごい風の音がしています。