ひまわり博士のウンチク

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週末は三日遅れの『長周新聞』

2016年12月20日 | ニュース

 
 オスプレイ墜落のニュースを『長周新聞』が何と伝えるのか楽しみだった。しかし、この新聞の発行は月水金の週三日で墜落事故は木曜日。金曜日の新聞が手元に届くのは、土日をはさむので順調にいって月曜日だ。
 ようやく手にした記事は、やはり期待を裏切らない。遠慮会釈なく怒り丸出しで実に心地いい。
 「副知事が『オスプレイも訓練もいらないから、どうぞ撤退してください』とのべると『政治問題にするのか』などと声を荒げて机を叩いたという。その姿に副知事も「植民地意識丸出しだ」と批判している。」
 このあたりのやりとりは、大新聞の活字になっていない。大手マスコミは誰に遠慮しているのか、何を恐れているのか。 
 

 
 「狙撃兵」というコラムがある。朝日新聞なら「天声人語」にあたる。その小見出しがいい。
 「不時着」と「墜落」と「堕落」
 ただ単語を並べただけなのに、的を射ている。「不時着」と言うか「墜落」と言うかは単に言葉の問題ではない。事を矮小化して、なにが起きても「たいしたことはない」と国民を言いくるめる姿は、まるで戦時中の大本営だ。「堕落」の象徴である。
 
 何の解決もないままオスプレイは飛行を再開した。日本政府は米軍のいうままに「納得」してそれを受け入れる。しかしそんなことを国民の誰一人納得するものか。(原発も同じだ。安全対策が不備のまま再稼働する。この国はどうなってしまったのか)
 まぶたを整形してだて眼鏡をかけ、まるで安倍の愛人みたいな色気婆の防衛大臣が、からっぽの頭で記者の質問に満足に答えることもできず、だれかさんに「◯◯◯とでも言っておきなさい」と言い含められたとんちんかんな台詞を、もじもじしながらつぶやく。
 安倍内閣とは、そんな低レベルの、名ばかりの閣僚ばかりだ。誰一人自分の頭で考えることはできない。自分を殺せと訓練された機動隊員と何らかわらない。いや、沖縄住民を土人呼ばわりした機動隊員の方が、善し悪しは別にしてまだ人間らしい。
 
 それはともかく、明日の『長周新聞』の続報が、また楽しみである。


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