ひまわり博士のウンチク

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緊急出版『安倍壊憲クーデターとメディア支配』

2015年08月22日 | 本と雑誌


『Amazon 安倍壊憲クーデターとメディア支配』
 
 自民党の若手議員を集めた勉強会で、作家の百田尚樹氏は沖縄普天間基地移設問題で、「あの辺りはもともと田んぼだった。基地の近くにいれば金が儲かるというので集まって来た」などと、戦後の沖縄について全く無知蒙昧な発言をし、さらに、「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」などと暴言を吐いた。若手議員の中からは、「企業に圧力をかけて広告を出稿させないようにすればいい」などという、憲法を踏みにじるような発言まで飛び出した。
 
 しかしこれは、限られた若手議員だけの問題ではなく、安倍政権の本音と見ていい。すなわち、日本を再び軍国主義の国にするためには、マスコミを支配し、国民を洗脳し、憲法を改悪して安倍独裁の全体主義国家を目指していると推察できる。

 本書は多くの国民が反対する安保関連法案(集団的自衛権の行使を可能にする戦争法案)をなぜ強引に通そうとしているのか、安倍政権はどんな日本を作ろうとしているのかを、豊富な資料をもとに分かりやすく解説している。
 さらには、平和な日本を維持するための会話を広げるための一助となる一冊。

『Amazon 安倍壊憲クーデターとメディア支配』