ひまわり博士のウンチク

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小林カツ代さんお別れ会

2014年04月01日 | ニュース
Katsuyosaidan

 お知らせいただいて小林カツ代さんのお別れ会に行ってきた。
 帝国ホテルの富士の間に、たぶん千人近い人が参加していて、芸能人や著名人の顔もちらほら。
 発起人は小倉智昭さんや竹下景子さん等16人。取材のカメラが何台も入って、まるでテレビ局のスタジオに紛れ込んでしまったようだった。
 祭壇には太陽のような満面の笑顔のカツヨさんの写真が飾られ、まず一人ひとりが献花をする。
 小倉さんをはじめ岸朝子さんや竹下景子さん、大和田獏さん水前寺清子さんらが次々にカツ代さんの思い出を述べた。小倉さんは献杯の挨拶で、野良猫に餌をやるのを注意したことから、カツ代さんの機嫌を損ね、仲違いしてしまったままだったという逸話を打ち明けた「なんでおまえなんだと言われるかもしれませんが、私はカツ代さんが大好きでした」とのべ、場内を沸かせた。
 「お葬式っぽくしたくないので、楽しんでいってください」という主催者の意向通り、和気あいあいとした、湿っぽくないお別れの会だった。
 会場の隅には、カツ代さんのレシピでつくった「肉じゃが」と「ママポテトサラダ」が出されていた。とくに肉じゃがは、料理の鉄人のジャガイモ対決で、鉄人陳健一氏に勝利した一品である。いただきたかったが、並ぶのが苦手で人だかりが少なくなる頃をみはからって行くつもりであったが、飲み食いしているうちにすぐお腹がたまり、残念ながら諦めた。
 手みやげの中に、そのレシピが入っていた。料理というものはレシピが同じだからといって同じ味が出せるわけではない。カツ代さんの肉じゃがはカツ代さんにしかつくれない。レシピに従ってつくっても、似て非なるもの、それが料理の宿命だ。それでも、自分の手でつくってカツ代さんを偲びたいと思う。

Katsuyonikujaga
カツ代レシピの肉じゃが。画像クリックで拡大。

 ところで、今朝お別れ会の様子を報道した情報番組に、ちらりちらりと自分が写ってしまっていた。できるだけカメラを避けたつもりだったけれど、望遠で撮られていたようだ。