フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

発音から覚える活用

2006年09月02日 12時35分16秒 | 発音
第1群規則動詞の直説法現在の活用のうち、綴りが同じなのはjeとil, elleですが、発音だけが同じなのは、je, tu, il, elle, ils, ellesと三つ増えます。
この「発音が同じ」は話すとき結構重要です。
書くときは思い出す時間もあるし、比較的落ち着いていられるのですが、話すときはなかなかそうもいきません。
向こうは待っているし、えーっと、えーっと何だっけ、je parle, tu parles, il parleなんて思い出しているの間に時間は過ぎるし、あせるし・・・。
動詞の活用はまず「発音」を先に覚えるのが近道です。

直説法現在だけでなく半過去、条件法、接続法も同じく発音を先に覚えると、かなり気が楽になります。

直説法半過去のje, tu, il, elle, ils, ellesは直説法現在のvousの活用の音に極めて近い音で発音します。

直説法現在のvousの活用語尾は口を左右に引いて鋭く発音する「エ」
半過去のje, tu, il, elle, ils, ellesの活用語尾は口を上下に広く空けて発音する「エ」

直説法現在の発音を覚えるだけで、直説法半過去も半分以上は制覇できてしまうわけです。

接続法現在のje, tu, il, elle, ils, ellesは直説法現在のils, ellesの活用の音と全く同じです。

直説法単純未来のje, tu, il, elle, ils, ellesはavoirの直説法現在のje, tu, il, elle, ils, ellesの活用語尾の前に「r」をくっつけたものを活用語尾にするとできあがり。

条件法現在の活用は半過去の各活用語尾の前に「r」をくっつけるとできあがり。

こう考えると、意外に楽にはいってきます。
しかし、問題なのは綴りをなかなか覚えようとしなくなること。
私は綴りが弱いんですよね~

参考:NHKラジオ講座入門編8月号